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2023年10月26日 (木)

音楽備忘録1532 低知名度アーティスト㉑

今度は打って変わってCreedence Clearwater Revival(CCR)と、その首謀者たるJohn Fogertyをご紹介。
この連中も’70年代前半当時には国を問わず有名で良く聴かれてたんだが、どうも日本でだけ半ば忘れ去られてしまった様だ。

その端緒にシンプルさがあった気がするんだが、Rock曲のバイブルとしては到底外せない存在だ。
今劣化本邦の文化程度の低さを痛感せざるを得なく、どうりで日本のRockが中々育たん訳だわさ。

って位容姿や演奏面で特に目立つ点は無く、しかし骨格(曲)だけで勝負出来てたからそんなでも売れたんすよ。
それと我が国の現況対し貴重なのが、初心者にもとても扱い易い処でね。

今時は凄っぽいとかある程度難易度の高い奏力が無いとなぞれもしないのばかりだが、それでは奏者に曲意識が希薄になっちまう。
一方曲や歌詞の作り手は演奏実現度をあまり考えず、そんなの同士が組んだってアメージングな化学反応なんて期待出来んですよ。

ここでも又壺主導の分断化に見事に嵌ったのか知らんが、そんなに大スター+バックの人達って構図がお好きなんですかね。
っと1毒吐いてスッキリ!?した処で、恐らくシンプルでも行ける物のサンプルが足りなくなっちゃったからなんじゃないのかなっとね。

黒発言すりゃ演奏の凄いのって、反面に曲のショボさが潜んでる危険があるねん。
そんなん言うたらオッサンおもろい演奏が無くなるやんけって、所詮どんな名演もそれが嵌る曲があってこそのものなんざます。

実際かつてあったFusionとかMetalブーム時にはそこそこ人気だったのに、今では余程のヲタ以外は全く想い出せもしなくなったのが仰山おるがね。
えっ それってCCRだって同じなんじゃない…、いいえ全然全く違うのどす。

その証拠となるのがっても最近は某国マスゴミ劣化が一段と激しいから難しくなったが、誰の何とは知らずにCCRのは
何曲か耳にした事のある人が一定数以上居る筈なんだ。
少なくとも日本以外の放送やYoutube等では今も鉄板の存在で、向うから眺めりゃ日本は浦島太郎の大量生産中って感じにきっと見えてるさ。

因みにCCRってSouthern Rockとは異なる面でCountry臭の強さはあるが、こっちの系統はRockの親がCountryとRhythm & Bluesだから半ば必然的になってるだけだ。
かなりアメリカ的ではあるが、それも単に発祥国の地産だからってだけでね。

なのでそんなのに惑わされて回避するのだけは、大損するからやめて欲しか。
あと重要なのがかなり交通整理されてて単純化してるが、Guitar奏法に於いて実質的にはChuck Berryの後継者と言って過言じゃない処。

John Fogertyの曲・シャウト・Guitarプレイって、そのどれもがRockには欠かせないバイブルになってんだ。
特にRockだから・だったら、こんなシンプルなのでもアリになるって点で。

-つづく-

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