音楽備忘録1522 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎⓭
このテーマで粘りつつ何やら往ったり来たりな感じになってるのは、ある程度は概把握してたが杜撰大王ならではでロクすっぽ考えもしなかったのもあるん。
杜撰でアホでも音響技師的思考に則ると、この手のはバラしても弄れる箇所がちっとも増えないから纏まってた方が有利な気がしてたんだ。
又アナログの場合加工や変容には劣化が伴うが、デジタルではそれが無いっても重作業では盛大なレイテンシに晒されたりするんすよ。
デジタルでも宅にある骨董機程度ではピッチシフトやハーモナイズすると、露骨にEffect音がDelayの様に遅れて出て来んねん。
これはリソースの豊富な強力PCでやると大部軽減はしたが、それでも誰でも分かる位分身は後からやって来ただ。
っての等を角度を変えて考えりゃ、デジタルの方が実はリアルタイムが苦手って事を示唆してるですよ。
若い若しくは歴の浅い人だと「そう云うもん」でスルーしちゃうかも知れんが、アナログしか無かった時分に基礎構築が終った俺みたいなのだとかなり目立って感じるんだ。
一寸余談るがEffectorやEQの「掛け録り」って、元は劣化必須のアナログ時代のお約束からも来てん。
勿論Effectorの台数が限られるとか他に色々事情だってあったけど、録る以上の劣化を回避させるにはそれしか無かった。
それをアナログ時代の途中から俺が「後掛け主体」へ移行したのは、録音機での劣化が許容出来る程度に性能が上がったからなんだ。
そんな厳しいっつうか苦し紛れからやって来てると、劣化はしなくても遅れるんじゃ何の意味も無く感じちゃってね。
結局は愚壺政府の言い訳増税と同傾向で、ユーザーがもっと文句言って当然の権利がある基本条件なんだよ。
との思いがあるんで幾らでも改善する迄吠えっ続けたるも、騒ぐだけじゃ間に合わんかも知れんからそれなりに策は練りませうとね。
で有効度の高そうな順に候補を挙げてくと、
①録音機能に関しては独立した一体型機
②PC利用ならUSBを除く伝送方式のカードをマザボスロット挿し
のほぼ二択がよろしかと。
因みに極端な高性能PCでレジストリ迄ガンガン弄ってダイエットすりゃ、その分の改善効果はあるがね。
惜しむらくは新しいOS程「裏で勝手にやっちまう」のが増え、且つそれを停止出来ない様にしてあってな。
手前味噌でこないだ頭に来たのが、win11でのIME誤変換レポートの強制勧誘な。
設定でちゃんとチェックマーク外しとんのに、えらいしつこく要求して来んねん。
ならばと古典OSにすりゃそう云うのは各段に減るが、今度はOSの都合からPC自体の性能が抑えられちまう。
結局ⅡでPCの内部整理はそこそこで諦め、増設カード等を主軸に攻めないととなるですよ。
折角だから実施ハードルの険しいのも含めもう少し掘っとくと、アナログ入力が可能なサウンドカードが一等マシ。
最早ほぼ中古で希少且つ高額と難儀な代物だが、AD変換とか部分的にケーブル等で分割してあってもそこがUSB伝送じゃなきゃそれは大丈夫。
<おわり>
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