音楽備忘録1391 ノリを育む方法⓬
筆者は数種の楽器を並行してやっては来てるが、Bassその他でリズムが大丈夫なのがDrumだと何かおかしくなるのがあった。
それが単に楽器の腕とか慣れのせいじゃ無い感じだったんで、暫くは自身の中では一寸した怪現象だったん。
んで仕方無いから探求してったら、演奏中の「聴こえ方」が違ったのが問題だったんだ。
今は「合せた時」の話しなんで何かの音がある前提で、現状宅では太鼓の時だけ再生音量とか隔離が不充分な感じでね。
他の誰かが叩いたり聴いたりしたら違うかも知れないが、自分用の太鼓モニタシステムが未完なのかなぁ。
わ兎も角自分の演れる他楽器と比べると、狙った音色を出した際聴き取りに劣るのは確かだった。
つまりは太鼓の音がデカくて他が聴こえ辛くなるんだが、どうやらその間にガイド音源とズレてんだねえ。
これは短期間聴こえなくなるだけでこっちがコケるケースでは、その聴こえなくなる際だけ太鼓を思いっきりぶっ叩いてるのも悪いらしい。
っても音色等の都合で少なくとも自分の場合だとそうするしかなく、エレキより生楽器の体験が少ないのが露呈したのかな。
よくよく思い返してみりゃ各楽器夫々に、最初はアレっと感じる部分があった様な気もする。
リズムを取るとかノルにしても楽器毎に異なるハードルがある訳で、そう云う意図したのと現実との差は合せて録って聴く事での修正が必要だ。
因みに「思って」ってのは脳内では既に鳴ってる音で、それは大体合ってる筈なのに外へ出すとズレるのの修正は第2段階に相当するざます。
因みにⅡで俺が絶対音感をある程度得たのは才能のみじゃなく、幼少時にそのものの音を再現したい渇望から来てたらしいんだ。
当初そのターゲットは音楽じゃなく乗り物の出す音とかで、それ等の違いを誰かに説明したり自分で好きな時に浸って酔う為に何時の間にか始めちゃってたんだ。
ほれ子供の中で未来のヲタ候補生みたいなのが、ブィーンとかウィーンとか恥ずかし気も無くやってるのって居るやんか。
殆どの大人は唯微笑ましくて好きなんだねえで終わらせるけど、そうじゃないんだもっとホントはこうでしょなんて今でも時々ツッコミたくなる衝動が内心はあるかも。😵
わ兎も角Ⅱで所謂「好きこそものの上手」っつうのはこんなのから発生するもんで、そこ迄じゃなくても人知れず密かにチャレンジするのは意外と価値があるんじゃないかな。
スポーツや音楽のコーチに長嶋茂雄とかみたいに、音の口真似とかで説明する人も居るじゃない。
アレって生徒のタイプ次第で合う合わんはあるが、ゴールをたった一言で説明するには他にそれより優れた方法が中々無いんだよね。
到達出来るかは神のみぞ知るなんだけど、何時の間にかイメージがボヤけたりズレてったりするのは防げる。
スポーツでもアリな位だから音楽にはホントは必須で、恐らくある程度以上のレベルの人は他人に悟られない様に乍らも内部ではやってるに違いないよ。(俺はアホなので堂々と…って子供鉄ヲタの前科もあるし…)
それでか「口で言えないのは弾けない」なんてのが、業界内ではまことしやかに語られてるんやで。
>つづく<
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