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2023年7月13日 (木)

音楽備忘録1427 ノリを育む方法㉑

何だか一回おきに愚痴紛いになってるのを反省しつつ、具体的な方法の方へ移行しませう。
最初は跳ねに慣れる強くなるのの一種で、知人Classic系の人がやってるのの応用だ。

その人は速いパッセージを滑らかにするのに、跳ねて無いフレーズをわざと跳ねて弾いてたりする。
その意図はClassic系ってRockとかより裏拍中心のは少なく、オンBeat(合奏者の一定のリズムに沿わせる)のも殆ど無く独奏なら言わずもがなだ。

結果特に裏拍のタイミングが曖昧になり易く、且つ難易度の高いのだと裏直後の表が遅延気味になってたりする。
これが独奏なら比較対象が無いし大合奏では完全にシンクロしてる・させてるのは先ず無いんで、ポピュラー系のよりはかなりそれがバレ難いし気付かれ難い。

けれど「不要なオフBeat」はやはりノリ難いので、音楽性が達人級の者はそんな弱点が無い。
これも俺は今劣化本邦の偏向教育に源があるとは見てるが、Classicらしさの為にはオンBeatよりリズムの変幻自在性の方が象徴的なのは確かだ。

とは言え低頻度でも2台Pianoや連弾時に癖強過ぎると困るんで、メトロノーム不使用での安定度向上位は必要。
その訓練方法として裏拍のタイングが悪いと跳ね損ねたり、直後の表拍迄の時間がより短くなるんでそんな事をしてた訳。

実はこれメトロノームの使用不使用に関わらず全ジャンルに関係してて、もしかしたら跳ねないのが通常無いJazzからの逆輸入なのかも知れない。
かなり速弾きに自信のある人でも結構勝手が違うと苦労させられ、故にリズムのキレに疑問が僅かでもあったらお勧めの練習方法だ。

続いては打って変わってRock系でしばしば焦点になる、シンコペーション(我々称「食い」)の改善方法な。
私的には例外を除きコレが遅れるのをご法度してて、望まぬ間延びやインパクトの弱体化を防ぎたいからだ。

近回述のIsleysではブレイクで使われる際が多いが、食いそのものはそれこそ食い気味に入りその後を長目に取って整合を取っている。
のがJohnny,Louis & Charの一部曲(具体的にはFinger)では、キメの2拍3連全体を食ったままにと何とも大胆だ。

そんなんすりゃ当然2拍3連の箇所全体で恰もテンポアップしたみたいになり、その後は元に戻るからかなり癖物になるけどさ。
キメの箇所だけ太鼓がアクセントしか叩いて無いんで、若干怪しげだか一応普通に聴けてしまう。

最初は俺はそうせずオンBeatを死守してたんだけど、それだと決してテンポ自体は速くは無いので落着きが出過ぎてつまらないかも知れない。
Johnny吉長って元来Funkの人なんで、普段からそんな傾向はあったんだけどね。

この曲に限ってはあとの2人もガッツリそれに乗ってるので、意図的に詰まっても構わないとBand全体で判断した様だ。
何れにせよ勢いを付加する目的のシンコペでは、その効果を最大限に発揮させたきゃ遅れると効果が弱まる。

ベタではあるが音楽で「人を食う」の、リズムorタイミングでのこれが典型例だ。
音色やフレーズでも意外な所に飛べば少しはイケるが、聴き手が慣れても効果が持続するのはリズムで処理する方なんだよね。

>つづく<

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