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2023年6月12日 (月)

音楽備忘録1396 適切な音楽の評価方法⑪

今回は俺言い楽器音響の観点から評価法を掘ってくが、これには積年の迷いがあってねぇ。
近年の高音質下で純粋音響の音質を優先させると、何故か音楽ツールとしては性能が低下するっつう…。

昔からどんな楽器ももっとローノイズ化・ワイドレンジ化等々、その意欲は人一倍強かった。
折角音響屋兼任なんでその知見を最大限に活かしたかったものの、音響的に単純に高性能化させるとどうも楽器っぽくなくなってイカンよと。

その過程で見えて来たのが俺言い「目立つ倍音」の存在と重要性で、比較的最近痛感させられたのが歪み率だ。
前者は僅かでも欠けたり含有率が低下すると、後者もそれ以外の部分での歪み率に拘るとどうも駄目だったんすよ。

これには幾つか原因があり筆頭はアンサンブルに入ると…で、単独と集団では聴こえに変化が起こるからだった。
各楽器には重要度の異なる要素が夫々大別して2つあるが、大事なのに小さいとかそうじゃないのに大き目な音量バランスになってるのがあった。

っても完全分別は不可能なんで程度問題になってて、そうなるのは音響耳と音楽耳では違う聴き方をしてるのが多いからなんじゃないかな。
音響耳では割と耳に入って来たままを受止めるのが多いが、音楽耳だとずっと1つのパートを追い続けたりがある。

純粋な音響耳なら例え音程感の喪失やバランス変容があっても高音質が堅持されてりゃスルーになったりもしてるが、音楽耳ではそんなの完全Outと判定が真っ2つに分れる。
っつう処から音楽評価には1つのパートを執拗に追ってみるのも1つの手で、例えばローエンド・ハイエンド欠落の有無のみに注聴したのとは違って来るんだ。

それに際しほぼ全員に気を付けて欲しいのが、旧作の音響的レベルのプアさだ。
稀に狭帯域・ナローダイナミックレンジの方が功を奏すケースもあれど、ロクでも無い音の中から別のロクでも無い音が結構聴き取れるって事実にね。

俺が執拗に今劣化本邦のJ-POPを中心にディスり、俺言い黄金期の洋楽を中心に崇め奉るのはこれが主因なのだ。
今の方が機器も演奏技術も明らかに向上してるのに、一番マシなのでせいぜい同等程度の聴き取りしか達成してないのは一体どういう了見かってね。

更に追及しちまうと今駄目作品に一定以上洗脳されるとこれが又不味く、純粋な音響音質等で大巾に内容に下駄履かせられてても分別不能になるからなんだ。(耳が悪慣れ)
いやぁまあ実際に唯楽しむのには原因成分比率なんてどうでも良いんだが、音楽に限ると保存料が多い程俺言い「ある賞味期限」が短くなるんだなぁ。

それ何ってば寝かしとく分には長寿命になってんだが、一旦耳にしちまうとそんなの程長持ちしないんですわ。
金とコネをフル駆使して大ヒットしたとして、そんなに流行ったんなら数年後でも後年も1回位はメジャーで流される筈よ。

実際平成の途中位迄はそうなってたのに、今劣化本邦じゃ何かとコラボったとか再ブームが来たとかじゃないと全然流れなくなって久しいぞっと。
わ兎も角音響音質と音楽内容の分別にはもう1つリスクがあり、音が良過ぎて曲の良さを捉え損ねたりする可能性だって時々あるんだ。

-つづく-

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