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2023年9月 1日 (金)

音楽備忘録1477 跳ねるの薦め➊

跳ね案件は概述だが、とある思い浮かびで更なる効能がありそうなのに気付いたんだ。
その経緯故跳ねる≒Swingさせるっても、敢えて本流のJazzを外しそれ以外での効能を特集しませう。

今回の発端は全盛期Ian Paiceのノリの秘密で、少し前の純然8Beatでもそんなに跳ねてたんかいの続きなのだ。
私的には彼の特徴は他に類を見ない「勢いの良さ」だと感じてるが、一般的には重いBONZOの対極的に思われている。

それは大枠間違いじゃないんだけど、それだけだとThe VenturesのMel Taylorなんかにもっと似て聴こえる筈だ。
って確かに音色等が相当違うが、それを完全に封印しても何かが残るんだよ。

Mel TaylorにはPaice に感じる様な落着きってぇか、ある種の重さっつうかリズムのスマートさみたいなのが全然少ない。
どうしてそうなるか思案を巡らせてる内、「やたらと跳ね捲ってる」のと何か関係があるのではと思ったん。

そこから導き出されたのが、跳ねるって躍動感や軽さと併せて重さも兼ね備えてたのをね。
要するにですねぇリニアに対して跳ねって、音符が等間隔じゃ無くなってんですよねぇ。

でその間隔が詰まる方を軸に考えりゃその分早く来るから軽くなる訳だけど、間隔が伸びる方を軸にすれば何と重くなってる訳っすよ。
でⅡで等間隔で演ってると早めりゃ軽くしか・遅めりゃ重くしか演出出来ないのが、特異な跳ねを利用すると混在可能になっちゃうんだよ。

でⅢでThe Venturesの場合は曲は8Beatでも、Jazzからの過渡期を素直に受容れ「太鼓は4Beat」のままでOKなのが多くなかったかいな。
それがPurpleでは一部楽曲を除き、全面的に8Beatじゃなきゃあきまへんが沢山あったじゃない。

でⅣで絶対的8Beat時に適宣跳ねた時にだけ、「跳ねに依る重さ(ノリ)の操縦」が初めて可能化してたんだねえ。
只実際には逆アプローチで到達してるのも、いやそっちの方が今となっては圧倒的に多いかも知れない。

けれどRockやPops系でのノリってぇのの発祥は、歴史的観点からもこれで多分間違い無いんすよ。
ってぇ事ぁですよ、もし跳ねを強硬に否定しちまったらノリ制御の1つが死ぬっつう訳ですわ。

淡泊なノリが要求されたからってこれを全否定すると、途端に非人間的になる公算が高い。
今時は淡泊と無機質の区別を誤認してる者が少なくなく、テクノや意図的にロボチックにしてる人からしたらいい迷惑になってっかもね。

これとか頻吠えしてるClick常用の是非とか、誰もが聖人君主並の強靭な精神力を持ってたらそんなに問題視しなくて良いかも知れない。
でも人ってそれが割と孤独になり易い状況だと、ホントにこれで大丈夫なのかとか不安が過ぎりゃ流されるのが人情ってもんよ。

だからノリの為ならClickを消せない事があったって全然当然OKとか知っとかないと、非人間的演奏に陥り易いんじゃないかと思うんだ。
俺自身今はド底辺な代わり自由だから強気で居られてるが、これを知らずに環境が激変したらどうなるか全く分からんよ。

=つづく=

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