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2023年10月29日 (日)

音楽備忘録1535 オーディオ等のスペック偏重に潜む罠③

恒例の補遺から参るが、前2回に「40Hz~」とあるのでちょっち例外的に正確だった場合もあったヤツを。
今更思い出したその実体験は、普及価格帯のワンポイントステレオMicでげした。

件の主はエレクトレットコンデンサタイプで公表値50~12,000Hzとなってて、強欲な杜撰大王は16,000Hzは無理でも14,000Hz位ならお得意!?の無理くり作戦を施しゃ気持ち拾えるかもと昔思ったんだ。
実際に他のでギリギリで足りない際にそんなので窮地を脱せたケースもあったんで、上手く行ったら儲けもんと柳の下の2匹目のドジョウを狙って挫折と…。

これの敗因は他の電子部品は全然余裕でも、肝心のエレクトレットコンデンサユニットが本当に圏外だったんだ。
圏外でも各種メータやテスタ等の針は少しは振れたんだが、音としては雑音としてですら全く聴こえないって怪現象が起きてたのよ。

ので最初は電気が来てるなら捏ね繰り回しゃ聴こえるかと色々試したんだけど、遂にどうやっても全然音にはならず仕舞い。
のをよく考えてみるとスピーカで振動板が動いても音にならないケースを思い出し、このユニットのエレクトレット振動板が追従し切れてないらしいって結論に至ったんだ。

過半数のはスピーカもMicもアナログの極みみたいなヤツなんで、↑みたいに急激に扱えなくなるのは少数派だがね。
でもそう云や電気楽器用ウーハなんかには、超高性能フィルタより急峻な再生周波数特性になってるのも珍しく無かったっけね。

だからこそバーチャル回路を組むのに四苦八苦してる訳で、デジタル全盛時代だからってアナログを舐め切れない部分ですわ。
わ兎も角同じ数字ですら実際異なる部分迄の表記が困難なんで、現物計測グラフが添付されてないヤツには夢は一切見ない方が無難かも。

さて関連性のある次のフェーズへ移動するとして、周波数特性にしても歪み率等にしても「その値になる」電圧や電力に気を付けないと又もや泣きを喰らう。
ある程度以上の製品では入出力○○dB時とか○○W時と書かれてて、それがニーズと掛離れてると買った後でこんな筈じゃになったりするんだ。

一般思考として入出力共々最大限界に近付く程性能低下しそうってのは間違いじゃないが、電気・電子機器には案外極小レベル域にも苦手な性質があるんざます。
大きい方の限界近くでは底突き頭打ち等の可能性が高まるが、小さい方にも「正規に動き切れない」場合があってね。

これは主にアナログの弱点でその為に昔のTASCAMのMixer Fader等には、最も性能が出る範囲に網掛けプリントしてあっただよ。
そしてこれは想定用途と掛離れた使い方をした時起こり易く、特にそんな場合はスペック読み取りから普段より注意レベルを1段上げた方が良いのだ。

物次第で想定外対応力にはかなりの差があって、何かに特化させてるの程想定外には弱い。
のがスペックも抜け目なく解読すると、何処かにそれが現われてる事も多いんだ。

=つづく=

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