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2023年10月22日 (日)

音楽備忘録1528 低知名度アーティスト⑳

さてさて本日は「Rock系の」Neil Sedakaの紹介と併せ、本国若しくは世界と今劣化本邦での恥ずかしい誤認識について吠えたろ。
日本でNeil Sedakaってばロカビリー、良くて’60年代アメリカンポップスの歌手ってのが未だせいぜいだ。

確かに若くから甘い歌声とメロディで一世を風靡しはしたが、彼の全盛期はそれよりかなり後なんすわ。
担当楽器がPianoだったり歌声の高さ甘ったるさではRockとしては限界域だが、本国ヒットチャートの記録を見るとRockの時代にRockの範疇に入る曲が一番売れてたのが分かるだよ。

私的にこれに纏わる過去体験談があるんだが、それは30年近く前に来日Live行った時の事だった。
俺はレコードヲタの親友と行ったが、彼のあの’70年代の名曲の数々を1つでも多く聴けるのを期待して。

で実際聴きたいのを1曲を除き全部演ってくれたんだが、当時の回りの大多数のノスタルジー老害達はリスト中少数派の’50~’60年代の曲でだけ盛り上がりやがったんだよ。
そりゃまあお客の勝手ではありますけどねぇ、昔のったって過去にだけすがる演歌歌手じゃないのにさ。

もう少しお義理でも良いからせめて曲の良し悪しに応じて反応しろや!!、って嬉しいより怒りの方が強く来ちゃって…。
本人が性格の良い超ベテランで全て超越してたから良いものの、もしそれでパフォーマンスが低下したらどうしてくれるのよってな。

と一吠え済んだら冷静になって、この事実が良く分かる方法をば伝授致そう。
それが当時日本でより流行ってたCaptain & Tennille、Love Will Keep Us TogetherとLonely Night(Angel Face)の国内リアルタイム状況を知れば必ずな。

当時杜撰大王は耳にしてからは気に入って欲する様になったものの、そんなクソガキが簡単にいや知らざるを得なかったのはほぼ毎夕FM東京で掛ってたからなんだよ。
少なくとも当時の首都圏では他でも有名なCMに近い位、レコード屋や家電店・オーディオショップでもと満遍なくね。

その頃って今なら一種のパワハラに相当する、くいんとりっくすぅなんて英語をちゃんと発音出来ないのを面白がる有名なCMがあってのお。
その位皆が外国語に暗くてもウケてたんだから、こりゃもう曲の力の凄さしかありまへんで。

でその彼等のカバーは当時最先端のサウンドになってて、それが又曲の魅力を最大に引出しててね。
本家のだって味は良かったが、当時の一般大衆への曲の分かり易さで分家の方が明かに適してたのよ。

因みに↑で提示した1曲目、当時既に生れてたかその年代のも聴く人だったら耳にした事がありそうなんだ。
つう訳で普通ならせいぜいPopsに入れるのを、こりゃもう立派なRockだって言い張ってんのよ。

Rockっつうと今は1に容姿2に編成3,4が無くて5にサウンドで判定されがちだが、それだと恰好だけの偽物が混入しちまうんだ。
ほぼ死語のロックンロールスピリットなんてのがかつてあった様に、本来は1に精神2に曲がRockじゃないと何れメッキが剥がれるって代物なんすよ。

貢献度にそぐわぬ知名度には目を瞑ったとしても、その上違う所の人なんて思ってたら致命傷でんがな。
そんな事してて平気で居るから、曲はボロボロにしてまあまあの歌詞しか書けなくなるんでいってか。

-つづく-

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