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2023年9月 5日 (火)

音楽備忘録1481 跳ねるの薦め➋

って事って跳ねないBeatでわざと跳ねさせるの説明行きますが、実際にはもし僅かに跳ねてても気にしない・没にしないって方が適切なのかなぁ。
かつてのMetal系等で良く登場した硬質なジャンジャンジャン、皆で一斉にバッキング演る時とかは確かにあまり跳ねると軽薄になってイカン。

けどそんなのですらコードの変わり目やシンコペーションの箇所では、機械的リニアに刻まない方が好結果が得られるケースが多いんだ。
どんなに音色を似せても打込みだと中々その筋の達人みたいな迫力が出なかったりするが、そう云うのに本件は大きく関わってるんすよ。

才能(向き不向き)や体質に依って大部差はある・出るだろうが、私体験からすると機械リズム(Click等)から入ったりそれを絶対視しちうとこの件ではひぜうにヤバい。
実際の一定水準以上のリアルアンサンブルを体験すると、大して意識して無くてもノリやキレで瞬間的に打込み等をあからさまに凌駕する事があるねん。

古いがその典型例の1つにSteve Gaddのオカズ、俺言い「タッタラコトン」を提示しとこう。
一時期神扱いだった達人のそれは当然キレその他最高峰だったが、それ以上に他とは一味違う独特な感じがあってねぇ。

このフレーズJeff Porcaroの俺言い「タタトン」と共に、一時期は大流行して猫も杓子も状態だったから奏者比較がとってもし易いんだ。
その時期現役だったら余程の変わり者以外どっかで演ってるから、凄く色んな感じになるのがあったんよ。

で私感としてはそれ等の7割方は打込んだ方が恰好良くなったが、後の3割がリニアタイミングだと音色や強弱をどうこね繰り回しても本家のに全く及べなくてさ。
因みにGaddヲタだった従兄から手順を教わって俺もなぞれる様にはなったが、中々本家や分家(従兄)のにあった恰好良さ(キレ)が出てくんない。

でⅡでその原因をプチ検証してみると、俺を筆頭に付け焼刃模倣組の面々は厳密には叩き切れて無かったんでしょうな。
この手の半小節以内に細か目な音符の集積してるのって、他のより多少リズムが曖昧でも楽曲には悪影響を与えないもんでな。

だから合格だけを目指すとそんなで行けちゃって、しかしそれ自体の精度や完成度を追及し出すとホントはもっと高難度な代物だったのよね。
でⅢで掘り返して行くとフレーズ自体はGaddが始祖では無くて、既にJazz全盛期に一部であったんだ。

只それ以前にGaddのみたいに聴こえる叩き方は誰もしてなく、要はフレーズよりタイミングの取り方がオリジナルだった訳よ。
彼以外で一番近いとしたらIan Paice辺りと思うが、共通項としては3連系のが得意な処か。

Gadd先生ああ見えて軍楽隊出身だそうだが、やはり全盛期の一般印象としてはLatinテイストだ。
恐らくLatinのノリからインスパイアされてるから、微妙にノリやニュアンスが独特なんだろうね。

Latinって深掘りしてくと民族音楽そのものなんで、到底並の打込みなんかじゃ最もトレースし難い代物でっせ。
今世界の主流を占める欧白人の楽譜や譜割りルールはとても便利で有用だが、世界のリズムバリエーションからしたら極狭い一部しかそれだけじゃ賄えないんだよ。

=つづく=

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