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2023年9月16日 (土)

音楽備忘録1492 低知名度アーティスト⑪

続いては前回出Glam Rockの中から、T-REXとDavid Bowieを取上げよう。
って順番が逆と思う人が多そうだが、杜撰大王としてはこれで良いのだ。

今迄だってグループばっかでソロの人が少ないのは、伴奏を中心に共演者次第でかなり変わっちまってるのが多いからだす。
バックの入替えがあっても○○サウンドを比較的堅持してたのって、James Brownとか全盛期のAl Green位じゃないすか?。

でDavid Bowieについては活躍がGlamに留まってないのもあるし、容姿や衣装を不問にしちゃうと案外オーソドックスなのが多いんだ。
にも拘わらずここに出したのは、編曲面で随分攻めてると感じた曲があったからだ。

’70初頭頃ってアナログシンセとテルミンみたいなの以外本当に新しい音の楽器って未登場で、録音音質にしてもどんどん向上はしてたけど今と比べりゃやっぱりチープ。
多分そのせいで編曲面で何か斬新な事をしないと、抜け出せなかったと思うんだ。

それが如実に現われてたのがStonesのカバー曲、Let’s Spend the Night Togetherだ。
本家のも名作には違いないが歌詞や題名からしたら一寸のったりし過ぎだし、何だか田舎臭さがあった。

のを今夜は六本木でオールみたいな風へ見事に変身させてて、少なくとも当時は斬新でとってもカッコ良かったんだ。
一方本命のT-REXはったら独自の世界観が先ず語れるだろうが、シンプル且つ比較的オーソドックスなリズムだけどそのノリの良さが他を圧倒的に凌いでたんだよ。

日本の一般評ではMarc Bolanのギターのローテクぶりが揶揄されてたが、何処から彼等のノリが生れてるのかを軽視した結果だろう。
と両者俺評価に共通なのはリズムのノリが至高だった点で、大多数に最も印象的であった筈の容姿や衣装が全く入って無い。😵

彼等だって当時はアイドル性もあったから売れたのは間違い無いが、実際には音的な面でも拮抗いや寧ろ上回る事を実際はやってたんですよ。
何せその頃にはレーザーカクテル光線を使ったド派手舞台とか、果てはインスタ画像での盛り加工とかそう云うのは一切無かったんでね。

幾ら今で言うビジュアル系の始祖みたいなのでも、絵面だけじゃどうにもならなかったんだよ。
そして純粋な編曲でも頑張ってるがノリが最良になるテンポ設定とか、奇抜な外見とは裏腹にもっと根源部分から考え抜かれてたんだ。

考えるったって頭より体で考えたんだろうが、そこ迄フィーリングを重視したのは珍しかったかな。
その結果実はそんなに速くはしてないのに、スピード感とか勢いの面でかなり秀でてたんだよ。

次回述のThe Sweetは実際に高速化させてもいたが、万人に聴き易いのはスピード感だけを調整してたこちらの方だろう。
Glamを当時のポップカルチャーと位置付けるなら、Sweetは一寸範囲が広過ぎる。

-つづく-

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