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2023年9月

2023年9月30日 (土)

音楽備忘録1506 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➒

さて「レイテンシの固定化」なんて誰も言いそうにない語句が出たが、呼称はどうでも良いが最低でも明確な法則性位持たせられなきゃ人力では対応し切れんのどす。
もし僅かなタイムラグが常に許容されるなら、瞬時反応で賄えなくないかも知れんがね。

どのパートが牽引役になるかは多少流動があろうが、誰かどれかが先んじられないと例えばテンポがどんどん遅くなってったりするですねん。
過去に一寸下らない挑戦だけど、誰が一番重いか選手権みたいなのをBand単位で試した事があってさ。

全員が先頭に出るのを嫌がったら、ホントに際限なく遅くなってったんだ。
そこから重いの真意は、先頭に出ても軽さを感じさせない事だってのを思い知ったんだよ。

ってのから逆算すると、やはり全部が遅れてては正常なノリやリズムを構築するには無理がある状態なんよ。
それも出来ればどの箇所で切り取っても、「誰か遅れて無い奴が居る」状態じゃないと流れがおかしくなると。

でその上で現状を客観視すればもしかしたら、ズレがバレ難くなるからやたらハイテンポになってってる恐れがあるんすわ。
以前述の如く限界迄テンポを高速化すると、終いにはノリがどうのはおろか追従させるだけで精一杯にっつうのがあったべ。

それを魔用すりゃノリ表現が出来ない瑕疵を、バーチャル正当化するってぇか一応誤魔化せるじゃん。
そう云う悪作用の可能性がある限りは、やっぱレイテンシをほっといて容認するのは非常に危険なのだよ。

特に原子力発電所みたいなのと違って(今劣化本邦のは全然制御し切れて無いが💦)、自由な芸術の世界じゃ比較にならないリスクにすらなり得るよ。
そこでせめて「付合える相手」とするのが第一歩で、1つの理想として1拍ズレなんてのが考えられる。

現実には曲テンポが異なる時点でもう無理だが、蛙の歌が…等輪唱みたいなのだと思えば何時迄経っても全く合せらんない奴なんて先ず居ないからね。
その観点に立つと下手に闇雲に短縮するより常に明解な方が助かる訳で、変動の無い方が大切な気がするんだよ。

例えば目盛やガイドが無いとかので合わせるのに、掛け声が付く事ぁあるが餅つきなんてのが昔からある。
それをこの国じゃ阿吽の呼吸なんて、妙に文学的に過ぎる表現ばかりしてるけどさ。

突き手が無理無く動作を繰り返せてるのは、一定のリズムに「乗って」やってるからってのもある訳じゃん。
それを証明するのにわざとノリの無いor悪いコンビにやらせて、いてててなんて一寸サディスティックな光景を見てみたい魔心もあったりして。😵

わ兎も角ランダムに不安定ではタイミングが何処でどうなるかは全く神頼みに等しくなりそうだから、それじゃあノリなんて追及するだけ無駄んなっちまうやんけ。
これを容認するなら一種の立派な差別で、ノリが売りの人だけが損するシステムかもよ。

<つづく>

2023年9月29日 (金)

音楽備忘録1505 跳ねるの薦め➑

今回は適性について考察してくが、やはり各ノリに対しての体質的一致・不一致の影響はかなり大きい。
のでそのノリの典型を標榜するなら、適性は決して無視出来ない。

運悪く体質と好みが合わなかったら諦めるのが近道だが、限度はあれど全く体質改善が不能って訳じゃないんざます。
例えばReggaeしか無い国で海外へ行けない事情があってそれでも音楽したいとしたら、非効率でもそんな方法を追及してくしかない。

そんな境遇に追い詰められたら凄く大変だとは思うけど、持病の都合で体質改善が必要になるケースとかあるからね。
既にここ迄で「非効率」「凄く大変」等ネガティブワードが連発してる様に、どんなに頑張ったってkingやAceには到底及べない。

だがそんな人達と問題無く合奏出来る程度になら、必ず誰でも何れは到達出来るのが疾患関係のより遥かに救いがある処なのだ。
跳ねを動的に可視化して最も身近なのは足でやるスキップ等で、これが苦手な人もそこそこ居るが慌てない慌てない。

杜撰大王ですから成果の程は知れぬが、きっと1回に限定したら全く出来る様にならない奴は居ないよ。
それをキッカケにして物凄くゆっくりとなら恐らく続けられる様になり、ってとてもそれだけじゃ跳ねてる実感は得られないだろうけど。

んがDrumでは定番練習法の「加減速」を使って行くと、少しは打開出来るんじゃないかな。
俺の場合太鼓では連続フィンガーリバウンドストロークが超昔から大の苦手で、両手シングルの連続が未だ覚束ない。

とは言えこないだたったの1回だけだったけど、もしかしてこの感触かってのがあって今はそれの再現に苦心してる。
先行き不透明も「指主導」の感覚らしきものは、以前よりはそれで体感出来たんだ。

Drum以外でも楽器の演奏って結局は体操等と近似の肉体労働なんで、なるべく体で感覚を掴めた方が早期に実用化に繋がるみたいだ。
ので跳ねに関しても一寸アホらしいかも知んないが、ホントにウキウキ浮れて奏でてみるのが杜撰大王的には第1推奨なんだ。

そもそも音楽って感性芸術なんでわざわざこんな事書く方が変なんだが、インスタント上達を狙い過ぎて表面的な技術だけ会得するのが悪流行りしてるんだよねえ。(マニュアル過依存の一種か)
私的にそれで最も犠牲となってるのがノリや音色で、フレーズのみ模倣してもノリや音色が足りないと殆ど無効化しちまってんだ。

音楽はノリや音色が一定水準を越すと興味を抱かれ、その先も聴こうとして貰えるって「構造」は変わってないし未来永劫変えられそうにないのにな。
結局そこに手を付けずに仮上達って、商業目的のみのコンテストや音楽教室に皆騙されてるだけなんじゃね?。

敢えてそこ迄言わず性善説を盲信しても、効率が悪くなるのだけは確かだ。
人次第じゃノリや音色の獲得の方が大変だったりもするだろうが、基本的なノリや音色はフレーズより格段に応用範囲っつうかほぼ何時も使うもんだからねえ。

=つづく=

2023年9月28日 (木)

音楽備忘録1504 低知名度アーティスト⑭

再び米に戻って今回は随時出のThe Isley Brothersへ行くが、日本ではDJやR&B関係以外の人には初期のTwist & Shout(純粋コーラスグループ時代)のイメージだろうか。
それ自体は間違っちゃいないんだが前出Neil Sedakaと同様、実際の全盛期は自前Rock Bandスタイルになってからだったんすよ。

初期ヒットのShoutとTwist & Shout、曲としては名作だしその頃だって中々良かったけどね。
しかし何分かなり若かったから独自性の追及がまだ本格化しておらず、所詮はドゥーワップを下敷きにしたコーラスグループの域を出てなかった。

のが変化し出したのは下の兄弟と従兄の参加で、彼等が楽器やサウンドにも強い興味を持ってたのが飛躍のキッカケになったんだ。
因みにJackson 5だって自前演奏のも増えてったし、こっちでも後年フィンガー5なんかが続いては居たけどさ。

雇用側もあらかたのファンもコーラスグループの位置付けのままだったし、本人達の編曲面等では目立った成果は出てなかった。
とある意味区別するからには明確な違いがIsleysにはあり、金管類不使用のグルーヴミュージックってのが独自新規開拓だったのよ。

しかも全盛初期にはBassのMarvinはスラップも抜きで、当時形から入る人だとさぞかし面食らった事でしょうな。
Funkって味的にはJazzと近くなさそうだけど、実際にはPop Jazzと呼んでも構わない位近かったんだ。

それが証拠ってんでもねえし親びんの趣味もあったろうが、あのBuddy Richなんかが随分積極的に取り入れてた位にさ。
それを最も体現してたのがTower of Power等で、要するに殆ど編成の規模が違うだけだから演り易いし似ても来るわな。

普通はそうなる処Isleysは従前は居た主役級の管を廃すわ、他のそっち系で使われてた奏法も殆ど不使用でご機嫌なグルーヴを実現しちゃったんだよ。
それに加え全盛中期からのChris Jasperに依るシンセ多用が当時としては異例で、多分今色んなジャンルでの使われ方の多くの源泉になってるよ。

そしてそれは歌物ポピュラー系での電子音楽のその後の発展の源でもあり、この点については本当に評価っつうか知ってる奴が少なくなって嘆かわしいわい。
オッサンがこれを敢えて力説するのは、1例を上げれば所謂シンセストリングスの音色をほぼ使って無い処等だ。

’74に当時超有名だったSolina String Ensembleが出る迄、電子鍵盤には今みたいなポリフォニックのはまだ殆ど無かったんだ。
それへBandじゃ鍵盤奏者は独りな方が圧倒的に多いんで、猫も杓子もSolinaに飛び付いたんすよ。

結果ソロやメロ時のモノシンセ(2,3音に増えるのはあったが)以外、入れるなら先ずはストリングスって状況を来してたんだ。
結果Ⅱでそんなに誰もが一斉にやったもんだからブームが去るのも比較的早く、サンプリングシンセが出る迄シンセを使用停止にする連中も少なくなかったん。

今ではノスタルジー以外でも少しは復活してるけど、白玉用だからストリングス系の音色って呪縛に嵌ると使える曲が限られて来る。
本当はそんな縛りは無用だったんだけど、俺もIsleysをちゃんと聴くのがだいぶ後年になったせいで色々と…。

-つづく-

2023年9月27日 (水)

音楽備忘録1503 Rockは反体制について①

暫く前に従兄のX(旧Twitter)で紹介されていた、現在は高校の音楽の教科書にロックヒストリーの樹形図が載ってるのを知った。
残念乍ら一部分類に誤りは見られたが、杜撰大王世代からしたら正に隔世の感であった。

だが市民権を認められて喜んでばかり居られなかったのは、文化的背景の説明がとっても薄弱だったからなんだ。
昔から少なくとも第2次大戦後の日本は何かとスペック偏重な処があったが、登場の必然性とか最も重要な部分に触れて無いんじゃ何も意味ねえんだよ。

物事へ内容から入るのと形から入るのの2種類あって、単純にどっちかを否定したり優劣を付けるもんじゃないけどさ。
只形から入るのがデフォな地域や民族性なら、その弱点特に教育の場では最大限の注意を払っとくべきなんじゃないかな。

もし学びの深度が浅い処で止まったら、登場必然性等は全くちんぷんかんぷんのままで終っちゃうもの。
そしたら例えばKISSの恐カッコ良いのとか、今だとゲームやアメリカンコミックスだけからの引用と誤信しそうだ。

等と偉そうに語りつつ俺自身当初は何も知らず分かってなかったが、でも唯者では無いその容姿・音等の雰囲気から何となく察してはいたんだよ。
勿論芸能界の代物には暗そうでホントは能天気に明るいとか、そう云うのはあるだろうけどね。

けど迫真の演技が真の説得力を得るには、何かしらの原体験みたいなのが必ずあった筈なんだ。
殆どはハッピーな人生でも、一度位もう死ぬかと本当に窮した事があったとかさ。

で実際には差別で虐げられてた黒人とか、白人でも貧困層や理不尽に晒され続けてたとかそんな連中から始まってたんだ。
黒人(主に米)は被差別や理不尽に対しBluesやSoulとしてその叫びを上げてたが、白人で社会から落ちこぼれた奴等にはそれに相当するのがまだ無かったんだ。

全く酷い目に遭わされてた黒人からすりゃそんなの序の口だったかも知れんが、共感者が殆ど居ない点では白人被差別者の方が救いが無かったかも知れない。
そんな中黒人差別を否定する白人被差別者と黒人との間で理解と共感が進み、Rockが一大潮流となったってのが深層だろう。

そんなだから少なくとも白人被差別者は反体制派だったのは、必然且つ大袈裟に言や踏み絵同然だったんだよ。
つまり手っ取り早く言や当時の白人は反体制派じゃなかったら、Rockなんて演るはおろか聴きたいとも思わなかったに違いないんだ。

これは当時夢はあったが全貧民だった日本でも似た様なもんで、外からは計り知れずとも何等かのハンデを抱えてる者を中心に飛び付いたのさ。
社会からの落ちこぼれ等≒反体制者とならざるを得ないから、平和な一般庶民今で言うリア充な奴等なんて当分の間は相手にもしなかったんだ。

それが証拠にRockだって登場時は得体の知れない新興ものだったにしても、現に日本の教科書で取り上げられる迄に約70年も掛ってるやんけ。
それもそうなった理由には一切触れず誤りを内包したスペックの羅列だけでさ、不都合な真実が皆無だったらこんな記述にはならんって

+つづく+

2023年9月26日 (火)

音楽備忘録1502 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➑

今回案件での調査中に「ゼロレイテンシー」なる詐称が目に余ったんで、それから糾弾致しませう。
まあ商売の都合からしたら既存のよりゃ、「まるで○○みたい」の大袈裟比喩をしただけのつもりなんだろうけどな。

しかし全くゼロじゃない物にそんな命名を許すのは、倫理が崩壊してるも同然ですわい。
それ以上に罪なのが意識下に無かろうと、どうしても存在してしまう存在を非専門家に過去物の印象を植え付けちまう処だ。(おんどれは新興宗教信者なのか)

一見クレーマーとか老害っぽいが、確かに世の中には問題にならなかったりするケースだってある。
だが実在するのを無きに等しいとしてしまうと、こないだ迄の従兄みたいに自分だけが悪いのかと深刻になる奴だって生んじまうんだ。

加えて根本的解決を試みようとする者を阻むのにも繋がったりするから、やはりこう云う一種の迷惑呼称はよろしくないざますよ。
と言っても時流がそっちってんなら、では奏者としてはどうどの程度対処出来るかだわな。

レイテンシって実演上は主にタイミングのズレとして表れる訳だが、その方面に関しちゃClassic系のオケの人が概スキル持ちだろう。
その次がMIDI接続や電子鍵盤を頻用してる人で、従兄に依れば昔常用してたKORG Poly61はかなり反応が遅かったそうだ。(鍵盤を押してから音が鳴る迄が)

但し前者と後者ではその内容が真逆に近く、次の様な事態には殆どその体感が貢献してくれない。
叩いた時ゃ突っ込み気味位だったのが、録って聴いたらモタリスレスレなんてのにはね。

俺は非Classic系ってか下手すりゃ仇みたいな存在だから内実は殆ど知らんが、舞台も客席もそれなり以上の広さになる状況では俺言い「観客ジャストタイミング」を狙う事もあるんじゃないのかな。
その際音のデカい打楽器類は、
 ①遠くても聴こえるから舞台の奥や隅に追いやられ
 ②指揮者からも既に他パートより距離が生じてるからその分モタるなと急き立てられ…
なんてな感じになってるんじゃなかろうか?。

で本人は突っ込み気味かもと思ったのをお客に問えば、凄い重かったよ…えっもっと先乗りさせなきゃ駄目なのかよみたいな葛藤が。
この真犯人は距離に依る到達遅延なんだが、こんなに早く出してて駄目ですかとなるのは録音レイテンシと近似だ。

この点ではClassic系出身者に多分有利になるが、ポピュラー系では大抵指揮者不在なのと俺変言い「レイテンシ指揮者」なんてのはもっと居ないだろうからね。
因みにこの俺変言いっつうのは、レイテンシ分を見越して指揮棒振れる超人の事よ。

過去にかの有名なヘルベルト・フォン・カラヤンが「デジタル録音仕様の指揮」ってやってたみたいだけど、実在する人としてはそんなのが近かったかも知れないねえ。
しかしポピュラー系多重録音の実現場では、それ処かBandメンバー全員の同席すら難しかったりするからねえ。

それと何より重要なのが「レイテンシの一定」で、この条件が成立せん事にゃどんな超人を呼んで来たって安パイにはならんですきに。
のでもし人側でクリアしてやろうってな勇者様でも、レイテンシの固定化を模索するだけは必要だ。

<つづく>

2023年9月25日 (月)

音楽備忘録1501 跳ねるの薦め➐

前回迄に個別に跳ねても平気の根拠を綴ったが、俺言い「跳ね恐怖症」(あるのか居るのか分からんが💧)の最大原因にリアルドラムのリズムは数学的リニアじゃ無かったが恐らく鍵になるんじゃないかな。
それと不適切タイミングになりゃ確かにアウトだが、注意すべきが跳ねて無くても合って無きゃ駄目って処なのだ。

機械はリニアだからの過信は過去に俺もやらかし掛かったが、それ以上に聴感上のリニアと理論的リニアの差を知らないのが恐らく敗因なのだ。
これが分り辛いのは真っ直ぐに聴こえてるのが実際は真っ直ぐじゃないなんて、譜面にも何処にも書いて無いからねえ。

しかもその箇所・状況次第ではほぼ直線な場合もあるんで、尚更事をややこしくしてるんだろう。
又ノリ不問にすれば譜面通りリニアに打込んどいて、特に問題にならない事すらある。

因みに杜撰大王はその様なスピリットレスな代物へはファッション○○(○はジャンル名等)の称号をくれてやってるが、聴いて楽しめるならそんな存在も必ずしも罪では無いでしょうな。
だが容姿・演奏内容スタイルetc共々元は何かの必然性からそうなって、受け手も概知か途中からでもそれを知って本来の説得力が有効化してるんすよ。

八方塞がりでヤケになってだからこの曲はPunkにしてやると絶叫したのと、リア充が表面だけ模倣したのには永遠の隔たりがあるんだ。
例えば歌詞一語の語尾等にそれは露呈したりするもんで、幾ら研究だけして似せても元の「そうしといた理由」が把握し切れんから何処かに及ばない箇所が残るんだ。

これはリズムの特に
ノリ等には更に露骨に現れ、時にそこが表現の根幹だったりするのだよ。
スペック的はどっちも4拍子だからハイ一緒ってんなら、JazzのSwingとRock・Popsの4拍子は全く違いの無い事になる。

のが本格的に演られたのだったら、とても同じ拍子だとは思えない程全然別個のになってるやん?。
要するに無礼な物言いをすりゃ感性レスか理解力に乏しい人が、仕方無くサルでも分かるスペック部分に頼って誤判断してるだけなんだわさ。

つまり実は拍子なんて何でも良くて、思ってたよりノリが物凄く重要だったってな。
だからって凄く不幸な境遇とかになりゃ良いってもんでもなく、スケール矮小化は避けられないが皆からリア充認定されてる人にだってそれなりの苦悩や困窮が大抵は何か1つ位ある筈でしょ。

それを元手にして叫べば、共感を体現するのにも繋がるんだよね。
この手の適性は典型例になるには全て揃ってる必要があるが、各自の持ちネタで適合部分を取り出し拡大してやりゃ全く出来ないって事はないんすよ。

だからリズム面で本来はスピリット主導で生まれたノリをそれにあまり依存せず寄せられるとしたら、跳ねる等タイミングを模倣する方法しかないんだ。
ノリっつうのは大抵元は天然発祥だが、それ故歴の浅い内は解析等進んじゃいない。

のがⅡでその筋の専門家は今なら解析が終了してるから、何時何処でどんな心境でも一定以上に再現が可能になってるのさ。
これを大いに活用しない限り、始祖には絶対並べもしないのが最初から明白なんざます。

=つづく=

2023年9月24日 (日)

音楽備忘録1500 低知名度アーティスト⑬

だばSweetの2回戦だが、表向き彼等のラインナップはThe Who等と同じLead Vocal+Guitarの3ピースだった。
がGuitarが鍵盤と兼任なのと、必要に応じてVocalがGuitarや鍵盤も奏でていた。

のはThe Who等
だって同じだがその頻度に大きな差があったし、Introや間奏部だけGuitarをぶら下げたままシンセをなんてのがかなりあったんよ。
鍵盤の腕前自体は恐らくVan Halenの方が一寸上っぽいけど、色んな曲の色んな場所で自在に入れてたのが他とは一味違うん。

Rock Band Drummerで唯一と言っても良いのがチューブベル(昔ののど自慢とかでお馴染みのアレ)の使用で、生Liveでも鳴らしてたからねえ。
BassistはBandでは違う楽器は殆どやってないが、女形と云う色物担当だったんだからこりゃ凄い。

尤もやり過ぎとも取れなくないから、そんな箇所で大減点になってたかも知れんがね。💦
けれど出自はアイドルコーラスグループにして、今のMetal系の原型を演ったりしてた程だから本当に多彩だったんだ。(そう云や日本にも昔レイジーなんてのがあったっけ…尤も時系列的にはそこそこ後年)

普通Metal系ったら所謂Hard系のグループが始祖と思うだろうが、その頃のHard系のはもっとJazz寄りな処があって整然とはしてなかった。
加えて彼等だってClassicからの引用は皆無じゃ無かったが、BluesやClassic以外からのインスピレーション(多分映画音楽)が当時で既に入ってたのは彼等以外に思い当らない。

典型的なテクの点ではPurple等に一歩譲ってたが、Popな聴き味とは裏腹に音楽的には他より高度な事をやってたんすよ。
ポピュラー系で許される為には曲に必須な要素以外複雑化は避けるべきで、この点でPurpleやZEPは一寸アウトだ。(歌は兎も角、伴奏が1番聴いたら2番から即鼻歌でなんてのが厳し)

それが最も実感出来るのが雑音の多い場所で小音量で聴いた時で、曲の骨格部分が全部は聴き取れなくなってしまう。
のは比較的シンプルな骨組みだが装飾も重視してた為で、これは作編曲をしてみると良く分かるだよ。

Sweetの場合装飾より遥かに骨格で味な真似をしてるので、聴くは容易いが作るのは至難な部分だけ高度な事をしてるんすよ。
曲だって時代と共に変化や流行り廃りはあるけれど、そんな風にも行けたのかってな参考例は多い程良いからね。

Southern Rockにも似た面があったんだが、ローカリティとか強個性で少しでも万人ウケを狙うにはこんな技術が大切なんだな。
言うなれば難解音楽の翻訳ってなもんで、この部分では過去のEasy Listeningや映画音楽は頭1つ以上抜け出してましたで。

近年は他ジャンルからの導入・引用はせいぜい定番のみになりつつあるが、ホントは音自体じゃなくて発想をパクんなきゃ駄目なんだなぁ。
定番を流用する都合で曲を改変したりしてたら本末転倒だし、誰かと似たり寄ったりのしか生み出せないじゃん。

-つづく-

2023年9月23日 (土)

音楽備忘録1499 代用出来るか否か⑱

暫くぶりで前回補遺になるが杜撰大王って、バーチャル音源たるサンプリングシンセの導入はまあまあ早目だったんだ。
これで色んな音を自由に入れられるぞと、当時’90年代前半には万感の期待を抱いてたんだ。

結果的には後年落胆させられたんだが、録音音質が今レベルになる迄は少しは使えてたんだけどね。
俺みたいなリアル演奏主体の者に悲報となったのが、進化がソフトシンセの方へほぼシフトしちまったのが尚痛かった。

それだけ打込み併用かClick常用者が増えたからなんだろうが、非生演奏者の方が生っぽい音源の恩恵に預かれるって捻れ現象なんじゃないの?。
強引に肯定すりゃ演奏水準の平均化に貢献とも取れなく無いけど、貧乏生演奏者にとっちゃ冷遇でしかないがな。

を敢えて不問としても金やコネは無いが才能のある人が、それを発揮する機会が減るんだから悪い傾向だと思うんすがね。
一方で何等かの事情で生演奏不可な人にはバーチャルの発達は重要で、その点では鍵盤型よりソフトシンセの方が入力手段が豊富になるから間違いでは無かろう。

けど「弾ける人」がそれを扱った際膨大な打込みの手間に嫌気がさしたり、段々億劫になって手抜きが常態化するのは目に見えてんだ。
そのせいかどうか分からんが今シンセと言えば、超高価なCLAVIA NORDシリーズの独り勝ち状態が続いてるみたいだね。

そのお陰で㊎君は充足するかも知れないけど、アナログシンセサウンドって引籠りやヲタ等どっちかったら非㊎の人の方が多く必要だと思うんだよねえ。
そんな人にはソフトの方へってのも分からなか無いが、インドアからアウトドアへの機会を間接的にだが益々奪っちゃいないですかのぉ。

バーチャルシンセって音程の安定度とか使い勝手には勝るけど、これも結局は作る側と売る側だけの都合で強行されてる気がするんだな。
深掘りすると↑が今一不安定なのもアナログシンセのキャラの内で、季節等次第で微妙に上がってったり下がってったりするから却ってリアルな感じがするんだよ。

等と綴ってたら従兄から緊急のメールが入ったが、薄々可能性は察してたもののその内容に愕然とした。
ベテラン講師ともあろうものがやたらに太鼓の録りに苦戦してたが、何と原因はデジタル録音のレイテンシでノリを可笑しくされてたっつうじゃありませんか。

まだ調査中で確かな事は不明だが、やはりデジタル化以降音楽に対して好ましくない進化が続いてるのだけは確信しちゃったよ。
なんとか腐心しつつ使いこなしてる人も居るけど、実際かつて程Grooveの良い作品が出なくなって久しい。

この様な弱点が残存する限りは、デジタルは打込みやClickレスはスタンドアローン機以外は使うのの不安が払拭されたとは言い難い。
例え全然気にならなかったとしても何かされてる可能性はあるから、演奏機能面では代用になってないかも知れないね。

=ひとまずおしまい=

2023年9月22日 (金)

音楽備忘録1498 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➐

さぁてWin vs Macざんすが、決定的実売価格差が縮まりそうにないと分かる迄は微かに探ってたんだ。
それを今回のレイテンシ案件に際し再吟味してたんだが、どっちでも良いが特にMacにする理由は個人事情以外には無かっただす。

その主軸になるのが前回後部述の極力マザボスロット利用で、どんな外部規格にするよかCPUへ「最短コース」にする方が効果的だからなんよ。
レイテンシ原因を潰してくと共に、その方が優先度も高く取れるからねえ。

この段階で考慮の要るのが各スロット規格対応の、サウンドカードの存在だ。
現況俺はアナログx2+デジタルx2の4chが最高体験に留まってるが、2ch,4chのですら最近は現行のPCI-ie規格の音楽系ブランドのが唯1つを残し消滅しちまった。

超高額を許せばマルチチャンネルのはREMってのだけが長く頑張ってたが、とうとうアナログ多chのモデルは息絶えた。
その生き残りのはESIのMAYA44eXって失礼乍ら凡庸な性能ので、為替レートの関係からかなり割高にもなってるからどっちらけだ。

但しだからって全く価値が失せた訳じゃ無く、大きな期待はお門違いだが「USBで気紛れ・不規則に遅れる」のは完全に解消するのよ。
尤も骨董的低スペックのPCだと全体がフリーズし掛かるとか、PCIスロットでさえ平気で遅延が出たりするから所詮は気休めとも看做せなくない。

因みにスロットに挿したサウンドカードだって経由しない方がと思うだろうが、その代りにマザボオンボードのサウンドチップを通るだけで大抵はPCIやPCI-ieスロットより優先度低目に固定されてるよ。
この音声信号が駅間無停車で直通してくれんってのは汎用機なら宿命みたいなもんだから、専用機(独立機)に寄せられるみたいな期待は厳しいのだ。

又PC内部はアナログ音声信号にとって雑音の宝庫だから、その点に限りゃ実際外付けインタフェイスの方がかなりマシだ。
但しⅡで是又レイテンシを問題視しないならの条件付きだから、多重録音(再生し乍ら録る)みたいに両方でレイテンシがあって増加が避けられない際は額面通りに受け取っては泣かされるだろう。

何れにしてもなるべく最低限のデータ変換回数で記録出来るのがベターで、価格や中古の色んな玉数からすると現状はMac優勢と言えそうだ。
但しⅢでFirewire(IEEE 1394)だってカード追設すれば現況でwin10迄なら、PCIだろうとPCI-ieだろうと容易く安価に入手可能だ。

因みにⅡで宅にも古典xp機のマザボがFirewire 400に対応してるのがあるんだが、インタフェイスの方を全然持って無いんで未だ試せてない。
のが暗示するが如くwinでも古典機にはIEEE 1394チップがマザボに載ってるのが幾らかあり、あまり知られて無いのはチップ止まりで端子がオプションで未搭載だったりするからだ。

強いて言やかつてFirewire全盛期のソフトがMac主軸で開発されてたんで、そんなのを使ってみたくなった時がハッキリMac優勢なんじゃないかな。
何れにしてもⅡでPC自体が音楽ツールとしての利用を軽視してくのにつれて、インタフェイスもレイテンシ短縮こそすれど撲滅から実際は遠のいて行ってるのは悲報でしかない。

<つづく>

2023年9月21日 (木)

音楽備忘録1497 跳ねるの薦め➏

今日は機械リズムの一実例として回り道して、前回出YAMAHA RX-5の実使用に纏わる悲喜こもごもから綴ってみやう。
当時の状況だと腕前・録音のMicやトラック数の貧状から、生Bandスタイルでもメンバーが足りなきゃそれがベストチョイスだったんだ。

所詮は代用でも素人耳には意識しなきゃドラムが露骨に機械にはならなくなったんで、色々とっても助かったんだ。
何しろ誰がどう聴いたってそれ迄のリズムボックスだと、少なくともドラムだけテクノみたいにしか出来なかったからねえ。(こっちの主戦場はオーソドックスなBandスタイル)

この状況は録音音質が飛躍的に向上した今でも近似で、人力素材でもループ等加工度が高きゃ実質「サンプリングの容量が増えた」のと同じだからね。
我々偏屈爺さんの処では今は掛けてもリミッタ止まりとするとか、そう云う風にしてると差は歴然だがね。

但し従兄のドラム録音レイテンシ禍程じゃ無かったけど、ドラムマシンのタイミングの不自然さにはそれなりに翻弄されたのよ。
音色・音質は悪くないのに、どうも譜面通りに打込んどいても今一格好良くならないってかキレがどうにも足りない。

でも相手は機械で正確無比なんだからと、まさかタイミング案件が原因になってたとは中々思えなかったんだ。
突破口となったのは窮鼠猫を噛むじゃねえが、ある楽曲内でそのままじゃどうにも始末に困って試しにタイミング修正してみた時だった。

それでも当初はドラム演奏スキルが低かったんで、遅れてるのか突っ込んでるのかが中々分からず暗中模索しただよ。
加えて混乱させられるのが強弱との組合せで、それに依っても大部違った感じに聴こえちゃうからねえ。

結果的にそれがドラム演奏の座学みたいになって強制勉強になったが、無造作に演ってる様に見えてた一寸したフレーズ1つでもかなり奥が深かったんだと思い知りましたわ。
尤も「普通のドラム」(人の叩くのの方がデフォと思ってる)に拘んなきゃ、こんな修正プロセスはしなくても済むんだろうけどね。

但しⅡでそれで楽曲にフィットさせるには、既存のオーソドックスなドラムフレーズを一旦白紙にしないと厳しい。
のと実際に試合奏させてみてイメージに合致しなかったら、何か別のを新たに探さなくちゃいけない。

だが幾らドラムフレーズが理論上は自由っつっても普通の音楽を演るつもりだと、聴者の既成概念をあまり阻害しても不味いのよ。
ズツタツとなるべき箇所がタズドツとかになると、それだけで「ドラムっぽく無い」と感じられちゃうからねえ。

事程左様に実例の多くは折角機械を用いても、それに依る新鮮味を付加した程度で全く新しいフレーズやパターンは幾らも生まれなかったんだ。
若しくはHerbie HancockのRockitみたいに斬新に演ってヒットしても、それのドラムフレーズが他へ大きく普及はしなかったよね。

何せその頃はまだ踏める奴は皆無だったしドラムマシンの機種が僅少で、フレーズを同じくするとたちまち2番煎じとしか思われなさそうだったしさ。
ツーバスでドカドカ連続させるのにしてもエンディング等限定的で、今よりチープだった音質面からもそれ以上入れるのは難しかったさね。

結局人力演奏のを雛形とするなら、タイミングだってそれへ近付けなきゃ仕方無いん。
つまり聴感上はリニアに聴こえた太鼓でも、実際は物理的リニアリズムにはなって無かったんだわさ。

=つづく=

2023年9月20日 (水)

音楽備忘録1496 低知名度アーティスト⑫

ってな事って今日も一般評をガン無視して、Glamの枠に入れないでのThe Sweetざます。
彼等の特徴は当時考えられるのの全部盛りで、それを具現化出来たのはあまり目立ってなかったが確固たる音の独自個性があったからだろう。

そこへのっけから気付かされたのはGlam系と一緒に、小学生時代にヲタ仲間からの紹介で入ったのでリアルタイムだったのも大きかったな。
’70年代初頭の日本って海外以上に’60年代の痕跡が何処にでも残ってたから、その様な新時代の扉を開けた斬新さが良く分かったんだ。

この点は次回以降述のAl Green等にも共通で、俺内では未だそれを超えるルネッサンスは起きていない。
だからオッサンしがみ付いてるのは事実だが、飛躍的にワープして且つ完成度も充足してた事例は他に無いんですよ。

恐らくBeatles登場当時がリアルタイムだったら同等かそれ以上だったんだろうが、それ位飛躍させないと世の中をひっくり返すにはインパクトが足りないだろう。
でSweetは初期には唯のアイドル系コーラスグループで、曲も他人からの供給だった。

のがそのままではジリ貧なので徐々にセルフ化してって、残存スタッフもその意向に沿う様に変身してったんだ。
これは米黒人のIsleysでも近似経路を辿ってて、その根底にはオールセルフで大成功したBeatlesがあっての事だろう。

更には白人でも例えばNeil SedakaがロカビリーからPop Rockへ大シフトする等、類例も少なくなかった。
がそれで成功はおろか躍進出来たのは一握りで、だからこそ少なくとも本国ではNeil Sedakaは’70年代が全盛期と思ってる人が多いんだ。

さてそんなSweetだから歌唱力の他に作曲を除いて何が加味されたかってば演奏力で、唯単にテクニカルだったとは一味違ったのだ。
他のGlamと遜色ないムード・ノリやPopさを維持し乍ら、PurpleやZepに迫るテクを持ち合わせてたのよ。

今でこそ誰でも知ってるPurple・Zepだが、登場時は俺みたいなヲタを除きゃノーマルなガキには全くウケてなかったんだ。
この親和性と云う箇所にGlam系の最大優位があり、ヨチヨチからヨボヨボ歩きの人迄一様同様に堪能出来る良さがあったのよ。

だから時同じくしてPurpleもリアル体験して気に入っちゃいたが、興味がもっと大きくなったのは後年だったんだ。
そんな風に何も分かって無かった当時でも印象に残ったのが、DrummerのMick Tuckerだ。

殆どPaiceやBONZO並のテクを高頻度で歌い乍ら叩くからか、そのハイテクをサルでも分かる用い方をしてたんだろう。
特に実際より低評価或は評価レスされてるののチャンピオンと言っても良く、あれだけ色々演ってたのを大勢が聴き逃したり忘れてるのは絶句ものだ。

-つづく-

2023年9月19日 (火)

音楽備忘録1495 代用出来るか否か⑰

前回の流れから今日は代用困難なのを、思い付くままに提示してってみよう。
その筆頭は真空管関係でバーチャル・シミュレートメーカ等には悪いが、目的が柔らかさの為だったら全然偽物じゃ代りにならないよ。

聴感上の僅かな歪みが許されればまだ余地もあるけど、モノホンの球って歪ませた時だけ音が軟化する訳じゃないんでね。
の続きをやるとキリが無いから今は別のを進めるとして、Hammond Organ等を除く鍵盤楽器以外バーチャルで代用可能なのは制限条件付きの場合だ。

何時にも増して私感多目と思われるだろうが、少なくとも自身で演奏してみた感想としてはそんなんなってま。
基本理由は発音動作に鍵があって、これの方法・種類が多いの程サンプルデータが網羅し辛くなってんのよ。

最も分かり易そうなので例示すると、Guitar(特にエレキ)のハンドミュートなんかがさ。
こり正に手加減だから奏者の数だけ基本パターンに違うのがあるし、気分次第で強めたり弱めたり出来ちゃうよね。

しかも厄介なのは無意識で何となく演っちゃってるのも少なくないから、自分が弾いてるのを打込む際ですら失念したり加減が違っちまったり…。(膨大な実体験アリ😢)
もっと言や杜撰君高級な音源には疎いが、Drumのでスティックの「打角違い」なんてのが色々入ってるのとかってあるのかよっと。

なぁ~んて実際には大して音色は変わらんかもだが、音量や強弱以外の要素で全く同じ音になってはいなさそうだよね。
のが現況のバーチャルでは非対応同然なんで、その手の奏法を多用するのだと代用が苦しい。

不完全でも一切シミュレート出来なか無いんだが、それに要する手間の膨大さはリアルで気分で演ったのとは比べ物にならない程大仕事になっちまう。
そうは言っても弾けない人が打込むのは否定してなくて、マルチな杜撰大王だって弾けない持ってない楽器は幾らでもあるしねえ。

けど今の私的最大懸案事項は音色も必ずしも充分じゃないが、それ以上に表現力の点で腐心し逡巡させられる日々がずっと続いてるんだ。
弾ける楽器がある者にとっちゃここで一寸ビヴラートとか、低難易度のささやかなのでも中々思い通りの感じになってくんない。

挙句打込みで手間取ってる間に最初のイメージが迷子になったりするから、真剣に違うリアルの楽器へコンバートするべえか等と…。
これの自己分析結果に依れば器楽音に半端に詳しくなったのが悪い様で、弾けない≒知らない内だったらあんまり生じない問題かも知れねんだ。

当節流に言や単なる自己責任(この場合は打込み関連スキル)だろうけど、音楽の道具として考えたら詳しくなって来たら手間取る様になるのは良い道具とは思えない。
っま要するに使える場面が段々減ってくんで、制限付きの代用品って訳っすよ。

=つづく=

2023年9月18日 (月)

音楽備忘録1494 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➏

どっちかってばせっかちな癖に杜撰大王ったら又前振りが長くて…、ゴメンよでもここに至った背景を知らないと考える方向性に問題が出そうだったんだよ。
加えてPCの外部接続の規格進化経緯も多大な影響があったから、今回は先ずそれに言及しとこう。

今や何でもUSBで特に不具合を感じるケースはほぼ無くなったが、PC等IT機器には好都合でもオーディオには致命的な不都合があるんでやんす。
ってか現行PC系のシステムには多重録音の一部とは絶対的な不整合箇所があって、大抵は極僅かだが「時間軸を勝手に弄る」っつうのが困るんだわ。

それ以外の殆どの作業ではトータル時間が少しでも短くなる方が助かるんで、仕方無い側面もあるとは思うんだけどね。
さてUSBってUniversal Serial Busなる正式名の略で、データを直列変換して伝送してるのが特徴だ。

デジタル信号はこうした方がタイミングクロックが高速化可能で、昔の所謂パラレル伝送より飛躍的に時間辺りのデータ伝送量を増やせたんだ。
が実はこれって条件付きで俺もスッカリ忘却の彼方になってたけど、レイテンシを気にしなきゃだったんだよね。

直列→道路なら片側1車線・線路なら唯の複線へ、沢山車が押し寄せりゃ渋滞して遅延が発生するべ。
車が電子データに変わっただけで、本当にそんな事が起きてんすわ。

因みに多重時に支障するのは料金所が2レーンあったら、2車線を並走して来た2台はETCだったら大体同時に通過可能よね。
のが1レーンしか無かったり1車線に減ったりすれば、どっちかが先行してもう片方は後行しなきゃなんなくなる。

その上不利なのがPC等IT機器内での優先順位の低さで、最悪時はUSB自体ではあまり遅れてなくても他のビジーにリソース取られると待ったが掛るん。(一般感覚ではほんの一瞬だが…)
とは言え現実を鑑みれば諸悪の根源と迄糾弾は出来ないが、少なくとも原理的に多重録音には全く向いて無い伝送方法なんすよ。

なのからすると今主流のを排除するのは一寸非現実的な感じも、USB不使用とした方が良いんですな。
それには今時Firewire(IEEE 1394)とかPCIスロットの付いてるPCなんてほぼ絶滅してっから、OS共々年代物を再度引っ張り出して来なきゃなんない。(旧来のパラレル伝送規格への対応)

けど以前別項で記した如く私感
でWindowsはxpを頂点に、10以降は露骨に音を蔑視した仕様にしてやがるんだ。
その点Apple(Mac)ではThunderboltに進化させた分良かったが、拡張性その他を考慮してタワー型に限定すると¥6.5万位~と中古価格が倍以上しやがる。

そしてUSBを敢えて避ける位なら、極力「マザボスロット直挿し」にしないと効能が薄れるんすよ。
外部機器通信規格には○○(規格名)チップって半導体が間に介入するんで、優先度もレイテンシでも不利な方向へそれが働くん。

一方マザボスロットは本体を稼働させる為にも用いてたりするんで(典型例:グラボ・グラフィックカード)、優先度やレイテンシ等に対して厚遇されてんのよ。
これらの詳説と併せ、次回は多重録音に於けるWin vs Mac(全く使った事無いのに!!!)行ってみよう。

<つづく>

2023年9月17日 (日)

音楽備忘録1493 跳ねるの薦め➎

さて跳ねさせてそれも個別にそうした際の第1懸念は、そんなでバラけたりしないかだ。
特に打込み併用時に人力群と機械群の分離が心配になるが、実はジャストを標榜した処で元々そこ迄完全一致なんてしてねんだ。

過去述の如くそもそも楽器種等毎に鳴り方が千差万別で、単純に波形の頭を揃えたってちっとも一体感は出てくれんのどす。
又ジャンルや求める表現次第で「聴感ジャスト」になるタイミングもまちまちで、最終的には感性依存の微調整が欠かせないんよ。

ので明らかに1つだけ浮いてる様なのは駄目だが、その原因が意図的に跳ねさせたせいになるのはとっても稀なのだ。
寧ろ物理的リニアに依存するのが音楽的には最も危険で、ってのもそのリニアは音波的にはちっともリニアになってないからなんすよ。

では音波的リニア追及だけで解決するかってぇと、「聴く場所を完全固定は出来ない」んでそれも今一。
この聴く場所とはどんな空間かも含みはするが、主にスピーカ等再生発音源との位置関係の事ね。

勿論ヘッドホン向きとかその程度の設定は不可じゃないが、あらゆる状況下でこれ位かベストにしとくしかねえんですよ。
その意味では録ったのをモニタするのに全員が同じ位置でってよりゃ、各自バラバラな方が却って良いんだわ。(但し独りだけ極端に条件が違うと悪結果を招く恐れあり)

第2は同じ楽器が音程等に依っても出音が大きく変容したりする件で事前設定で完全補正は夢のまた夢、リアルタイムで微調整してやらんととてもじゃないが箸にも棒にも掛からないのよ。
頭だけで考えるとこれはとてつも無く至難なもんだが感性に頼れば大した事でも無く、一定以上慣れると誰でも殆ど無意識にそれを演ってんの。

第3はそもそもⅡで「ジャストの定義」が感性に依る曖昧なもんで、実際には一口にジャストと言っても凄く色んなタイミングのが存在してるんだ。
そしてトドメ!?の第4が組合せで、周囲のタイミングの取り方が変われば従前の自分のタイミングがキャンセルされちゃう事な。

結局○曲の□箇所は△の組合せ(機械音源含む)だとこの位が良いみたいに、そもそもⅢで一々逐一それ独特のベストタイミングを探してくしか無いんすよ。
杜撰大王体験では機械導入初期(リズムマシン~ドラムマシン)に、これでも一応迷いはしたんだ。

因みにリズムマシン~ドラムマシンなんて書いたのは、生音のサンプリングしたのになって一層疑念が深まったからでね。
そうなる前はボロい発振音だからズレて聴こえるのかと思ってたんで、音がリアルに近付いたのにってプチ青天の霹靂でしたがな。

当該機はYAMAHA RX-5っつうのなんだが、各音の音程その他を弄れるヤツだから好みに弄って。
ってちょと考えりゃサンプリング音源は、音程と共にタイミングその他も一緒に変わるから当然だったんだけどね。

けど当時最も不安定な杜撰大王ドラムよりゃ機械だったらと、○○真理教の盲信者みたいな状態に陥り掛けてたんだろうなぁ。
自信を持ってこれは機械の方が間違ってると思える様になるのに、そこそこ掛かりましてん。

=つづく=

2023年9月16日 (土)

音楽備忘録1492 低知名度アーティスト⑪

続いては前回出Glam Rockの中から、T-REXとDavid Bowieを取上げよう。
って順番が逆と思う人が多そうだが、杜撰大王としてはこれで良いのだ。

今迄だってグループばっかでソロの人が少ないのは、伴奏を中心に共演者次第でかなり変わっちまってるのが多いからだす。
バックの入替えがあっても○○サウンドを比較的堅持してたのって、James Brownとか全盛期のAl Green位じゃないすか?。

でDavid Bowieについては活躍がGlamに留まってないのもあるし、容姿や衣装を不問にしちゃうと案外オーソドックスなのが多いんだ。
にも拘わらずここに出したのは、編曲面で随分攻めてると感じた曲があったからだ。

’70初頭頃ってアナログシンセとテルミンみたいなの以外本当に新しい音の楽器って未登場で、録音音質にしてもどんどん向上はしてたけど今と比べりゃやっぱりチープ。
多分そのせいで編曲面で何か斬新な事をしないと、抜け出せなかったと思うんだ。

それが如実に現われてたのがStonesのカバー曲、Let’s Spend the Night Togetherだ。
本家のも名作には違いないが歌詞や題名からしたら一寸のったりし過ぎだし、何だか田舎臭さがあった。

のを今夜は六本木でオールみたいな風へ見事に変身させてて、少なくとも当時は斬新でとってもカッコ良かったんだ。
一方本命のT-REXはったら独自の世界観が先ず語れるだろうが、シンプル且つ比較的オーソドックスなリズムだけどそのノリの良さが他を圧倒的に凌いでたんだよ。

日本の一般評ではMarc Bolanのギターのローテクぶりが揶揄されてたが、何処から彼等のノリが生れてるのかを軽視した結果だろう。
と両者俺評価に共通なのはリズムのノリが至高だった点で、大多数に最も印象的であった筈の容姿や衣装が全く入って無い。😵

彼等だって当時はアイドル性もあったから売れたのは間違い無いが、実際には音的な面でも拮抗いや寧ろ上回る事を実際はやってたんですよ。
何せその頃にはレーザーカクテル光線を使ったド派手舞台とか、果てはインスタ画像での盛り加工とかそう云うのは一切無かったんでね。

幾ら今で言うビジュアル系の始祖みたいなのでも、絵面だけじゃどうにもならなかったんだよ。
そして純粋な編曲でも頑張ってるがノリが最良になるテンポ設定とか、奇抜な外見とは裏腹にもっと根源部分から考え抜かれてたんだ。

考えるったって頭より体で考えたんだろうが、そこ迄フィーリングを重視したのは珍しかったかな。
その結果実はそんなに速くはしてないのに、スピード感とか勢いの面でかなり秀でてたんだよ。

次回述のThe Sweetは実際に高速化させてもいたが、万人に聴き易いのはスピード感だけを調整してたこちらの方だろう。
Glamを当時のポップカルチャーと位置付けるなら、Sweetは一寸範囲が広過ぎる。

-つづく-

2023年9月15日 (金)

音楽備忘録1491 代用出来るか否か⑯

世間には録音機なんかよりもっと代用が主流のも少なくなく、俺みたいな貧乏庶民にウナギは稀に養殖ので精一杯だ。
唯この2つで異なるのは録音機の方でだけ、モノホンの良さが失念され易い処じゃないかねえ。

どうせ代用だからと言い切っちまえばそれ迄も、代用たればこそ神経質になるべきポイントもあるのだ。
私的筆頭はトラック数で、折角代用で汎用機器も利用するならね。

足りるのならスマホやipadだって駄目迄は言わないけど、PCの膨大な大容量(ストレージのみならず計算領域もですぜ)を見過したら勿体無い。
加えて基本接続規格の緩慢な変遷とか、その辺もね。

更にはノートとタワーでも相違の出る事が結構あって、小型で便利だがノートでは様々な拡張性に難がおま。
いやねえ全部が健全な内はそうでも無いんだけど、どっかが逝かれ出した時に接続規格とかが次世代へ進んでる事があったんだ。

レイテンシ案件ではUSBだって新高規格なの程好ましいが、扱うのが動画じゃなく音声のみだったら2.0以上だったら一応事足りてる。
インターフェイスを新品購入するならわざわざ旧式にする意味は薄れるも、低影響な部分を容認すると中古の選択肢とかが大拡張するですよ。

とこの辺は過去述重複するので先進みさせるが、代用録音機ではモノホンに多少劣るのは必至だ。
さりとて平均的な状況では、全部本物を揃えるのも中々厳しい。

となれば次の一手は俺言い「部分的モノホン作戦」で、その主体はMicやPreampとなる事例が多そうだ。
ポピュラー系を中心に録音でのMicっつうのは、楽器と同等かそれ以上の扱いをされるケースもあるんだ。

その嚆矢が未だ使われ続けてるNEUMANN(特に球コンデンサタイプ)等で、音の入り口であるだけに後の全てへ影響が及ぶ。
実は数ある代用候補に対し球コンデンサMicだけは、今も全く代役が登場してねえんすよ。(球コン同士での代用候補は近年激増中だが)

それもエレキGuitarの球Amp以上にで、Mic Preだけ球化するのも無駄じゃないがね。
大抵はMic内部に搭載されてるHead Amp部が球のと比べたら、効果が半分にも満たないんだ。

そこそこ値が張るのにこれを推奨するのは、この手のMicなら音源を選ばないのが多くほぼ何にでも使えるからなんだ。
少し詳しく言うとラージダイアフラムタイプっつうのが多数派で、球が石より大きく高コストなんでどうせならって寸法でそんな按配になってる。

因みに反対のスモールダイヤフラムってのはっつうと、高域特性には優れるが物理的に受音部が小さい分低音や爆音には不利な性質がおま。
では何故今も死滅してないのってば、他にセッティングの自由度とか反応の高速化が容易だからだ。

杜撰大王的にはスモール君はラージ君の所望数を満たしてからの位置付けで、もし過去から現在に至る録音スタジオでスモール君の方が多数派な所があったら教えて欲しい位だ。
何れにしても今となっては何より音を柔らかくする術が殆ど失われてるんで、硬くて結構と思ってる人でさえ一度はじっくり検討して貰いたいな。

=つづく=

2023年9月14日 (木)

音楽備忘録1490 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➎

対策の策定前に我々ユーザーサイドの反省点も顧みてみようと思うが、誰だって音楽内容に全集中してれば非音楽的瑕疵にはそれなりに鈍くなるもんだ。
だからこそなるべくなら音楽面と音響面は分離担当した方が良いんだが、ミュージシャンでも簡単に扱える機器が増え過ぎたのが仇になったかねえ。

それを実感して貰う為に、昔のオープンリールマルチトラッカーでの操作について一寸語っとこうかね。
あれだけテープが大ききゃ重そうだの高価そうなのは察しが付くだろうが、実際の作業でもっと面倒なのはコンディショニングなのだ。

マルチトラッカーではトラック並列数を稼ぎたいから大抵は一方通行にしてあって、そうすると常時巻き戻しが必要でその間じっと我慢の子を強いられる。
そればかりか大事な記録≒マスターテープには少しでも保存状態を向上させる為、恐らく若い人には初耳の「化粧巻き」なる作業が必須だったん。

この化粧巻の実態は単に音を聴く必要が無いだけの通常再生で、それ位「ヘッドやテープガイドのほぼ全てに接触させて急がないで巻く」様にしないと簡単に「巻乱れ」(テープ巾面がランダムに左右にズレて重なってく)を起こしちゃって変な癖が付いちゃうのよ。
その他レコーダの磁気ヘッドがあっという間に汚れるから、かなり高頻度(最長スパンでフル再生10回事)にガーゼに無水アルコールなる物を含浸させて拭ってやらなきゃなんなかった。(無水のにしないと金属部を腐食させる)

その様に「どうしても掛る手間」があると少なくとも状態監視の癖位は付くもんで、何か違和感があったら即確認ってのがホントは面倒だがそんなもんだと習慣的になってたんだ。
デジタル化でこれ等のプロセスが不要となると杜撰大王は一気に慢心しちまって、録音機に対しては放し飼い或は野放し状態になってたんですわ。

それプラス分かる箇所では考えてそれ以外は偶然にレイテンシの出難い組合せになってたもんだから、もう何年も利用してるのに真剣に考察しなかったんだ。
尤も深層心理ではそれだけじゃなく、アナログみたいに魔対策や魔改造が専用集積回路のお陰でほぼ不可能になったのがあったがね。

のが調べ出してみたらメーカ側の「一寸だから実用上殆ど無問題」とかってな真っ赤な嘘で、と言っても単なる嘘つきってよりゃどう困るかを知らなくて愚直にそう信じてる人の方が多そうな感じなんだよ。
そうこうしてる内アナログ機との直接比較の機会を逸してって、メーカもユーザーも鈍感化してっちゃったんじゃないかな。

前回述の通り技術的にはとっくにクリア可能で、業務用デジタル黎明期の機種にはちゃんと採用されてたんだ。
何しろ当時デジタルに挑戦出来る様な現場では、アナログでも最終進化系のハイエンドなのが比較対象として手ぐすね引いて待ち構えてたかんね。

そんな処へ今の汎用みたいなグダグダレイテンシのを持ってったら、3秒も経たずに却下されただろうさ。
楽器の方でも一部デジタルは登場してたけど、まだまだキワモノ扱いで弱点を問題視する程の位置を占めてなかったし。

ので或は露骨にレイテンシのあるチープなMIDIを容認しのが、鈍感化の発端だったかも知れない。
因みに結局俺はMIDI接続のレイテンシに今も慣れられなくて、パラメータ変更や同期させる以外には使ってないや。(打込み系のデータとしては頻用してるけど…)

<つづく>

2023年9月13日 (水)

音楽備忘録1489 跳ねるの薦め➍

跳ねて無いBeatで適宣跳ねさす趣旨で進めて来てるが、今劣化本邦J-POPにはそもそも3拍子系(シャッフル等、古くはワルツ)の曲が過去比では極端に減った気がする。
こうなって来ると意地悪爺さんとしては、若い皆が3拍子系をちゃんと演れるか一寸テストさせてみたくなるってか…。

等とつい良からぬハラスメント願望が湧いちまう位、結構事態は深刻化してるかも知れないね。
楽観視すりゃ唯の流行なのか分からんが、少なくとも4より3拍子系の方が体質に合っててノレる人には不幸な時代だ。

そうしてリズム案件を考察してくとこちらもご多聞に漏れず、2極化が進んじゃってるのかな。
今でも演る人は変拍子も全く辞さずで、けど一番美味しいとかオモロい領域はその中間にあるんだよん。

ってこう云うのは年寄りしかあまり感じないかもだが、そんな状況にこそJazz以外でのSwing要素は強力な武器になるんよ。
糸口を掴めないと導入から習得迄はかなり険しいが、一度モノにしちまえばどんな在り来りなBeatでも独自性が出せるんだ。

さてここで跳ねの性質に改めて触れとくと、リニア刻みとは逆になってる部分があるのにご注目。
純粋なノリ要素をガン無視すると、3でも4拍子系でもテンポが速い程勢いってぇか調子は良くなる。

のが拍子非依存の跳ねを用いると、テンポが遅い程躍動感等の付加にご利益があるんだ。
跳ねなんてリズム的には見方次第じゃ姑息な手段でもあるから、一寸考えりゃ当然の現象だがね。

だがそれに依ってテンポ自体が持つスピード感を大巾増量可能な点が、躍動感必須のジャンルには非常に重要なんすよ。
この点普通の打込みしかして無い人はとっても不遇で、単純にテンポを速めるしか対処法が無いんだ。

曲の屋台骨部の半分以上が人力だったら、余程リニアリズムに特化した人以外は何らかの天然ノリが発動するからね。
この天然ノリって癖と言った方が分り易そうで、投げた本人は直球意識しか無いのにナチュラルシュート回転するとかの部類ね。

健全な趣味と神経が勝ってれば、人って聴いて心地良くなる方へ進でくもんでさ。
それが一種の必然条件反射みたいに働くから、ノリの概念が全く無い人でも標榜しない限りは機械的リニアリズムとは別方向に行くんすわ。

ので感性を理性より信じたり重んじたりした時ゃ、その中に跳ね要素も大抵は既に含まれてるんよ。
跳ねるは恥等と勘違いするのこそ本当の恥を知れってなもんで、どうしても譲れないってんなら未来永劫3拍子系は演るなよ…ったら大袈裟だけどさ。

跳ねない魅力っつうのも跳ねてるのがあってこそ、その真の価値が生まれるんでっせ。
そんでも今劣化本邦の状況下では跳ねるなんて怖いなアナタへ、次回は全然平気なんだをお伝えしまひょ。

=つづく=

2023年9月12日 (火)

音楽備忘録1488 低知名度アーティスト⑩

私感で最重要と感じてるからの一発目Southern Rockだったが、今度は海を渡って英のを紹介しよう。
欧州では米みたいに広大では無いせいか、Live遠征の頻度に低目傾向が拭えない様だ。

その為グループ平均寿命が短めに、その関係から総作品数も少な目なのが多い感じがする。
っつうかそもそも人口からして少ないんだから、Southern Rockみたいなムーブメント形成にも至り難い。

のでGlam Rock等の大枠位でしか明確な分類が出来ないが、それを差し置いて提示しときたいのがPilotってBandだ。
本体はアルバムで4枚の活動且つ期間も短めだし、俺言い「女子供ウケ」のPopな作品が主体だったからか一般の評価もかなり低い。

んが彼等こそが本格派と商業派で袂を別った旧Bay City Rollersの片割れで、本体以外でも若干地味乍ら英音楽界ではかなり重要な仕事が多かったんだ。
その中で最も分かり易いのは、DrummerのStuart Toshがあの10CCへ行ったのかな。

けど俺が重視してるのはLead VocalとBassのDavid Patonで、まあ元はと言やFlat張りリッケンのピック弾きサウンドが発端なんだけどね。
リッケンって少なくともFender系程ポピュラーじゃないし個性も強めなんで、Band系以外ではアルバム単位で使われる事の少ない楽器。

にも拘わらずKate Bushのファーストアルバムでは全部になってるし、時期的にはかなり末期のFlat張りなのも凄く印象的だったん。
音色の良さもだがフレージングが実に秀逸で、これはリアルタイム体験でずっと記憶に残ってたんだ。

等と言うからにはPilotの方は露骨に後追いなのがバレてるが、シングル曲単位では1曲だけ出た当時に耳にしてたんだ。
でこの2つのの楽器と人が全く同一だったんだが、リッケンベース(Flat張り)使い本家McCartny師匠以外では恐らく最も上手な使い方をした1人だったんじゃないかな。

この「メロディアスなBass」には日本じゃ少々賛否があるみたいだが、久々出「本名はBass Guitar」なのからしたら寧ろ特権なんですわ。
Bassパートの古い伝統だけからしたら異色だけど、ウッドBassやTubaじゃ中々メロを扱うのは困難だからな。

のとそれ等を主用したアンサンブルでは、他に近い音域でメロれる楽器も大抵は入ってたんだよねえ。
のを格段に小規模編成で賄うのなら本来はエレキBassは1本で、状況に応じて↑2つを弾き分ける必要がある筈だったんすよ。

近年じゃ「それじゃあGuitar弾(び)きで邪道だ」なんて老害発言はだいぶ鳴りを潜めた様だが、Jazz系Big Band等「オケの常識」に捉われた他この手を幾らも聴かないのが悪かったんじゃないかな。
わさて置きBassがメロディアスだと曲に貢献するのが、Popな曲程カラフルになる事だと思うんだ。

その典型を具現化してると思しきが、杜撰大王にとっちゃこのPilotなんだす。
加えてBassでは音域の低さから和音を担当させるには著しい制約があるんで、せめて裏メロ程度は演ってくれんと編曲家には負担になるんだ。

-つづく-

2023年9月11日 (月)

音楽備忘録1487 代用出来るか否か⓯

楽器でのリアルとバーチャルも中々だが、私的本命視はダントツで録音機だ。
今回から多角的に考察してみるが現行専用MTRの少なさには、かつての賑わいを知る者にとっちゃオワコン感が…。😢

デジタル化して暫くは専用機も変わらず出てたものの、PCに続いてタブレット端末やスマホが普及したら駆逐されちまった。
関係機器未所持なら国産2ブランドのMixer一体型がまあまあリーズナブルだが、卓は持ってたりすると2重投資になって勿体無い。

尤も従兄みたいにメンテと操作の都合から、上記前者で妥協する奴も居るがね。
っと何だか話しがキナ臭くなって来るのは、普段音に拘りがあって散々色々愚痴ってるからざんすよ


んで当初はそれだけで録ってたのが、今はUSBインターフェイスとして一部利用に留まってるがね。
従兄の場合数年前迄仕事場たる地下室にネット回線が未設だったが為、立派なPC歴があるにも拘わらず周辺機器追加って方向に行けなかったらしい。

処で遅れ馳せ乍ら専用機と非専用機の相違点を挙げとくと、やはり何処かで非専用機には音楽に不都合だったり弱い箇所があるんだ。
例えばSyntheで音自体は音源をMIDI接続して何ら遜色は無いが、リアルタイム演奏時のレイテンシが俺なんかだと気になってパフォーマンスの低下を招いてしまう。

つまり音事情のみならせめて録音機部分は一体であるのが望ましく、逆にMixer部分はどちらかの不具合時に交換可能な分割型の方が現場には適してる。
とは言っても利便性やコストに抗えるのは極少数なんで、現実はこんな事になって久しいんだがね。

そこで敢えて理想を一旦横に置いといてみると、次点で考慮すべきは修理等の問題になる。
古のアナログ機器だって部品探索で困窮するのもあるが、デジタルと比べたら単体部品の集合体なので完全に行詰るのは稀。(オープンリールではメンテやコストよりテープの入手難が最大の壁よ)

デジタル機器特有!?の弱点として指摘しときたいのが、高集積半導体の存在なんすよ。
それだって長く作り続けられりゃ良かったが、専用の石(つまり非汎用で転用・流用がほぼ不可)がディスコンになって底触したら完全終了なんすわ。

と来りゃ長持ち安全策としては、極力分割しとくのがよろしいとなるんだ。
それもなるべく代替機が、簡単に見つかる様なのの集合体にしといてさ。

それからすると全く行き当たりバッタリの従兄の現況も、録音機能をPCで代用してるのは大合格かも知れねんだ。
今使用中のソフト(アプリ)はフリーのReaperってのだが、コイツは余程の低スペック機以外OSは殆ど何でも構わない。

日本語版が無かったりと操作性も大したもんじゃないが、唯まあまあのPCを持って来られりゃMTRに化けさせられるってのがポイントなんだ。
上記理由から俺内では飽く迄代用の位置付けも、貧には恐らく最も頻繁且つ何処ででもある事例かも知れない。

=つづく=

2023年9月10日 (日)

音楽備忘録1486 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➍

頭の回転が早い人は既にお気付きだろうが、このレイテンシ案件の解消(実際にはバーチャル解消だが💦)にはトータルでの対処がほぼ必須なのだ。
今劣化本邦みたいに偉い人程無理な言い訳や責任転嫁するご時勢じゃ、商品として売られる物だって極力面倒なのは外部任せにしてコスパに走っちまうだろうからね。

わ悲観的に過ぎるとしても長い過去と違って来たのが、音楽ツールでもPC等専門が他分野のが介入した点だ。
生楽器だけの処へ電気が入って来た段階だって似た様なもんだった筈だが、当時はその2つの分野が完全独立・乖離してたから新たな専門メーカを立ち上げなきゃとても実現されられなかったんだ。

その名残りなんたらプチ失礼かも知れんが、日本でもTEACそれもTASCAMブランド等の存在がそれを微かに証明してくれてるよ。
National・SONY等は結局気が向いた時(黒本音:儲かりそうな時)だけ割り込んどいてサッサと撤退するし、もっと酷い!?のになるとVictor(JVC)は大昔エレキからエレクトーン迄大々的やってたんだぜ。

で正味な処個人的にTASCAMは
助かる存在も音質的にあまり歓迎では無かったんだが、今あるレイテンシは誰が解決してくれるのかみたいなのは昔は無かったよ。
これは大昔のMixer卓の家電系と専門系の差等に表れてて、前者のは半端なch数・全部にはMic入力が付いて無かったとかさ。

折角スペック的には対応出来そうなのが、凡そマルチトラックはガン無視設計且つ実際の現場には低汎用性な不可解なのが多かったよ。
とは言え飽く迄レイテンシに真っ向対決する者は減ったが、やはり最大の原因は先立つ物には抗え切れなかったんだろうな。

とは言えⅡであまりにも皆がレイテンシ減らすのだけに集中して、擬似的にでも無くそうとしないのは嘆かわしい。
ってのも過去比だと一時記憶半導体が桁違いに性能向上と廉価化してるんで、例えば極論3秒分(つまりレイテンシマージンを3000mSec取るっつう事)の全トラックデータを預けるのだって今じゃ遥かに容易くなってんだ。

実際にそんなんしたらお前は真空管Ampかよって位反応は鈍くなるが、それでパンチイン・アウトで戸惑わされたりする心配は皆無なのだ。
これは杜撰大王だからだけか分からんがadatを使いこなそうとしてる内、旧来の勘と職人技より「数値で指定・微調整」する様になったんだ。

いや昔だって厳密にやりたい時ゃ、オープンリールを何度も往ったり来たり手で回してポイントを探したりしてたからねえ。
コレ現代版にすりゃ波形を画面に出して、要は聴覚から視覚主体にシフトしただけで作業内容は不変なんよ。

でⅡで現代PCのメモリ(RAM)平均値はとっくに十二分になってんだが、それを大胆に優先活用してやろうってソフト(アプリ)が無い!。(過去にはそんな傾向のが実在し、マルチ録音用ではないが未だ宅では常用中)
お陰でwin8.1用機を自作する際、メモリを16Gも奢っといたのにちっとも
役に立ってやしない…。

こないだから激重な腰を上げて少しづつググってみてるが、あちこちに少しづつだがやはり気付いてる人は居る様だ。
現時点でハッキリしてるのはこの案件で分断・2極化が顕著な事で、中間層つまり資金・手法・スキル共々程々の者が半ば差別同然に無視されてる事実だ。

あ~けしからんや~けしからん…たってしゃーないから、杜撰なりにどうするか考えてみよう。

<つづく>

2023年9月 9日 (土)

音楽備忘録1485 跳ねるの薦め➌

さて民族音楽だなんて急に範囲を拡大したかに思えるが、綴っといて杜撰大王はロクに聴いちゃ居ない。
いやぁ無責任だなぁじゃ無くって、聴く側で余計な障壁をわざわざ設けてたらバカバカしいってだけの話しなのだ。

かつてReggaeが一大ブームになった時だって、大半の模倣者は上澄みをちょいと失敬しただけだった。
ので暫く経ったら何処かに殆ど消えちまったが、ローカリティの強めのはやはり生活習慣等の差で物珍しさに終始する事が多いんだろう。

只私的にはそれだけが原因と考えておらず、譜割りだけでノリをちっとも取入れなかったのも大いに災いしたと思ってんだ。(ある程度取入れてたLatinは過去にもう少し長持ちしてたよん)
JazzからRockが生れた頃は、今より譜面の読めない人の支持が集中してた節があってね。

決してマスターするのが楽な代物じゃなかったのに、自由が多かったのと併せて大普及したのもあるんじゃねっと。
で広まった原因はどうであれSwingの独特なリズムは、従前の譜割り理論では再現不可だけど生き長らえたと。

それが時代が下るにつれ今度は譜面駄目でも打込みとかが普及して来て、大衆がリニアなリズムにだけ慣れて偏寄が進んでると思うのよね。
つまり昔なら譜面非依存派は非リニアリズムに抵抗感が無かったのが、今では違和感を覚えるだけの人が多くなっちゃったんじゃないかってね。

だが音楽の4大要素をリズム・コード・メロ・歌詞と仮定するならば、最低でもその¼を端っから捨てたら弱体化すんねんな。
因みに↑で恐らく今劣化本邦の常識には逆らう順にしてあるのは、音が音楽として成立する条件に基づいたからだ。

ここでのリズムってなBeatとかご大層な段階じゃなく、音符の長さと考えとくれ。
要するに音の鳴ってる時間とタイミングを最低限指定しとかんと、どうにもならん場合があるのよ。

極端な話しその曲に使われる音全部を一遍に鳴らしたら、唯の雑音にしかならんでしょ。
又一般感覚からしたら明確な音程が無いと音楽認知には満たないだろうが、アホガキ杜撰大王の過去述「チーチキ病」みたいなのは本当にそうだったら決して起こり得ない現象でんがな。

因みにⅡで一々過去のを読みたくない人向けに簡易解説しとくと、Stevie Wonderの迷信って曲に嵌ってそのIntroを口ドラムで再現して悦に入ってたって話しね。
現在で最も認知度の高いのだったら、「ドンドンパン、ドンドンパン…」じゃないかなぁ。

こないだ映画になったQueenのWe Will Rock You、認知の仕方は色々だろうが何かCMでそんなのあったかも位は田舎のジジババでも知ってる人いるんじゃね?。
Queen登場以前だったら、日本ではドンパン節一択だったろうがね。

どっちにしろ類例は決して多かねえが、直には思い当たらないだけで昔からやっぱそう云うの全然あったじゃん。
因みにⅢで謎を残さん様にコードを第2要素としてるのは、BeatlesのA Hard Days Nightみたいな曲を特定する一発要素なんかに使われる事もあるからよん。

リズムでもメロでも歌詞でも数音鳴らないと区別が付ないが、和音を吹鳴1音と考えると音程方面で最も最短で判別が付くのはコードなんだ。
ほいでドォンと戻ってリズムパターンだって全てとなりゃほぼ無尽蔵だろうが、聴き易いのとなると結構限られて来る。

その内聴き易きゃ演り難いのも容認すると、つまりノリを自由化させるとリズムの個性が蘇るって寸法なんざます。
そうしとかないと最良75%止まりなのを、100%には持ってけないんじゃないかな。

=つづく=

2023年9月 8日 (金)

音楽備忘録1484 低知名度アーティスト⑨

今回でSouthern RockとThe Marshall Tucker Bandを纏めるべく奮闘してみるが、彼等のリフに共通なのが歪みやチョーキングに依存してないのも沢山ある事だ。
エレキらしさやブルージーさには最適でも、様々な楽曲を扱おうとすれば↑は常にフィットするもんじゃないんだよね。

ローカル色がかなり強めなのに何でも演れるのはこの点と、他パートの力量特に対応力の賜物なんざます。
メンバー中の1人2人より過半数が良いとそれだけでも興味に加点になるけど、グループミュージックの真髄は一番大した事無い奴のレベルに引き摺られてるんす。

Marshall Tuckerではリズム隊よりFluteがしばしば登場する方が一般的には耳に付くだろうが、DrummerがBuddy Richのフォロワーなのでシングルストロークがかなり速い。
とかBassistが親指一本とは信じられない程攻めてるとか、これ等が又歌伴奏時に最も顕著に表れてんだ。

ならばJazzとかのバカテクの人達が伴奏してた方がもっと良さげだが、急遽呼ばれてのとパーマネントメンバーで居るのとではどうしたって曲へのフィット度に差が生じるんすよ。
これにはコーラスを担当させられるかどうかの相違も加わってて、3つの中ではLynyrd Skynyrdが一番少な目だけどね。

日本の主流派平均と比べるとLiveでも、ゲストや省略より弾き歌いしてるのが多いんだ。
因みにその少な目なL君達ではゲストも使ってるが、実質パーマネントメンバーな位固定されてて常時参加してたしね。

それとBeatlesよりゃそこそこ後年だから同胞人口はもっと増えてたろうが、田舎が良い方に作用したかこの3本柱周辺では交流がかなり盛んだった。
つまりゲスト候補として順位が優先されてた結果、ローカリティを損ねずに音楽性拡張を図れてたと。

無論全然無関係な所から誰か連れて来るのにも、その良さってのはあるがね。
だがWings以降のソロのMcCartneyのアルバムみたいに、ゲストが遠慮して個性をフル発揮は出来てないとかの例もあるでよ。

これ外面的にはビビリかって思うだけかも知れんが、達人だって普段居ない所の「勝手」には決して詳しくは無いからねえ。
下手に余計な個性を発揮して台無しにしてもってのがあるんで、精神論だけで片付けられるもんじゃないんだ。

結局○○Rockみたいなのって単に流行だけじゃなく、相乗効果(良い競争・切磋琢磨)でのレベルアップも大抵は込みなんすよ。
これが最大の理由でローカリティが強いのでも、皆に知っとく位はして欲しくて紹介してんざます。

各人の純粋な好みだけならレベルなんて無関係で好きなら良く、けどそればかりだとアイデアは増えても具体化する方法に弱点を作っちまい兼ねないだよ。
尚且つ一定水準に達して無いものは、やはり楽しめる時間は短めになるのが避けられないしね。

上っ面の人気で聴くのも一時的な楽しみならあまり問題無いが、長く続けたい趣味だとか就きたい職業と関係あるなら水準は無視せん方がエエで。
そんなんしてたら例え人気やお金だけが目的だったとしても、アイツ全然分かってねえやで力や才能のある人からは相手にされなくなるんじゃないかな。

-つづく-

2023年9月 7日 (木)

音楽備忘録1483 代用出来るか否か⓮

太鼓関係の代用で少しDrummerへの負担を増してる気もするが、大抵は音程は司らなくて構わない点では楽をしてるとも看做せるんだい。
って音程があったら必ずしも大変でも無いけど、リズムパートの柔軟性が上がると演れる曲が格段に拡がるんすよ。

拙ブログでは折に触れこれに纏わるのを紹介して来たが、例えばピック弾きBassでだって一工夫すりゃFunkとかを全然演れる。
それと同様にDrumsetも使い方次第で、現行標準よりゃホントの応用範囲は断然広いんだわ。

今日日はエレキ類ではすぐストンプを持出しての対処が殆どだが、それで出せる色々はどうしたって在り来りで個性や独自性にはとってもマイナス。
過去比較にならん程ストンプの種類等が増えたとは言え、ツール依存率が高くなる程何処かの誰かの一部と同じか近似な音色になる確率は高くなる。

にも拘らず太鼓のブランドやモデル数は↑より遥かに少ないんで、ある意味独自の変態的な叩き方でもしないと似たり寄ったりになり易いん。
処が変態ったって曲に合わなきゃ駄目・歌物では乱打厳禁等となると、奏法だけの工夫には限界がある。

そこで是非再考して欲しいのが、ジャンルに特化させ過ぎないDrumsetだ。
自体験で言うと過去に自ニーズからガチガチミュートを施してたが、そうしとくと頻度は少なくても豊富な倍音が欲しい時にそのままでは行けなくて一寸困った。(ガムテべったりぃの糊が半乾きで剥がしても残る😓)

そんな際大抵は代替手段を模索するが、そうしてく内に奏法にも望まぬ偏寄が積算してく。
その挙句何時の間にか曲に対して自身の第一候補が、楽器の状況に合わないだけで試しもせず却下となっていたんだ。

この件で参考になるのが生Pianoで、外装は兎も角音に関する機構自体はどのジャンル用でも完全に同一なままになってる処だ。
現況生ピは最も汎用性が高い位置にあると思うが、それはジャンルに対しニュートラルポジションを未だ堅持してるからだろう。

一見斬新なツールを多用するこっち系でもベテランになる程、録音では定番やビンテージの使用が多くなるのは行き過ぎた特化が原因なんじゃないかな。
要するに俺様がこれから色々細工するんだから、道具(音楽の場合は楽器)のお前が勝手に音を創るんじゃねえみたいな。

それと同じ様にその時点だけの最良に忖度すれば、汎用性を犠牲にしてる事が多いのよ。
ので半老害杜撰大王の見解としてDrumsetでのプチアブノーマルプレイは、寧ろ代用手段と断定しちまう方がそれこそ代用だと思うんだ。

例えばどれかがRim Shot不可な状況にしてたりってのって、エレキならボリウムポット非搭載みたいなのと同列ではないのかと。
今主流の使用法では確かに滅多に触らなくなってるけど、太鼓だとGuitarみたいに簡単に持ち替えたりは出来ないんだからねえ。

=つづく=

2023年9月 6日 (水)

音楽備忘録1482 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➌

デジタルオーディオでは2chステレオに続いて、デジタルシンセ等の普及からレイテンシ対策が求められた。
私的にはそれが不充分とは感じてるものの、特殊奏法等をしなけりゃ普通は同時発音数10音程度に限られて来る。

ここでの特殊奏法とは例えば肘から先を鍵盤に押付ける様なワイルドなのだが、当初は最大発音数に制限を掛けといて凌いでいた。
その後物に依ってはそれが解除されたが、それでも一般的な最大鍵盤数88を超える事は先ず無い。

最大数が確定出来るなら逆算値も確定可能で、その範囲でレイテンシが最小となる回路構成・集積回路を用いれば良い。
このどっちもは要するにコスパ(主に売る側の事情)が極端に悪くなるのを嫌ってて、ユーザーが一生に一度あるかないかの奏法なんかに合せたら凄い不経済になっちまうからね。

しかもサイズや重量だってそうすりゃ大巾増加し、これはユーザーだって全く歓迎しないしさ。
但しこの考えはリアル合奏時の想定が甘過ぎで、本当に発音する迄の時間がそれじゃあ長過ぎるんだ。

非デジタル楽器でも音が出るのが少々遅いのもあるが、発音動作自体は既に始まってるからDelayを掛けたみたいに全てが遅れて聴こえて来る訳じゃねえんだ。
例え一般感覚で音と感じなくてもPianoなら鍵盤に指が当たった音に始まり、鍵盤やハンマが動き出した音は実際には微かでも出てるんだ。

それ故私的にはバーチャルアナログシンセは玩具と見下してて、便利で軽くて良いけどどうせ音がアナログならデジタル化は制御部迄にしときゃ良かったと考えている。
それでも楽器だけで済みゃまだ良かったが、楽器でレイテンシがあるのに録音で迄それが加算されるとなりゃホントは唯では済んで無い筈なんよ。

つまり音楽的にはこの点でダブルエラーを犯してる訳で、ノリやタイミングが命脈な奏者を切り捨ててんだ。
そんな真似しててこの機種はグルーヴ創出に向いてますなんて、某総理並の虚言癖があるのかよって…。

又々雲行きが怪しくなって来たから戻すと、本当は録音機の方がまだマシな状況下にあるんすよ。
多重録音時に今奏でてるののモニタをダイレクトにしときゃ、やろうと思えば既に記録されてる音の再生には逆算補填が使えるんだからね。

機械内部では「遅らせて再生」してても、普通人間は「音が出たら」再生が始まったとしか認識しないからね。
但しⅡでそうするにはある条件設定が必要で、本質的にはリソース量なんだが表面的にはトラック数になる。

是又私的には32にトラック数固定の代わり実質的にはレイテンシを感じさせませんなんてソフトもあって然るべきと思うんだが、PCを使った際の自由の侵害になるからかそんなのが見当たらない。
実は意外と知られて無い一体機にはこの面でのメリットを持ってる可能性があり、完全では無くても初代adatが主流の頃には今程レイテンシ案件が騒がれてなかった様な…。

なのでadat HDが逝かれたらCymatic Audio uTrack24ってのを次の候補にしてたっけ、何時の間にか製造中止になってやがんの。
もしかしたらadatみたいなレイテンシ対策が施されて無かったかも知れんが、可能性があるのは一体機だったんだけどね。

<つづく>

2023年9月 5日 (火)

音楽備忘録1481 跳ねるの薦め➋

って事って跳ねないBeatでわざと跳ねさせるの説明行きますが、実際にはもし僅かに跳ねてても気にしない・没にしないって方が適切なのかなぁ。
かつてのMetal系等で良く登場した硬質なジャンジャンジャン、皆で一斉にバッキング演る時とかは確かにあまり跳ねると軽薄になってイカン。

けどそんなのですらコードの変わり目やシンコペーションの箇所では、機械的リニアに刻まない方が好結果が得られるケースが多いんだ。
どんなに音色を似せても打込みだと中々その筋の達人みたいな迫力が出なかったりするが、そう云うのに本件は大きく関わってるんすよ。

才能(向き不向き)や体質に依って大部差はある・出るだろうが、私体験からすると機械リズム(Click等)から入ったりそれを絶対視しちうとこの件ではひぜうにヤバい。
実際の一定水準以上のリアルアンサンブルを体験すると、大して意識して無くてもノリやキレで瞬間的に打込み等をあからさまに凌駕する事があるねん。

古いがその典型例の1つにSteve Gaddのオカズ、俺言い「タッタラコトン」を提示しとこう。
一時期神扱いだった達人のそれは当然キレその他最高峰だったが、それ以上に他とは一味違う独特な感じがあってねぇ。

このフレーズJeff Porcaroの俺言い「タタトン」と共に、一時期は大流行して猫も杓子も状態だったから奏者比較がとってもし易いんだ。
その時期現役だったら余程の変わり者以外どっかで演ってるから、凄く色んな感じになるのがあったんよ。

で私感としてはそれ等の7割方は打込んだ方が恰好良くなったが、後の3割がリニアタイミングだと音色や強弱をどうこね繰り回しても本家のに全く及べなくてさ。
因みにGaddヲタだった従兄から手順を教わって俺もなぞれる様にはなったが、中々本家や分家(従兄)のにあった恰好良さ(キレ)が出てくんない。

でⅡでその原因をプチ検証してみると、俺を筆頭に付け焼刃模倣組の面々は厳密には叩き切れて無かったんでしょうな。
この手の半小節以内に細か目な音符の集積してるのって、他のより多少リズムが曖昧でも楽曲には悪影響を与えないもんでな。

だから合格だけを目指すとそんなで行けちゃって、しかしそれ自体の精度や完成度を追及し出すとホントはもっと高難度な代物だったのよね。
でⅢで掘り返して行くとフレーズ自体はGaddが始祖では無くて、既にJazz全盛期に一部であったんだ。

只それ以前にGaddのみたいに聴こえる叩き方は誰もしてなく、要はフレーズよりタイミングの取り方がオリジナルだった訳よ。
彼以外で一番近いとしたらIan Paice辺りと思うが、共通項としては3連系のが得意な処か。

Gadd先生ああ見えて軍楽隊出身だそうだが、やはり全盛期の一般印象としてはLatinテイストだ。
恐らくLatinのノリからインスパイアされてるから、微妙にノリやニュアンスが独特なんだろうね。

Latinって深掘りしてくと民族音楽そのものなんで、到底並の打込みなんかじゃ最もトレースし難い代物でっせ。
今世界の主流を占める欧白人の楽譜や譜割りルールはとても便利で有用だが、世界のリズムバリエーションからしたら極狭い一部しかそれだけじゃ賄えないんだよ。

=つづく=

2023年9月 4日 (月)

音楽備忘録1480 低知名度アーティスト⑧

Lynyrd Skynyrdの残り補遺とThe Marshall Tucker Bandだが、リフに関しては前者も殆どHard Rockなのから前回述のアルペジオ系迄網羅されている。
一面で「ピック弾き」に拘るなら限界に近い位で、その縛りを無くしたのが後者とも思える。

Marshall Tuckerの特徴ったら確かにCountry色はあるが、それよりもLead GuitarとBassの兄弟が「親指弾き」をデフォとしてる方が甚大なのだ。
今劣化本邦で親指弾きってぇと亡きいかりや長介位しか想い出さないだろうし、海外でもRock系となるとJeff Beck位かも知れない。(Mark Knopflerこそ有名だったが今劣化本邦では分かる人が少なくなってそう)

だが親指をメインに必要時だけ他の指を加えるのを良しとすると、普通のアポヤンド(人差し指+中指)その他諸々よりフレージングの自由度が拡張するんですよ。(逆が無い訳じゃないけれど)
指ってオルタネイト動作には片側にしか爪が無いから、その非合理性は確かにあるよね。

けど音色の安定性ではオルタネイトさせればどの道不利で、それ故草臥れても敢えてピックのダウンだけで行く事なんかもあるわね。
少し遠回りするがBeatles-Helpのギターで、4音ワンセットのを連続させるフレーズがあるでしょ。

ほれサビと普通の歌のブリッジ部にあるあれ、オルタネイトの達人でも弦4本も移動があるから中々本家のみたいにスムーズにならない。
動画で確かめるとったって杜撰大王の拙い視力(主に頭の方)では、ピックのダウンだけで弾いてる風に見えた。

んでそうやったら半ば当然の結果だが、やっばりどうしてもギクシャク感が残る。
んでⅡで長年どうすれば無理無く近付けそうかと悩んでたのが、指を1本か2本追加したのが一番良さそうとなったんだ。

普通親指と人差し指はピックを持ってっから、中指か薬指のどっちか或は両方を追加するとな。
この時敢えて1本だけ追加(4連音の最後のだけ担当)とするのが、ピックダウンだけの外見に一番近い。

んでⅢでたった1音分だけでもピックを使わんで済めば、その間に弦の飛び越し移動の時間が確保出来るのさ。
つまり俺を始め多くの皆が困ってたのが「移動時間が足りない」だとしたら、超人級オルタネイトピッキングより原理的にその方が全然合理的なのよね。(後に俺は親指と中指の交互で行くのが最も演り易くなってる)

んでⅣでピックで足りなきゃ指追加って当り前っちゃ当り前なんだが、普段がピックだけで何とかなるのばっか演ってると発想も慣れも遠ざかっちゃてるんだ。
アポヤンドでも交互に繰り出せるので、必要時だけ更に追加には一寸至り難いんじゃないかな。(それを杜撰大王はBassで薬指を追加して勝手に3本指奏法等と吹聴してる)

人次第もあろうが結局これ等って親指意識が低いor足りないのの、負の遺産みたいに感じただすよ。
これへオッサン違和感の大きいのが、今ってしれっとスマホとかで親指だけの超高速連打とか皆やってんじゃん。

の割にギターとかになると、殆ど誰もそれを活用してないのがさ。
んでⅤでMarshall Tuckerのリードギターの人が、正にそんなのを遥か昔に演ってたんすわ。

ギターに比べると遅いがその人の弟のBassも、ピック弾きみたいな音色だけど全部親指だけなんだよ。
しかも他の指追加皆無で、そんなに風変りなフレーズじゃ無いけどね。

一般的に手癖みたいなのがフレーズに及ぼす影響って、多かれ少なかれ少しは絶対あるからねえ。
それに最も縛られてないのが(親指1本じゃ普段は押下げしか無いですから)、色々音に出てるみたいなんだよな。

-つづく-

2023年9月 3日 (日)

音楽備忘録1479 代用出来るか否か⓭

前回終りのBongo・Congaで想い出したのが、今更&超ベタネタな「Tomによる偽Timbales」だ。
初期Al Green作品でAl Jackson Jr.が、サザエさんのエンディングテーマの最後で単打してるみたいな使い方だった。(後者は多分本物!?)

コイツも例に依って奏法の工夫とセットで成立してたが、Tomで誤ってリムに掛けちゃったのがヒントだったんだろうか。
モノホンTimbalesだって常にOpen Rim Shotしてる訳じゃないが、SnareのBackbeatの以上に象徴的ではあろう。

その叩き方+普通の12inch Tom、だがわざとシングルヘッドにしておいてね。
これの賢いのはRimに掛けなきゃ当時流行のシングルヘッドTomに聴こえ、Rim掛けした上に端の方を叩けば模造Timbalesになってくれる処だ。

無論本物と同時比較すれば一寸違うのがすぐ分かる程度だが、シングルヘッド(所謂メロタム)とダブルヘッドTomを混用するよりはバリエーション的に1枚上手と言え様。
それこそ普通のDrumsetと、Timbalesを併用する方により近い。

因みに宅でAl GreenのAl Jackson Jr.ごっこ!?をする際は、たまたま所持してるメロタムの端っこでRim掛けて演ってまふ。
昔レコードヲタの聴き専親友の前で演ったら、とってもニンマリを頂けました。

その他に似たのでは昔はSnareのスナッピーをOFFにし放しにしといて、Bongo・やCongaっぽく演るのもそこそこあったな。
コレDrumset内でノーミュートでも一番余韻が短くなるのがミソで、音程的にもBongoの低い方やCongaの一番高い方のに結構近いからね。(実際には少しミュートして倍音を抑えた方がよりそれっぽくなるが)

本格的にアフリカンやラテンを演るグループなら未だしも、一般ポピュラー系グループで雰囲気だけ真似事をするのには今だって最良な妥協点だと思うよ。
ってのも正規のTimbalesのバチはDrum用と違い、チップレスでだいぶ細目だ。(つまり要持ち替え)

Bongo・Congaに至っては本来素手で叩く物なので、Drumを休まずに独りで追加しようとしたらほぼ無理な相談になっちまう。
中にはモノホンをドラムスティックでそのまま叩いてる奴も居るが、駄目じゃないけどそれだと本格的なのとはどうせ一味違っちゃうよね。

その意味ではDrumsetとほぼ同じ様に叩いて同じ音を目指してるんで、単に楽器代をケチってそうしたとは言い難い面もあるんじゃないかな。
確かにToToのLiveみたいに比較的大編成で身内にパーカッショニストが居れば、或は小編成でもT・REXみたいにメンバーに居れば不要だけどね。

そこ迄本格的なのは要らんとか音数がかなり少な目で構わないとなると、そんな退屈な仕事を専門家に頼むのも気が引けたりすらぁね。
だいいちアンコールで急遽そんなのが入ってる曲をとなると、事前準備がなされてない場合も少なくないからこの方法には少し魔は入ってるが別の価値があるのだ

=つづく=

2023年9月 2日 (土)

音楽備忘録1478 デジタル音楽録音でのレイテンシ謎➋

だばデジタルオーディオの基礎的仕組みを簡単に説明しとくが、具体的には音波データを電圧か電流に変換し(ここまでアナログも同じ)それから更に数値化変換している。(レコードは最終的には溝・テープは磁気だが)
上記デジタルのみで後付けされた処理ってのがアナログと大違いで、僅かな誤差を容認する代わり「ハッキリした値」としている。

のはデジタル回路のレゾリューションのどれかへ一致させる為で、そうしとくと再生時に完全再現可能となって数多のご利益があるからなんだ。
少々細かくなっちまうが精密な電子部品でも完全に特性を揃えたり一致させるのはまだほぼ不可能で、アナログ記録時にはありのままのデータを送れても記録・再生の段階で必ず変容を伴ってしまう。

そんなだからアナログハイエンド機で録りから再生迄全て賄えれば、実は未だその方が原音に近くなってるのよ。
只それを日常的に実行可能なのは世界の超セレブ位且つ回数すら限定になるんで、録る方は未だしも再生側でそんなシステムにしちゃったら汎用性が皆無になってまう。

し欠落・変容僅少ってだけでハイエンドアナログも不完全なんで、言わば極限は妥協する代わり普通の部分は無妥協としたのが現行デジタルなんだ。
これが唯聴く分にはまあまあ良かったんだが、言うなれば特に多重録音への配慮が足りないまま普及しちゃったのよ。

盲点になってたっちゃそうなんだが、録音か再生の何れか片方であればレイテンシは逆算補正でなんとかなった。
さてここから一寸深掘りになるが、アナログ音声データをデジタルに変換するには膨大な作業が必要。

杜撰大王式比喩なら昔の荷扱い所や基幹郵便局でやってるみたいに、アナログには無かった仕分け作業が必要となる。
ザックリ言えば0~0.4は0・0.5~1.4は1って風に、デジタルレゾリューションの深度に応じた仕分けがね。

それは西町だったら何丁目でも西って棚へ・南町はデカいから2つに割られててそのどっちかへ、なんてのとかなり似た感じで振り分けとく。
尤もこの程度だけなら電子とデジタルの高速からしたらお茶の子さいさい屁の河童で、ここで問題にする程には至らない。

が仕分けした処で天文学的に近い膨大なデータは記録するにも再生するにも唯では済まなくなり、それが一般論でのレイテンシになって表れてんすよ。
果てさて漸くここで前回述の唯1つがご登場となるんだが、↑の変換作業に掛る時間が実は全然一定じゃないんすよ。

時間最小は無音時で、最大は全帯域に渡って複雑な変化があった時。
それでもステレオ(2ch)止まりならその差はそれ程でも無いし、2chで最も時間が掛る場合を予め算出しといてそれ以上遅らせて出しときゃ間に合わなくならない。

再確認の念押ししとくがそのまま出すと状況次第で遅れるから、一番遅い奴がゴールする迄先頭が遅くしてタイミングを揃えるって作戦な。
これって全然珍しいもんじゃなくて、例えば電車でも乗降に多少手間取るのを想定内としてダイヤ設定されてるよ。

つまりもし途中駅の乗降がゼロだったらかなりもっと早く到達出来るのに、わざとマージン取っといてあるんだ。
急いでるともう皆降りて乗ったのに暫く発車しなくてイライラさせられたりもするが、どんな状況でも極力遅れる事を無くす為にそんな設定されてると。

処が多重録音で特にPCソフト併用となるとトラック数は全然固定出来ないし、1回にどれだけの作業量になるかも同じく全く不明。
結果今迄の作戦は全く通用しなくなるが、現行システムじゃ新たな有力手段がめっからってないのである。

<つづく>

2023年9月 1日 (金)

音楽備忘録1477 跳ねるの薦め➊

跳ね案件は概述だが、とある思い浮かびで更なる効能がありそうなのに気付いたんだ。
その経緯故跳ねる≒Swingさせるっても、敢えて本流のJazzを外しそれ以外での効能を特集しませう。

今回の発端は全盛期Ian Paiceのノリの秘密で、少し前の純然8Beatでもそんなに跳ねてたんかいの続きなのだ。
私的には彼の特徴は他に類を見ない「勢いの良さ」だと感じてるが、一般的には重いBONZOの対極的に思われている。

それは大枠間違いじゃないんだけど、それだけだとThe VenturesのMel Taylorなんかにもっと似て聴こえる筈だ。
って確かに音色等が相当違うが、それを完全に封印しても何かが残るんだよ。

Mel TaylorにはPaice に感じる様な落着きってぇか、ある種の重さっつうかリズムのスマートさみたいなのが全然少ない。
どうしてそうなるか思案を巡らせてる内、「やたらと跳ね捲ってる」のと何か関係があるのではと思ったん。

そこから導き出されたのが、跳ねるって躍動感や軽さと併せて重さも兼ね備えてたのをね。
要するにですねぇリニアに対して跳ねって、音符が等間隔じゃ無くなってんですよねぇ。

でその間隔が詰まる方を軸に考えりゃその分早く来るから軽くなる訳だけど、間隔が伸びる方を軸にすれば何と重くなってる訳っすよ。
でⅡで等間隔で演ってると早めりゃ軽くしか・遅めりゃ重くしか演出出来ないのが、特異な跳ねを利用すると混在可能になっちゃうんだよ。

でⅢでThe Venturesの場合は曲は8Beatでも、Jazzからの過渡期を素直に受容れ「太鼓は4Beat」のままでOKなのが多くなかったかいな。
それがPurpleでは一部楽曲を除き、全面的に8Beatじゃなきゃあきまへんが沢山あったじゃない。

でⅣで絶対的8Beat時に適宣跳ねた時にだけ、「跳ねに依る重さ(ノリ)の操縦」が初めて可能化してたんだねえ。
只実際には逆アプローチで到達してるのも、いやそっちの方が今となっては圧倒的に多いかも知れない。

けれどRockやPops系でのノリってぇのの発祥は、歴史的観点からもこれで多分間違い無いんすよ。
ってぇ事ぁですよ、もし跳ねを強硬に否定しちまったらノリ制御の1つが死ぬっつう訳ですわ。

淡泊なノリが要求されたからってこれを全否定すると、途端に非人間的になる公算が高い。
今時は淡泊と無機質の区別を誤認してる者が少なくなく、テクノや意図的にロボチックにしてる人からしたらいい迷惑になってっかもね。

これとか頻吠えしてるClick常用の是非とか、誰もが聖人君主並の強靭な精神力を持ってたらそんなに問題視しなくて良いかも知れない。
でも人ってそれが割と孤独になり易い状況だと、ホントにこれで大丈夫なのかとか不安が過ぎりゃ流されるのが人情ってもんよ。

だからノリの為ならClickを消せない事があったって全然当然OKとか知っとかないと、非人間的演奏に陥り易いんじゃないかと思うんだ。
俺自身今はド底辺な代わり自由だから強気で居られてるが、これを知らずに環境が激変したらどうなるか全く分からんよ。

=つづく=

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