音楽備忘録1516 低知名度アーティスト⑰
今日は続きを紹介する前に、こんな場末でどうしてお勧めしてるかの再確認ざます。
本当に良き物なんで1人でも気に入ってくれたら嬉しいけど、そんな大それた願望が主じゃないんだ。
寧ろ大嫌いな人にこそ、嫌いでもそれなりに価値があるのを知って貰いたいん。
そもそも芸物ってのは好みと実力が全く非リンクになるのもしばしばってもんで、俺は最低の下らないのに恋しちゃうのもそれ自体は全肯定派なんだ。
けど好き≒凄い→偉いなんて短絡思考を忌み嫌ってて、そうなっては推奨者は唯同志を増やしたいとかだけでも個人の趣味を相手に強制する事になってるからなんだ。
多様な価値観が同居するには推薦を受けた側も問題で、全く理解出来ないとホントは何等かの価値があっても全否定しちまう。
とは言え誰でも特定の箇所に鈍かったりもするんで、詳しきゃ失敗しないとは限らない。
それと何でも習得にはタイミングも大事で、巡り合わせがその人時間と合ってないと次の周期が来る迄先送りなんてのも…。
だいたい杜撰大王如きが大嫌いでもこの世から抹殺なんて到底出来ず、金や流行の力で誤評価を隠蔽するのとか…おっと建設的じゃないからこの辺で止めとこう。
そんな中で出来る事と言えば誰かが言っといて、それを訊いた人が頭の片隅位にはとっとくってヤツだ。
金や流行の力だって闇雲では力が足りず、ここって箇所に投入してたから成果が上がった。
のとは対極にあるが同様に本当に価値のあるものは、少なくとも低人気・低知名度の割には長らえてるもんなのだ。
毎度の手前味噌だがSpeedkingにしても、未だ世界ではそこそこの人数が常用してる筈だ。
只今更それで真剣勝負に臨んでる者は恐らく少なく、ある程度追及してみた意見ってのが中々出て来ない。
要するに分かってる人と知らない人の溝が、どんどん深まってるのが何よりマズイのよ。
その点杜撰大王みたいなテキトーな奴の感想こそ、多分おあつらえ向きだと思うんすよ。
のでもっと詳しい人には全然及んでないけど、少し知ってる分かってる奴はあんな風に言ってたなと思って貰えりゃそれで良いんだ。
その中で通常ニーズはほぼ絶えてるが、昔じゃなきゃリアル体験出来なかったのを伝えるのが半ば使命みたいなもんと思ってるんだ。
勿論自然淘汰成分もあり、後継者無しに途絶えちまったレーベルのだとかさ。
そんなのだって何処かの誰かが敬意で模倣してたりゃするだろうけど、情報が散漫にバラけてて源を辿るのが多分難しくなってるだろうな。
その中でⅡで現役当時は一般ポピュラーのカテゴリに入ってたのに、今となっては忘れられてるのにスポットを当てて行きたいん。
杜撰大王でしかもアホガキ時代でも知れて覚えてるって、昔は何処ででも聴けて当然なくらいメジャーだった証拠には必要充分なんじゃないかな。
-つづく-
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