50歳からのSpeedking(ペダルの話)㉜[1413]
今日は冒頭にスピキン話しと題しててその実Slide Doubleになってるのの理由だが、俺にとってはペダル側の調整箇所が僅少なのが再考・探求にに繋がったからなんだ。
自称その筋の大家になってみると他ペダルではここ迄演れないのも分かったが、かと言ってSlide奏法自体が不可な訳じゃないのだ。
急遽復活の前2回「椅子高さ」の件でも、他ペダルだとより誤認識する懸念があるんすよ。
従兄の場合は性急にペダルを弄り過ぎたりしなかったから良いけど、かつての俺みたいな奴だと自分や椅子よりペダルだけ弄り倒すのに執心する恐れがあるんだ。
何しろ今時ペダルは懇切丁寧に何処をどうとでも調節出来るのが多いから、つい自分は殆ど変えずにペダルの方で何とかしようと思ったりするじゃん。(多分に性格等に左右されるが)
万一そっちへやらかしてたって何れ先進みさせようとしたらその時思い知るだろうが、悪癖の修正は労が多いしSlide奏法自体を放棄しちゃう可能性だってある。
俺はバスドラヲタだったから危うく難を逃れられたが、ペダルを不要に調整するのはかなり徹底的にやらかしてたヨン。
今再考すれば体質由来以外に、それが足首主導のから遠ざかってた一因になってたかも知れないんだ。
ここで少々釘を刺しとくが杜撰大王ったらSlideなのは確かだが、スピキン購入以降はSlideと比べたら顕著な成果に乏しいだけで足首主導もかなり練習してんだよ。
そこで足首主導主体だったら椅子高さはどうかったら、Slideよりは低くたって障害にはなりまへん。
けれど発祥・発展の経緯を見ても明白な様に、各自の最適高さより椅子が低いと実はパワーが出せねんだ。
足踏みの時ゃまだ良いかもしれんが、足首踏み時に「脚の重さを載せ難く」なっちまうのよ。
近頃従兄がTwitterでBuddy Richのレギュラーグリップを論じたのと近似で、手足共々水平に近くなる程力を使わなきゃ重さが逃げちまうんだ。
達人級になるとレギュラーの方がパワーが出せるっつうのは、最近従兄経由で知ったのに依りゃ打面に対して斜めに力が加わるからだそうで。
コレ打面に水平に近くなりがちなマッチドの場合、腕を一瞬でも硬直させないと重さは掛らんよね。
だって滅多に肘が上へ曲げられない方向で叩く奴おらんし、そんな向きにして叩くのは至難だし。
で斜めになるのを気にしなきゃ硬直レスでも少しは重さが伝わっちゃうって寸法で、俺は音色的に面で当たったのが好きだからあんまり適用出来ないんだけどさ。(レギュラー習得が億劫な言い訳の恐れあり😅)
でⅡでどうやら脚でも近似現象が起きてる公算が高く、椅子を下げて無影響になるとしたら踵だけでフットボードを踏むケース一択になるんじゃないかな。(実際はほぼあり得ない状況だが感覚的に)
踵だったら足首の角度に殆ど左右されず、爪先みたいに勝手に上下しないもんね。
けれど爪先厳禁とするとどのDouble奏法も不可になるんで、発展性に乏しい踏み方となるんだな。
かつてCozy Powellが語ってた「パワー出したきゃ踵も使え」に嘘は無いが、「踵だけで踏め」とは言って無かったのを忘れちゃいけねえぜ。
あれは子供がふざけてドスドスするみたいに、踵が強打するのを容認すると脚を投げ出すのが楽になるってキッカケを多分言ったんだよ。
んでそのドスドスだってなるべく腰の位置が高い方が大きく鳴る訳で、履物の踵が分厚くて腿が水平になってすら距離が取れた方が良いみたいなんだ。
-つづく-
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