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2023年10月27日 (金)

音楽備忘録1533 音楽に必要な高音質➍

今回は敢えて趣旨に逆らって、オーディオ的高音質になる程好結果に結び付き易いケースを考えてみよう。
聴者の従前イメージを無視するなら、新鮮味については大抵何等かのご利益がある。

っと来て早々にその場合の弱点っつうか注意点に触れとくと、生楽器等の様に源音が奏者に聴こえてしまい易い楽器では普通の録り方じゃ役不足になるのだ。
理想としては発案時点からヘッドホンなりを被って、悪俺言い「盛られ済みの音」でやってかないと思った様に加減が効かなくなったりする。

これが電機・電子楽器等だとLine収音がデフォになって来るから、一々意識しなくったって自然とヘッドホン被ったりするんだけどさ。
中でも普通に行き難いのが爆音系ので、Drumsetとか蓋全開或は取外したフルコンGrandなんかだとねえ。

日常的にスタジオミュージシャンとかでもやってる人じゃないと、より「被らないで演る」のが当り前じゃん。
長い時間を掛けて自らの手で作り上げたサウンドだったら、達人級の人だと被らなくても何とかしちゃいそうだがね。

ほんで私体験的にはGuitar・Bassの「質」が変っちまうのが印象深く、Amp→Mic収録なら1本で足りた伴奏のカッティングが2~3本追加しないとどうも存在感が希薄になるとかね。
特に新旧を混在させた際それがより顕著になるので、一般的にはなるべく揃えたりしてるみたいだな。

異世界感等の創出には全部斬新にするのも価値があるが、音楽が比較芸術なのと非打込みのメリットを活かすには新旧混在の方が有利なんだよねえ。
これに関したかがエレキ如きでも今や積年の知恵と工夫で成立してるんで、音質事情で古い手法が全滅となると応用範囲が狭まって何かと使い辛さが出て来るのよ。

結果オーディオ的高音質を優先可能なのはかなり限定的で、前回〆述の「生耳のまま」を上回らせるのには色々リスクが伴っちゃうんだ。
俺も含め皆あまり気付いて無い様だがVocalやエレキGuitarの収録に、未だ平然とダイナミックMicを使ってたりするのが1例だ。

本来現代の高音質性能を活かすにはもっと広帯域のコンデンサタイプを用いるべきだが、音源の「特徴を上手に捉える」のが結構難しくなったりする。
それとStudioコンデンサタイプは雨ざらしの可能性がある屋外では使えんから、Live時の再現性等も加味すると常時利用に難がある。

結局差はかなりあるものの完全にオーディオ的高音質を優先させてるのは僅少で、なるべく目立たぬ様にコソッとではあるが新旧混在させてるのが殆どなのだ。
お馴染み頻時クド吠えの如く音楽は比較芸術で、下手に新規サウンド100%にしちまったら何処がどう新しくなったのかが少なくとも素人には釈然としなくなる。

俺みたいな古株ですらまだ知らないのはかなりあるだろうし、存在は知ってても生実音を聴いて無いのなんかがたんまりあるでよ。
他所の星サウンドのつもりならそんなのもアリだろうが、音色でだってわざわざ浦島太郎になりたい人なんてあんまり居ないんじゃないかな。

それ故近年だと、Pianoだけは割と低加工なのが多いんじゃね?。
電子Drumもかなり発展したってのに、昔のSIMMONSみたいなハッキリそれと分かる様なのは大分ご無沙汰だ。

=つづく=

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