50歳からのSpeedking(ペダルの話)㉛[1409]
本項前回を踏まえつつ各部の重要度の再考として、ってか天才!?の悪い癖で今迄は表現の強弱に問題があったかも知れないや。
だったらごめんよだが、人次第でネックになる箇所・要素は千差万別になるんすよ。
従兄のケースで椅子高への挑戦が遅れたのに、その頃腰痛ってハンデがあったんだ。
彼の場合予定が入ってる限りドラム講師を休めないし、次のレッスンで腰に不都合があって平気か殆どは未明。
尚且つDrummer自体としては俺より遥かにベテランなんで、杜撰大王にしては椅子高さの件を何時も程しつこく唱えられなかったんだ。
只Slide奏法の初歩段階としては、膝蹴り出し時に他部の無意識化は殆どの人に必要なんだす。
少し掘ってみると無意識っても動き出し時は「空中で膝蹴り」になるんで、爪先はほぼ自動的にだらっと下げてる人が滅多に居なくなる筈なんだ。
もしそうでなくても大抵当然途中で突っ掛るだろうから、次にやる時ゃ誰だって少しは爪先上げとくだろうさ。
だが「そのフォームを維持したまま」って付加条件が加われば、その分難度が上がっちゃうよね。
挙句に大変だからもう止めたとなるのを回避するには、椅子高さが「足りなかったら先ず上げとく」のが前提条件みたいになっとったん。
俺自身は分かっちゃ居るけどやめられ…じゃなく、大昔椅子極低だったのもあって全く出来なくなりゃしないからねえ。
と言っても唯のSlide Double以上はほぼ不可になるんだから大違いだが、Slide奏法[マスト]椅子高では無かったんだな。
言い訳覚悟で俺のSlide経緯を記しとくと、正直何時から出来る様になったか全く記憶が無いのさ。
バスドラのフレーズをああしたい等思った段階では、既にマスター遥か後でしてん。
確かにSlide奏法ので強く速くしようと躍起になったのは覚えてんだが、初期段階の通過が爆速だったのかそこは完全に空白なんすよ。
ほいで微かな記憶を追及してくと恐らくその段階当時、椅子高さは無知だったから比較的汎用標準に近かったと思うんだ。
つまり全くの偶然でSlideの基礎を習得してから、その頃椅子低の方がパワーが出るなんて噂されてたから低くしてったんじゃないかな。
只これも重心の安定(最重要)を無視に近く足脚ばっか気になってたんで、椅子低の方がグラ付き難くて良かとか誤認しちゃってたんだろう。
何れにしても改正メソッドとしては
①椅子高さがSlide奏法に不足だったら先ず必要最低限は高める
②ペダルフットボードに足裏全体が接触しないのに慣れる
③1打目後にも完全に着地しないのに慣れる
ってな感じでせうか。
因みに足首主体や足脚落下だけだって踏む瞬間は宙に離れるが、問題は鳴らした後で御在居。
続けて踏める予感がしたら少しは浮かす気にもなれ様が、例え兆しが見えなくても着地に固執してたら行き止まりになっちゃうんだ。
-つづく-
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