音楽備忘録1395 ノリを育む方法⓭
さて前回俺言い「一寸恥ずかしいかもな鼻歌!?」が登場した処で、ここではノリやリズムにとっての効能から行っちゃいまし。
この項で重大とも言うべき関係性があるのは、弾ける叩ける様になる前段階の時なんですよ。
理屈では楽器の操縦を最低限マスターしてから、ノリやリズムを調整するのも可能なんだ。
んが杜撰大王からすると寧ろ逆であるべきで、今一目的不明瞭のままでマスターしたメカニクスが何処迄役立つか分からないからなんよ。
心情的にも一番好きなのとかどうしても獲得したいのの為だったら、俺みたいな面倒臭がりでもそれなりに頑張っちゃうだろうけどさ。
つまり上記のだと心技の両面で一部例外的に精神が頑強な者を除き、追及が甘くなる危惧がある手法なんすよ。
コレ語るのに少し力が入るのも、俺は先ず弾きたい叩きたいってなった人じゃないからなんだ。
楽器って一般論の演奏技術の為には少しでも早期から触れるのが良いが、シビアに言やそれって音楽をスポーツとかと混同した考え方なんだわさ。
特に個人独自の表現をしたい際に問題で、スポーツと比べると音楽には絶対的ルールが無いも同然。
なので従前の奏法が果たして各個人の個性にフィットしてるか全く不明で、最悪は全く無駄になる処かマイナスになったりする事すらあり得るんよ。
そこで対策を考えてみると「音だけは弾ける叩ける前に分かってる」のがほぼ唯一の道で、それを具体化すると鼻歌とか口Drumみたいなのになるんだな。
今感覚に換言すればエアー○○(楽器名)が視覚版とすれば、その音版があっても良いしある筈なんだよね。
その証拠に私感では口真似の人にノリやリズムの悪いとか、リズム面で全く印象に残らない人って居なく無いけ?。
何せ音自体は偽物なだけにサウンド以外の要素でも相当頑張らんと、中々それらしくならかったりするっしょ。
ってんで口でやれるのとやれないのを掘ってくと、音色や音程にはかなり厳しい制限が掛かるざます。
凄く首や喉の細い人だったら極太なサウンドは厳しいし、音程の方は声域が幾ら広くったって人間如きPianoにゃ必敗すらぁ。
そらぁリズムだってやたら細かいのとかだと苦しいが、ノリについてだったら全く無制限なんですよ。
ここへ着目しなかったら末代迄の恥ってなもんで、少なくともこれを読んで知っちゃったら利用しない手は無いですぜ旦那。
口で言えなきゃ弾けないは杜撰大王だから一々追求しないが、偶発以外で自分の中に無いとか理解が足りないのは何でやっても出せないのは確かだよん。
特別お口が不自由でも無い限り最も音を出すプロセスがローテクなんで、ノリやリズムタイミングへの集中度が高いと看做せるんじゃないかな。
なのでコレをなるべく最初に取組んで欲しいんだけど、それなりに楽器は操れるのにノリやタイミングがどうにも変えられない人にとって救いの道になる可能性を秘めてんじゃね。
やる必要のないのが居るとしたら、口より楽器の方が遥かに自由になる人位なんじゃないかな。
>つづく<
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