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2023年8月11日 (金)

音楽備忘録1456 低知名度アーティスト②

演奏技術面でも中々独自のが散見されるが、かと言ってAtlanta Rhytme SectionにはVan Halen程のはちっとも出て来ない。
のを何故取上げるかったらサーカス芸には無縁でも、音楽内容的には大影響なのが結構多いからなのだ。

1.Guitar:Barry Bailey
一般論ではアクセント的に入れるピッキングハーモニクスが特徴だろうが、チョーキングの向きが他とは逆なのには驚かされた。
普通押し上げるのが引き下げてて、1弦や状況次第で2弦では不可能だけどさ。

けど考え様に依っちゃこの方が重力に逆らってないんで、負担が軽減したり瞬時のチョーキングには有利っぽい。
現に音色は太くブライトでは無いのに、かなりシャープな印象があるのはこのせいかも知れない。

2.Guitar:J.R. Cobb
ピックを持ったまま指を併用するのが格段に頻繁で、他の人が全く使わないコードフォームが出て来る。
のからすりゃJazz・Country寄りかと思えば、作曲ではラテン調のが多いしSlide奏法の腕前が一流だったりする。

3.Bass:Paul Goddard
私的にはこの人の存在と演奏が決定打なんだが、洗練されつつ攻めたプレイに反して容姿が唯のデブなオバチャンなのが又凄い。(れっきとした男性、それも全盛時は20代なのに…)
これ程ルックスが大失点で演奏とその内容が大加点の人を、俺は他に見た事が無い。

その上驚異なのがBand的に余程自信があるのか、Bassソロ(フル伴奏付)がアルバム毎程度の頻度で出で来る処だ。
目を瞑って音だけ聴きゃYesのChris Squireと良い勝負ってなもんで、これが楽曲に与える影響は計り知れない。

残りの3人は目立つ部分としては無いものの、1.3.の2人以外は全員弾き乍ら歌える。
って事は単独ボーカルから4声コーラス迄自前で行ける訳で、インスト曲でさえ手ぶらになる者を居なく出来るんすよ。(メインVocalのRonnie Hammondはパーカスの他そこそこの頻度でアコギ担当)

その結果Beatles程では無いにしても、演れる楽曲に制限が掛らなかったのは結構大事なポイントね。
因みにVan HalenのGuitarタッピングも、それが可能化して初めて演れた曲もあったけどさ。

もっと随時で曲に影響があるのは、ARSみたいな地味でも一寸巧妙な技の方なんだ。
2.の独自コードフォームは鍵盤が1人しか居なくても、Toto等2人居るののハーモニーへだいぶ近寄れるしね。

そんなのが又田舎者丸出しでもやり様次第で出来るんだって点で、誰にでも用があると思うんすよ。
これが有名なのとか都会人となるとゲスト参加で対応出来ちゃって、しかし非メンバー比率が上がるんで多少なりともオリジナリティは薄まっちゃうのよね。

っと良い方ばかりで埋まっちまったが、低知名度には本人達にだって少しは理由があった。
ARSの場合それは先ず前述の如く容姿だったろうが、若干玄人はだし過ぎた処があったかも知れない。

-つづく-

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