音楽備忘録1439 代用出来るか否か➌
今度は過去述重複も含むが、エレキボディのフルアコ vs ソリッドへ弦のRound or Flatを交えて代替の可否を綴ろう。
ってのはひたすらBrightな音色が欲しきゃ通常ソリッド+Round弦一択になるんで、現代でフルアコやFlat弦が欲しくなるのはマイルド化等したい時だと思うんだ。
さて現代ではフル君とフラ君の非汎用性並びに割高な部分に、残念乍ら言及しとかなきゃなんくなった。
フル・フラ君どちらもニーズが消滅しちゃいねんだが、過去比だと現況どんどん頻度が下がってってる。
結果杜撰大王みたいな貧老にはキープ意義が低下して、良さや必要性を熟知してても非所持化の憂き目を見てんだ。
但しエレキの胴違いに太鼓みたいな大きな期待を寄せるのは筋違いってもんで、再出だが師匠の会社でGibson ES-175Dをじっくり試奏させて貰ったら従前身勝手イメージはアッサリ覆されてん。
条件付きではあるが当時時点で概所持の中古SGと殆ど一緒で、音よりカッタウェイとボディサイズの差が印象に残った。
因みに条件ってのは既存概念を無視して、出せるだけハイエンドを出せる状態での試奏だった処。
ある程度以上の出力の球Amp接続ではFeedback限界等の差もあるから、もう少し差を実感出来たとは思うんだけどね。
事後分析に依るとそうは言ってもエレキでボディ材や形状がもたらす影響は、太鼓のそれよりゃかなり小さくなるのは確かなんだ。
俺の永年の幻想で太鼓も「エレキ化」したら近似になる予定!?だが、要するに電磁Pickupの影響力は中々強大って訳だ。
って処で視覚的には段違いなフルアコ・ソリッドも音だけになれば姿が見えないのと相まって、最大相違点は単なる音色よりアタックやサスティン等反応差になるんじゃないかな。
ので乱暴に言やアタック部しか殆ど鳴らさんなら誤魔化しが利きそうで、隙間が多く且つロングトーンの頻出するの程代用ではボロが出易くなろう。
歪ませに関しても同等かそれ以上で、歪み≒アタック音が飽和となればその特異性は矮小化されて行く。
のでⅡで生音や低加工になる程それ自体が要求されるが、私感ではBassを含め弦のRoundかFlatかの影響がボディ材や形状より差が大きくなると思うんだ。
是又過去体験述だが昔からのお気に入りJazz Guitarist、Joe Passの該当曲は後年の画像からフルアコとばかり誤って信じ込んでただす。(実際はバリバリソリッドのFender Jazzmasterだった💦)
ついでに失礼乍らヘアスタイル等にもその時期の実際と相違があり…は過去記事その他参照願うとして、杜撰大王なりに勘違い盲信した敗因は弦の違いの見落としが痛かったと思うんだ。
こっちこそ杜撰大王ならではってなもんで、近年迄弦仕様の違いを大して気にして無かったもんで…。
何となく薄々は予感がしてたんだが、今迄この件では響きにばかり偏重着聴してたんだろうねえ。
だが雰囲気だけに注聴すると、実際音を出す源なだけに弦の違いは地味だが到底無視出来んですわ。
=つづく=
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