音楽備忘録1331 なのに色味の話し①
人の感覚は鋭い様でいて曖昧だったりするが、今日はその中から趣味の電車の色を取上げよう。
こんなの非ヲタにはどうでも良さげっぽいけど、景色の中の電車の色は印象に大きな影響があるですよ。
ほぼ無限にある建物や服の色を特定するのに、例えば阪急みたいにほぼ不変なのと比べると一発で想像が付くから便利だったりするざます。
古株さんならご存知なかつてメーカ次第でカラーフィルムでも色傾向っつうのがあって、フジカラーなら青が強くサクラカラーなら赤が強いなんてのがさ。(超ベタまんまだけどホントの話し)
半分は都市伝説だったろうが、実際際どい色味のを撮るとそれが露呈してたんだ。
↑の阪急は阪急マルーンってのを採用してて、少し独特だけど古い表現ではえび茶色だとかの一種だ。
こいつがフィルム写真には曲者で、全く唯の茶色っぽく映ったり濃紫になったりしやがってね。
肉眼で実見すれば紫と茶色を濃い目にしたブレンドなんだけど、光の加減や↑なんかで片方が飛んじゃってさあ。
そこで鉄っちゃんは雑誌の過去カラー写真を真逆の方法で想像してたんだが、最近それが通用しないのがあったのに気付いたん。
その1群はコッソリ色の変更されてたので、杜撰大王な俺は京急の赤はずっと同じと思い込んでた。😓
尤も大勢に無影響だったんで大々的に宣伝しなかったって言い訳も一応あり、世の中全体の色がくすんでた昔と鮮やかになった今の景色比では距離感は変わらないってか印象を維持する為もあって「時代に合せた」のかも。
小田急の青い線等はしっかりインフォメーションがあったから把握してたが、今日問題にするのは無変更な筈の「白」の方なんだ。
アイボリーとか薄い色って紫外線で退色し易いらしいんだけど、兎に角小田急のケープアイボリーも京王のももっと白かった記憶があってね。
この内特に前者の疑惑が深くって、例え名前や規格は不変でもあんなに今みたいに黄色っぽか無かったんだ。
京王のは塗りたてだとかなりピンクっぽくって、それが割とすぐ抜けちゃってたのは知ってたんだけど。
疑惑の真相を自分なりに考察すると、昔はフィルム感度の都合で今より「明るい日」に撮られてたからっつうのがある。
この影響は他でも沢山あって国鉄の特急の赤なんかが典型で、写真だと赤なのが室内で模型に塗装してたりすると死人の血!?かって位暗い。
所詮はオッサンの大昔のアテにならない記憶に過ぎないが、小田急の白だけはどうにも同じとは思えないんだ。
等とゴネたって殆ど無益かも知れないが、散々実物を見てたからこれは譲れない。
のが洋楽の音色となると生聴きしたのが少ないし、その時期の音となると機会皆無だからチト困るであるぞなもし。
けれども敢えて「人間力」を抜きにすると、楽器は大体本物に何処かで触れる機会があるんだ。
種類の少ない原始的な生楽器だとかなり苦しいが、個性豊かな楽器なら幾ら人間力の絶大な達人でも出音の人の分は半分程度には多分なってくれる。
電車の過去写真では舗装道路や屋根瓦が色が安定してるからそれから逆算するが、過去達人の音はほぼそのもの楽器から逆算推定するんだ。
それを抜きに現代的楽器で近似な音を求めるのも悪かないが、限り無く本物に近付いて体験するには一度位やってみた方が良いんじゃないかな。
<つづく>
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