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2023年5月15日 (月)

音楽備忘録1368 適切な音楽の評価方法④

聴き方の要領を覚えたら、好きなの気になるのを早速行きたくなるだろう。
それで一向に構わないんだけど、なるべくなら同時並行で少し挑戦して欲しいのがあるんだ。

それは各サウンドでの象徴的なのとか最も極端なので、世の中にはどの位の迄あるのか知る為だ。
今歴の浅い人だと過音圧や過硬質な音を普通と捉えるかも知れないが、もっと柔らかくても明瞭なのとか大して圧縮してないのにとんでもない迫力のある作品を耳にする機会が乏しいからなのだ。

差し詰め今劣化本邦のは壺・電通…式池ってなもんで、半分意図的に作られた人工池に一般リスナーは幽閉されてる様な状態なんだ。
井の中の蛙大海を知らずここに究まれりで、比べる尺度が曖昧なのを悪用してるんだ。

世の中にはこんな音楽がありますみたいな番組でも、過去の洋楽は小林克也位しかロクに掛けねえじゃんさ。
昔日本ので世界的知名度のあるのったら古くは坂本九だがそれは単発で、アルバム単位且つ継続性のあるのだとこないだとうとう残り1人になったYMO位だ。

人種差別や言語の問題もあったにせよ世界的知名度となると、昔のになる程必然的に洋楽率が高くなるのが当り前なのにな。
それ処か相変わらず人気のYOSHIKIですらMetalってのが馴染み難いにしても、XJapanの旧作は全然掛からんだろがい。

NHKでものど自慢の生伴奏辞めるなんてアホな真似しよってからに、そんなメディア側からの偽供給じゃちっとも正しい学びなんか出来ねえっての。
昭和のリアル体験がある身からすると今からだと随分大変で済まなさすら覚えるが、その代わり昔はネットとか諸々は無かったからなぁ。

なので受身で居ると壺洗脳のそれこそ思う壺になっちゃうが、今ならまだ自ら取りに行けば悪状況を打破出来るんす。
政治色が強くて済まねえがこのまま壺自民なんかの支持が続くと、もうすぐ完全な独裁政権になって今よりお上に不都合な存在は一切アクセス不能になるからな。

万一そうなったら概所持の年寄を頼るしか無くなるが、どの爺さんがそんなの持ってるかなんて良く分らないぞ。
現況は俺だと頭の天辺が怪しいだけだが、将来皆禿げちまうと長髪でそれっぽいなんてのが居なくなるからねえ。

そうなったら勇気を出して片っ端から声を掛けたって、当確立が滅法下がるがね。
それと昭和リアルの人はメディアが扱ってくれたっても、一寸マイナーなのになると中古にしろレコードを買うとかその筋のヲタと懇意になるしか手は無かったんだ。

つまり昔は入口は近かったが奥はやたら深かって、今は入口が見つかり難い代り一旦入れば奥まで割と全部見通せる感じに変わっただけなのよ。
せやさかい受身主体で知ったつもりになると愚で、概知のだけで判断するのがより危険になった訳。

っと言ったって個人の力はささやかだから網羅するのも骨が折れるが、その暫定手段としては「今迄聴いた中では」と常に付け加えとくのだ。
これが最も現実に近く、気分は最高峰で実際はNo.1じゃなくても問題の起きない妥協点だろう。

我々「演る人」は時間割の都合で、所詮聴き専のハイパーヲタには足元にも及べない。
但し聴いた内の幾らかは再現出来るのが強みで、全てに劣りはしないのだから相手を尊重しつつおごり過ぎない様に。

<つづく>

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