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2023年9月30日 (土)

音楽備忘録1506 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➒

さて「レイテンシの固定化」なんて誰も言いそうにない語句が出たが、呼称はどうでも良いが最低でも明確な法則性位持たせられなきゃ人力では対応し切れんのどす。
もし僅かなタイムラグが常に許容されるなら、瞬時反応で賄えなくないかも知れんがね。

どのパートが牽引役になるかは多少流動があろうが、誰かどれかが先んじられないと例えばテンポがどんどん遅くなってったりするですねん。
過去に一寸下らない挑戦だけど、誰が一番重いか選手権みたいなのをBand単位で試した事があってさ。

全員が先頭に出るのを嫌がったら、ホントに際限なく遅くなってったんだ。
そこから重いの真意は、先頭に出ても軽さを感じさせない事だってのを思い知ったんだよ。

ってのから逆算すると、やはり全部が遅れてては正常なノリやリズムを構築するには無理がある状態なんよ。
それも出来ればどの箇所で切り取っても、「誰か遅れて無い奴が居る」状態じゃないと流れがおかしくなると。

でその上で現状を客観視すればもしかしたら、ズレがバレ難くなるからやたらハイテンポになってってる恐れがあるんすわ。
以前述の如く限界迄テンポを高速化すると、終いにはノリがどうのはおろか追従させるだけで精一杯にっつうのがあったべ。

それを魔用すりゃノリ表現が出来ない瑕疵を、バーチャル正当化するってぇか一応誤魔化せるじゃん。
そう云う悪作用の可能性がある限りは、やっぱレイテンシをほっといて容認するのは非常に危険なのだよ。

特に原子力発電所みたいなのと違って(今劣化本邦のは全然制御し切れて無いが💦)、自由な芸術の世界じゃ比較にならないリスクにすらなり得るよ。
そこでせめて「付合える相手」とするのが第一歩で、1つの理想として1拍ズレなんてのが考えられる。

現実には曲テンポが異なる時点でもう無理だが、蛙の歌が…等輪唱みたいなのだと思えば何時迄経っても全く合せらんない奴なんて先ず居ないからね。
その観点に立つと下手に闇雲に短縮するより常に明解な方が助かる訳で、変動の無い方が大切な気がするんだよ。

例えば目盛やガイドが無いとかので合わせるのに、掛け声が付く事ぁあるが餅つきなんてのが昔からある。
それをこの国じゃ阿吽の呼吸なんて、妙に文学的に過ぎる表現ばかりしてるけどさ。

突き手が無理無く動作を繰り返せてるのは、一定のリズムに「乗って」やってるからってのもある訳じゃん。
それを証明するのにわざとノリの無いor悪いコンビにやらせて、いてててなんて一寸サディスティックな光景を見てみたい魔心もあったりして。😵

わ兎も角ランダムに不安定ではタイミングが何処でどうなるかは全く神頼みに等しくなりそうだから、それじゃあノリなんて追及するだけ無駄んなっちまうやんけ。
これを容認するなら一種の立派な差別で、ノリが売りの人だけが損するシステムかもよ。

<つづく>

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