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2023年9月12日 (火)

音楽備忘録1488 低知名度アーティスト⑩

私感で最重要と感じてるからの一発目Southern Rockだったが、今度は海を渡って英のを紹介しよう。
欧州では米みたいに広大では無いせいか、Live遠征の頻度に低目傾向が拭えない様だ。

その為グループ平均寿命が短めに、その関係から総作品数も少な目なのが多い感じがする。
っつうかそもそも人口からして少ないんだから、Southern Rockみたいなムーブメント形成にも至り難い。

のでGlam Rock等の大枠位でしか明確な分類が出来ないが、それを差し置いて提示しときたいのがPilotってBandだ。
本体はアルバムで4枚の活動且つ期間も短めだし、俺言い「女子供ウケ」のPopな作品が主体だったからか一般の評価もかなり低い。

んが彼等こそが本格派と商業派で袂を別った旧Bay City Rollersの片割れで、本体以外でも若干地味乍ら英音楽界ではかなり重要な仕事が多かったんだ。
その中で最も分かり易いのは、DrummerのStuart Toshがあの10CCへ行ったのかな。

けど俺が重視してるのはLead VocalとBassのDavid Patonで、まあ元はと言やFlat張りリッケンのピック弾きサウンドが発端なんだけどね。
リッケンって少なくともFender系程ポピュラーじゃないし個性も強めなんで、Band系以外ではアルバム単位で使われる事の少ない楽器。

にも拘わらずKate Bushのファーストアルバムでは全部になってるし、時期的にはかなり末期のFlat張りなのも凄く印象的だったん。
音色の良さもだがフレージングが実に秀逸で、これはリアルタイム体験でずっと記憶に残ってたんだ。

等と言うからにはPilotの方は露骨に後追いなのがバレてるが、シングル曲単位では1曲だけ出た当時に耳にしてたんだ。
でこの2つのの楽器と人が全く同一だったんだが、リッケンベース(Flat張り)使い本家McCartny師匠以外では恐らく最も上手な使い方をした1人だったんじゃないかな。

この「メロディアスなBass」には日本じゃ少々賛否があるみたいだが、久々出「本名はBass Guitar」なのからしたら寧ろ特権なんですわ。
Bassパートの古い伝統だけからしたら異色だけど、ウッドBassやTubaじゃ中々メロを扱うのは困難だからな。

のとそれ等を主用したアンサンブルでは、他に近い音域でメロれる楽器も大抵は入ってたんだよねえ。
のを格段に小規模編成で賄うのなら本来はエレキBassは1本で、状況に応じて↑2つを弾き分ける必要がある筈だったんすよ。

近年じゃ「それじゃあGuitar弾(び)きで邪道だ」なんて老害発言はだいぶ鳴りを潜めた様だが、Jazz系Big Band等「オケの常識」に捉われた他この手を幾らも聴かないのが悪かったんじゃないかな。
わさて置きBassがメロディアスだと曲に貢献するのが、Popな曲程カラフルになる事だと思うんだ。

その典型を具現化してると思しきが、杜撰大王にとっちゃこのPilotなんだす。
加えてBassでは音域の低さから和音を担当させるには著しい制約があるんで、せめて裏メロ程度は演ってくれんと編曲家には負担になるんだ。

-つづく-

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