音楽備忘録1401 一寸変な歌の練習方法⓯
さてこの項第2弾があるか不明も取敢えず総括して〆に入りたいが、声色については後回しにするのが基本だ。
例え喉を壊さなくても訓練途中で変容させると、求める声色と予定にズレが生じる恐れは残る。
運が良ければ一度の修正位で済むが、運が悪けりゃ無限ループに陥る可能性があるのが冷静に俯瞰すれば分る筈だ。
だから少なくとも伴奏が完全に歌忖度可能なの以外を演ろうと思うなら、知ったからには絶対守るべきポイントなのだ。
以前にも触れたが特に若い時はその我慢は壮絶で、昭和程酷くはなさそうだが早く大人になったもん勝ちな処があるからねえ。
スポーツの分野では研究成果がそれなりに浸透して来て、非合理や過負荷を強要されるのがだいふ減ったがね。
音楽でだって教育は全く進化して無かないが、過去の反動か慎重になり過ぎだ。
俺が執拗に問題視するのはルールが厳し過ぎると破る奴が増える点で、100:0思考に追詰めたりするからなんだ。
過去述「無訓練では最も高音が出そうな時期の女児に、全部裏声で歌わせる」件にしても、地声高域拡張の方法をスルーする訳だからさ。
そんな状態で童謡や唱歌じゃなくワイルドなRockなんかを演ろうとし出すのは、無免許で泥酔してるのに車のハンドルを握るも同然だ。
流行からかなり掛離れた例示曲しか扱わないのも↑に拍車を掛けるから、もし一言だけ触れたって聞く耳持たずになっても無理からぬ。
せめてほんの10分でもダイレクトに、授業のどっかで歌でシャウトしたいならこうしてってやってくれりゃ良い。
が、不完全な基礎知識+オプション全省略ではどうにもお話しにならん。
という様な背景があるので末端等では、信用ならない敵の言葉は全否定が既定路線になったりしちゃってるんだ。
がⅡで全ジャンル共通の基礎もあるんで、それだけは抑えない事には先へ進めないのよ。
それがアナウンスの発声やOperaの発声の根幹部分で、声の仕事に就きたいなら先にマスターしといた方がええねん。
これを別ので例えるなら人間の赤ちゃんの身長・体重で、幾ら個人差があっても110cm・25kgの子なんて先ずあり得ないっしょ。
非未熟児の普通の子だったら、大体が45cm・2500g~55cm・5000g程度の狭い範囲に収まってんじゃね。
大人になっても頭囲が30cmとか70cmなんつったら、99%は何かの病気にでも罹って無きゃ居ねえわ。
もっと言や何時か腹減るとか息するとか、そう云う次元のお約束なたいなのが歌唱にもあるんだよ。
但しポピュラー系を主軸にするなら肩肘張る事は無く、私感でスマンが最低でも習得率が半分を上回れてれば仮免取得って処だ。
運転免許同様何を操りたいか次第じゃもっと率は上がり、例えば黒人系のやたら太い声なんかを所望すると下手すりゃOpera歌手をも凌駕しなきゃならんがね。
殆ど喋り声と近似の声色で良いなら、↑で一応賄えるんだ。
頼むから喋り声にしか聴こえないからって、歌い手がバカデカい喋り声!?△×なんかで演らないどくれよ。
そんなで済むなら喧しいオバチャンとかは、皆偉大な歌手になっとるがね。(一部実例が見受けられますが…😓)
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