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2023年4月 6日 (木)

音楽備忘録1329 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑲

なるべく紐解こうとすると説明量が増えるのはお許し願うとして、漸く魔改の内容に入るぞなもし。
今度の第2の方法は最初のより難度が上がる代わり、求める低域量の増減が可能だ。

先ずはMarshallタイプTone回路の、Guitar用からBass用へのモディファイをご説明。
必要なら前回の図を見ながらにして貰うとして、破線囲みの範囲を左のから右のへそっくり挿げ替えればほぼ正規の回路になる。

年代その他で多少の違いはありそうだし、何より今日本では320μFなんて値の電解コンデンサは入手難だ。
がそもそも元の250μFが本家現行品では220μFが使われてる位で、近似の330μFで全く問題無い。

耐圧についてもここには幾らも電圧が掛からず、球が暖まる迄は電流が流れないのでB電源電圧が高くても恐れることは無い。
私的にはここへ耐圧6.3Vや10V(しかも大抵はジャンク!!)を使ってて、未だ不具合は一切体験していないけど極性(電池とかと同じ)には付けてねっと。

Marshallヲタだったらそれだけで良いんだが、何分元のが大舞台用なんでミニワットだと不足を感じるかも知れない。
そんな時は音声信号出口付近の.022μF(223)を、もっと大きな値にしてやると良い。

尤も直後のボリウムポットが1MΩより小さい時に有効で、そうでない場合効果はかなり弱い。
けれど出力トランスの低域特性が余程悪くでもない限り、電気的には「削ってなければ」充足してる筈だ。

クドいが電気楽器Ampは高域のモアブーストが命なんで、低域を全く削ってない程度で増強しなくても十二分なんだ。
Ampに依っちゃBass Boosterが欲しくなったりする事もたまにあるが、それは元のが削り過ぎてるのを補填してるだけ。

って何だか2度手間みたいになってるが、高域増強が必須な方が多いからそんなバカな真似しなきゃなんなくなったりするのよ。
実際Marshallでは特に録音時に低域不足を感じたもりするけど、もし逆だったらブーブーモーモーで和声や音程が分んなくなったりするよりゃ全然マシなんでっせ。

Guitarに比べたらBassや鍵盤ではフラットに近い方が適してるが、本当にフラットにしちゃったら十中八九高域不足に悩まされるんやでぇ。
フラットな特性ってばオーディオ用は大抵そうだがそんなのに試しに繋げば、ストンプレス等だとMid Highの致命的不足を解消出来ないから。

ビルトインタイプの小型Ampで低域不足を感じるのは1にスピーカ、2にその出力の小ささが犯人なん。
後者は人耳の感度が小さい低音程鈍感だからで、その3としてはエンクロージャタイプが考えられる。

私感では40W程度にその境界があって、Micで拾ったら同等なのがそれ以下では少なく感じるよ。
ので理想的には50W程度以上は欲しい処だが、低音でそのワット数になるとドラム防音しなきゃとてもじゃないが弾いてる本人以外には公害だ。

因みにHammondの足鍵のだと中々だが、それでもエレキBassの深いの程じゃない。
のでⅡでピアノ防音で40W位が現実的な線で、そう云やLeslieスピーカの球のが丁度40Wだね。(多分偶然じゃないと思う)

<つづく>

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