音楽備忘録1485 跳ねるの薦め➌
さて民族音楽だなんて急に範囲を拡大したかに思えるが、綴っといて杜撰大王はロクに聴いちゃ居ない。
いやぁ無責任だなぁじゃ無くって、聴く側で余計な障壁をわざわざ設けてたらバカバカしいってだけの話しなのだ。
かつてReggaeが一大ブームになった時だって、大半の模倣者は上澄みをちょいと失敬しただけだった。
ので暫く経ったら何処かに殆ど消えちまったが、ローカリティの強めのはやはり生活習慣等の差で物珍しさに終始する事が多いんだろう。
只私的にはそれだけが原因と考えておらず、譜割りだけでノリをちっとも取入れなかったのも大いに災いしたと思ってんだ。(ある程度取入れてたLatinは過去にもう少し長持ちしてたよん)
JazzからRockが生れた頃は、今より譜面の読めない人の支持が集中してた節があってね。
決してマスターするのが楽な代物じゃなかったのに、自由が多かったのと併せて大普及したのもあるんじゃねっと。
で広まった原因はどうであれSwingの独特なリズムは、従前の譜割り理論では再現不可だけど生き長らえたと。
それが時代が下るにつれ今度は譜面駄目でも打込みとかが普及して来て、大衆がリニアなリズムにだけ慣れて偏寄が進んでると思うのよね。
つまり昔なら譜面非依存派は非リニアリズムに抵抗感が無かったのが、今では違和感を覚えるだけの人が多くなっちゃったんじゃないかってね。
だが音楽の4大要素をリズム・コード・メロ・歌詞と仮定するならば、最低でもその¼を端っから捨てたら弱体化すんねんな。
因みに↑で恐らく今劣化本邦の常識には逆らう順にしてあるのは、音が音楽として成立する条件に基づいたからだ。
ここでのリズムってなBeatとかご大層な段階じゃなく、音符の長さと考えとくれ。
要するに音の鳴ってる時間とタイミングを最低限指定しとかんと、どうにもならん場合があるのよ。
極端な話しその曲に使われる音全部を一遍に鳴らしたら、唯の雑音にしかならんでしょ。
又一般感覚からしたら明確な音程が無いと音楽認知には満たないだろうが、アホガキ杜撰大王の過去述「チーチキ病」みたいなのは本当にそうだったら決して起こり得ない現象でんがな。
因みにⅡで一々過去のを読みたくない人向けに簡易解説しとくと、Stevie Wonderの迷信って曲に嵌ってそのIntroを口ドラムで再現して悦に入ってたって話しね。
現在で最も認知度の高いのだったら、「ドンドンパン、ドンドンパン…」じゃないかなぁ。
こないだ映画になったQueenのWe Will Rock You、認知の仕方は色々だろうが何かCMでそんなのあったかも位は田舎のジジババでも知ってる人いるんじゃね?。
Queen登場以前だったら、日本ではドンパン節一択だったろうがね。
どっちにしろ類例は決して多かねえが、直には思い当たらないだけで昔からやっぱそう云うの全然あったじゃん。
因みにⅢで謎を残さん様にコードを第2要素としてるのは、BeatlesのA Hard Days Nightみたいな曲を特定する一発要素なんかに使われる事もあるからよん。
リズムでもメロでも歌詞でも数音鳴らないと区別が付ないが、和音を吹鳴1音と考えると音程方面で最も最短で判別が付くのはコードなんだ。
ほいでドォンと戻ってリズムパターンだって全てとなりゃほぼ無尽蔵だろうが、聴き易いのとなると結構限られて来る。
その内聴き易きゃ演り難いのも容認すると、つまりノリを自由化させるとリズムの個性が蘇るって寸法なんざます。
そうしとかないと最良75%止まりなのを、100%には持ってけないんじゃないかな。
=つづく=
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