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2023年7月26日 (水)

音楽備忘録1440 音環境の変遷➄

前回のプチ補遺から次へ進めるとして、音色に拘れっても明瞭度忖度は含みませぬ。
当然音楽にだって明瞭度は不要じゃないけど、音響的それとはかなり別物なのを再確認願いたいある。

純然音響ではターゲットの詳細な周波数(音程)とか、他の音との分別等が厳密に含まれてる。
んで時と場合に依っちゃ心地悪くなったとしても、サウンド分析可能な方が優先される。

んが音楽となるとアウトライン不明じゃ困るが、究極はただ気持ち良いとか意図した雰囲気が再現の方が大事なんだ。
一見傲慢とすら思える程物に依っては顧客に不親切なのもアリで、それで不平等にならないのは聴かない自由が顧客には与えられてるからなんだ。

っつうとかなり尖った主張と思われるだろうが、雰囲気を作れないとか足りない方がよっぽどヤバイんだよ。
これが無くては唯の音で、音楽には成り切れないのだからね。

なので音響と音楽を兼業の身からすると、明瞭度過忖度は恰もオーディオメーカにだけやたら忖度した様なもんで気持ち悪いんだ。
飽く迄不要刺激を避けた上とかでの明瞭度向上であって、優先順位が引っ繰り返るのはご法度なんざます。

だば次へとっとと参るが、高音質や高明瞭度がターゲット聴き取りに仇になるケースを知ってまっか?。
例えば肉声再生で下手に低域が豊富だと、風や息吹き掛けでボコボコになったりが電気音響にはあるざんす。

これは現時点ではMicの構造上完全回避が不可能で、確かにイケボには豊かな低域がある程度欠かせないんだけどね。
独立ブースとかで肉声収録出来ない限り、風や吹き掛けはどうしても起きてしまう。

そこで低域を温存したいならMic真正面にせず、敢えて横向きにするとか何等かの対策を要す。(見た目や使用感の違いから失念され気味だが、所謂ポップガード使用でも同じ事が起きてま)
すると当然の如く子音等の高域は弱まるが、差し詰め背に腹は代えられないって処だろう。

結局どんなに音響的にのみ高音質化しても、用途や状況次第で付属する制約は幾らも緩和しないんですよ。
その点今劣化本邦の明瞭度忖度等はリアルであったとしても、バーチャル世界のサウンドってなもんだわさ。

この点では映像の方が数段進んでて、4kから8kへ至っても意図的に被写界深度をちゃんと利用してるね。
被写体が少なきゃそうしてなくてもなんとかなるものの、そうじゃないので全部並列の存在感を与えたらウォーリーを探せとかみたいな間違い探しの絵になっちまうからね。

音楽だってほぼ同じなのに、世間がごった煮を許すのが俺には一寸不思議でならないよ。
その背景に今劣化本邦の音楽離れの進展と、特に聴いても「歌詞だけ、言葉だけ」があるんだろうな。

それが仮にでも成立するのは単一言語化が著しく、それも方言さえ衰退させた俺言い「隠れ軍国教育」の賜物なんじゃね。
因みに言語に依って明瞭度忖度するにも違いがあるんで、多言語が日常的に飛び交う所では今の日本みたいな真似は元々不可能だ。

>つづく<

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