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2023年10月 1日 (日)

音楽備忘録1507 Rockは反体制について②

続いてRockは反体制の証拠パートⅡとして、俺との関わりを僭越乍ら語らせて貰おう。
杜撰大王のケースとしては、あまりそう言いたくはないが多分肉体的コンプレックスが端緒だわ。

幼少時ウルトラマンや仮面ライダーを見て皆と同じ様に憧れはするが、脆弱で小さい体では夢を見るだけだって平均的な人より遥かに厳しいんだ。
なので半ば必然的にデカいヒーローよりゃ、小柄なのが現れるとそっちへつい肩入れしたくなってたな。

それだけじゃなかったがマンよりセブン、1号より2号に親近感が湧いた背景には間違い無く小型って要素も入ってたよ。
加えて3等重役の坊ちゃんって境遇が何とも中途半端で、他人への振舞は坊ちゃん然が要求されるのに自身の境遇は庶民と何ら変わらんって矛盾が堪らなかったんだ。

確かにもっと貧しい人よりゃかなり恵まれてるのは分かるが、共感って部分では類似者が僅少だから心理的孤独はかなりのもんだったで。
それがRock自体が社会的最下層とは言い難いが、却って半端なせいで全く着目されない層ってのに合致しちゃってたんでせう。

今劣化本邦でそれに近い多数派としては、必然性のある承認欲求の強い人なんかが相当するのかな。
単なる目立ちたがり屋では無く、その場所でしか目立てる可能性が無くてやたら躍起になってるとかさ。

所謂右翼・左翼みたいな典型的一部分反社な人には、軍歌とかFolkなんかが以前からあった。
貴族には宮廷Classicが、庶民には歌謡や民謡がやはりあった。

だがそんなカテゴライズからは漏れる層も実社会には当然居て、要するに一種の隙間産業からスタートしてんねん。
それ故反体制と言っても一般典型論なのとは一寸毛色が違って、大儀の為には生活苦も辞さないなんてのは全然入ってねえんだ。

寧ろ並の生活を阻害する全てには超攻撃的で、従前の主義・思想の何処にも含まれて無かった視点に初めて焦点を当てたんだ。
一例としてElvis Presleyで有名なCarl PerkinsのBlue Suede Shoes、精一杯見栄張って買ったまだ新品の靴に傷付けるのだけは勘弁してって。

恐らく当時のチャラ男にとっちゃお洒落の象徴的存在だから、物より精神的ダメージが半端なかったんだろう。
こんなのくすぐるのはもう止めてなんてのと大差無い些細な事だが、実際腹筋が限界に達してたら誰だって堪えられないじゃん。

そんな風にイデオロギーとかとは掛け離れた箇所での反体制が中心なのと、まぐれだったのが当たっちゃって巨大産業化したから非認定されたりしてんだろうな。
何れにせよ何らかの不平不服や不満が原動力になってたのは確かで、本気で思ってる連中が叫んだり掻き鳴らしてたから大して上手くも無くても説得力が生じてたんすよ。

この気持ちを比較的ダイレクトに音に託す部分は、祖先のBluesから継承している。
一方でチャラい部分はCountryから継承してて、その軽薄さのせいで反体制色が後年は分かり辛くなってるんでせう。

+つづく+

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