音楽備忘録1483 代用出来るか否か⓮
太鼓関係の代用で少しDrummerへの負担を増してる気もするが、大抵は音程は司らなくて構わない点では楽をしてるとも看做せるんだい。
って音程があったら必ずしも大変でも無いけど、リズムパートの柔軟性が上がると演れる曲が格段に拡がるんすよ。
拙ブログでは折に触れこれに纏わるのを紹介して来たが、例えばピック弾きBassでだって一工夫すりゃFunkとかを全然演れる。
それと同様にDrumsetも使い方次第で、現行標準よりゃホントの応用範囲は断然広いんだわ。
今日日はエレキ類ではすぐストンプを持出しての対処が殆どだが、それで出せる色々はどうしたって在り来りで個性や独自性にはとってもマイナス。
過去比較にならん程ストンプの種類等が増えたとは言え、ツール依存率が高くなる程何処かの誰かの一部と同じか近似な音色になる確率は高くなる。
にも拘らず太鼓のブランドやモデル数は↑より遥かに少ないんで、ある意味独自の変態的な叩き方でもしないと似たり寄ったりになり易いん。
処が変態ったって曲に合わなきゃ駄目・歌物では乱打厳禁等となると、奏法だけの工夫には限界がある。
そこで是非再考して欲しいのが、ジャンルに特化させ過ぎないDrumsetだ。
自体験で言うと過去に自ニーズからガチガチミュートを施してたが、そうしとくと頻度は少なくても豊富な倍音が欲しい時にそのままでは行けなくて一寸困った。(ガムテべったりぃの糊が半乾きで剥がしても残る😓)
そんな際大抵は代替手段を模索するが、そうしてく内に奏法にも望まぬ偏寄が積算してく。
その挙句何時の間にか曲に対して自身の第一候補が、楽器の状況に合わないだけで試しもせず却下となっていたんだ。
この件で参考になるのが生Pianoで、外装は兎も角音に関する機構自体はどのジャンル用でも完全に同一なままになってる処だ。
現況生ピは最も汎用性が高い位置にあると思うが、それはジャンルに対しニュートラルポジションを未だ堅持してるからだろう。
一見斬新なツールを多用するこっち系でもベテランになる程、録音では定番やビンテージの使用が多くなるのは行き過ぎた特化が原因なんじゃないかな。
要するに俺様がこれから色々細工するんだから、道具(音楽の場合は楽器)のお前が勝手に音を創るんじゃねえみたいな。
それと同じ様にその時点だけの最良に忖度すれば、汎用性を犠牲にしてる事が多いのよ。
ので半老害杜撰大王の見解としてDrumsetでのプチアブノーマルプレイは、寧ろ代用手段と断定しちまう方がそれこそ代用だと思うんだ。
例えばどれかがRim Shot不可な状況にしてたりってのって、エレキならボリウムポット非搭載みたいなのと同列ではないのかと。
今主流の使用法では確かに滅多に触らなくなってるけど、太鼓だとGuitarみたいに簡単に持ち替えたりは出来ないんだからねえ。
=つづく=
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