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2023年4月

2023年4月30日 (日)

音楽備忘録1353 一寸変な歌の練習方法➌

キチンと歌唱を学ぶなら声楽をかじれば…かつてはそうだったが、最近ではインスタントにやるならボイトレの方が有力候補だったりもする。
のは誤教育の影響が音大に迄及びだし、体裁を気にするからこそ唯の大声が余計嫌われる。

だが物には順番がありMicレスでオケやフルコンサートGrand Pianoと合奏するとか、Micがあっても至近に爆音が蔓延してたら先ず聴こえてナンボの話しなのだ。
やり方を誤れば力技には手痛い副作用もあるけれど、肉体が明確に下りに入る前の人達に小手先の技を授けるべきじゃ無いんだよ。

多少小奇麗に歌える様になった処で、偶然声量を獲得した人の迫力の前には何とも無力でやんす。
そして客目線で問題となって来るのが、「気楽に聴ける」かどうかなんだ。

目の前で怒鳴られりゃビックリさせられるが、演奏会場ではショボいLivehouseですらたちまち5mやそこらは距離が出る。
するとアンサンブルバランス自体は伴奏者が必死に抑えて確保出来ても、客席とのバランスは正規のとは掛離れちまう。

ごく軽く咳込んだとか一寸座り直した程度でもう全然歌が聴こえなくなるんじゃ、騒音の他姿勢を保つ緊張感を全く緩める事も出来ねえぞっと。
っつう訳で最近は騒音ばかりが取り沙汰されてるも、足りない方だって同じ位困らされるのよ。

そもそも騒音問題の発端は単に煩い他に、必要な音の聴き取りを阻害したからなんだ。
何でもカンでも静音仕様のが出来てるのにまだ問題になるのはコレで、今日本では酔っ払い等を除き「負の静音競争の無限ループ」に陥ってる傾向がある。

わさて置き音量を出すべき時は出し抑えるべき時引っ込めるのはそう簡単じゃないが、最初から放棄する様では最早音楽とは言えない。
少なくとも友達のいたずらに驚いて出す声よりゃ、Rock系等の歌声が小さいのはナシでやんすよ。

処が世間的にはそんなニーズが減ってるんでボイトレを受けるとしても、自ら目的を明確に伝えないと滅多に向こうからは指導して貰えなくなっちまった。
して俺がどんな用途でさえも声量に固執するのは大いに訳アリで、要するにオーディオのダイナミックレンジと同じだからなんだ。

細かいコントロールっつうのには余裕が大いに必要で、声量に余裕があるからこそ未だに矢沢の永ちゃんはあんな歌い方が維持出来るん。
確かに大声だけ出せてもそれ自体はコントロールとは別物だが、微調整を終えたまま声量だけ増すのは殆ど不可能なんだ。

又喉のスペックを少し超えた高音程等も小さく出す方が困難にはなってるが、それすら声量を制限しなければ出せると分かってからの話し。
俺知りで普段未体験の人が偶然出せたとしても発声方法がその時だけ異なってしまうので、大抵は音色が汚くなってすぐに実用にはならなかった。

それが普段よりその時だけ肉体的負荷が増えるもんだから、練習を続けるのを止めてしまう者多数だ。
だが声量を出すの自体は大して高負荷では無く、やっていて慣れていれば少なくとも精神的には簡単に諦める気にはなれないんだけどなぁ。

<つづく>

2023年4月29日 (土)

音楽備忘録1352 天然REVERBの勧め➓

今回の実験って現代では少し珍しそうなんで、夫々の音の具体内容も披露しとこう。
その前提として階段バーブ音の収録に使ってるMicが、現状では大したのじゃ無いSONYのワンポイントステレオなのも。

我々現行基準では問題を感じてないんで存置させてるが、多分グレードアップさせたら吉凶両方が現れるに違いない。
デジリバに懐柔されてると気付き難いんだが、リアルEchoの音ってそんなにワイドレンジじゃないのが大勢を占めてるもんなんだ。

そんで今のカマボコ君(プチ失礼)でも生耳と大差が出なかった、からこそ良しとしててさ。
この事実が信じ難い人或は実体験困難な人向けに、科学的な理由も提示しときやしょう。

残響(反響)がカマボコ気味になるのにはちゃんと原因があって、低音や高音は中域より跳ね返らせるのが困難になるからなんす。
低い方はそれを生き残らせるのに、広大でいて僅かでも構造体が撓ったりするともう駄目。

音波の波がやたらとデカくなるんで、それが維持出来ないと倍音成分しか残れないんだ。
一方高音は超小波になるから遠く迄は伝播し難いのもあるが、それ以上に反射面の僅かな凹凸が苦手なん。

超小波君の視点ではたった1mmの凹凸が10cmの凹凸に見えてて、そうすると乱反射するから逆相のも生成されちゃって相殺するねん。
現代の技術力なら克服も可能だろうが普通そうしないのは、Echoには中域だけ響いてくれた方が大抵は好都合だからなのよ。

もし低音だけやたら響き捲るのが出来たとして、バスドラやBassが鳴ったら暫くはトンネル通過音みたいなのが止まないから何演ってるか全然分からなくなる。
因みに長いトンネルだと低音が響くのは波長にトンネル全長が勝ってるからで、新幹線のトンネル等で騒音源になって苦労させられたりがあるよね。

まあ私趣味的にはそんなのにも一寸興味はあるんだけど、演奏内容を何でも不明化しちゃうから使えるポイントが僅少だ。
わさて置き階段バーブ音の方は同録でも別録でも、再生スピーカの癖が載る以外は大差無かったっす。

けど太鼓に構えた2本の方はかなり違ってて、完全な超Onでは無いにしろあんなに近くで爆音鳴らしてんのに「背景音」もしっかり入っちゃってたんだ。
距離差からも原音と残響音には桁違いな音量差があるが、未コンプの生楽器はそれに負けない位アタック音と余韻音に音量差がある。

アタック音がお留守になれば余韻音や残響音の天下で、特にデジタルで録ってればアナログにあったみたいな雑音埋没・隠蔽は僅少だ。
もし全く隙間なく鳴らせる楽器があって曲が終わる迄鳴らし続けられれば別だけど、大抵は殆どのに何処かしら隙間が出来ちゃうからそこでバレるのよ。

んでそれが従兄の現用セットだと開扉時のEchoタイムの方が、どうもフィットしてるみたいなんだ。
そう云やデジリバの狭目のRoom Reverbって、明瞭度が落ちるだけみたいなのが多かったっけ。

その太鼓はアマチュア個人練習専用とは真逆のなんで、つまり広くなればなる程真価を発揮する設計なんだろうね。
普段は誰もこんなの忘れがちだけど、マトモな生楽器だったらそんな想定ってのが必ずされてんのよね。

実際の達成度は不確かも、かつて名称にレコーディングが冠されてた楽器があったやん。
従兄が妙に小規模Jazz向けのコンパクトDrumsetに興味深々なのも、もしかしたら普段の環境からもたらされてるのかも。

<つづく>

2023年4月28日 (金)

音楽備忘録1351 ノリを育む方法➋

初回は現状自己把握の必要性迄至ったが、最大目的はゴールへの距離感と方向を確認する為だ。
昔の人は無意識下での自己の事は、今より個性はバラけてるし癖も強かった。

っと断定するのは判断するものさしが曖昧で、同調圧力が強いのは同じでもその範囲がもっと限定的だったからだ。
例えば会社では今より遥かに画一的でも、アフターの宴会芸は自由を通り越す位の落差があった。

良く言えばケジメはあった悪く言や二枚舌的となるが、それ故純粋な個人の部分はとってもワイドだったのよ。
だから殆どの者が音楽するなら正確性の訓練だけすりゃ済んだんだが、今だと場合に依っちゃもっと崩しても良いケースがありそうだ。

何処迄崩して平気かは過去作の大胆なのを参考にするしか無く、サンプル皆無のままだと厳しそう。
それで演りたい人程聴き込むのが重要になって来ると吠えてるが、自身に最適なのが早期に見つかればそんなに沢山聴かなくても平気。

って事は中々見つからなかったら苦労するが、幾つか近道する方法があるんだ。
それは①極端或はオーバーなのから探すで、最初のが行き過ぎと感じたら同系統ので徐々に控え目なのへ進める。

②なるべくローカル色の強いのからあたってくで、これの筆頭は今更感が無いでもないが昔の黒人系だ。
政治に依って無理矢理「亜流」とされたのも少なくないが、中央への意識が低い分個性の発揮度が高い。

②で今だと気を付けなきゃいけないのが、’70年代以前のに限られる点ね。
典型例として久々本日の生贄はMichael Jacksonで、良く言や晩年程洗練されてるがノリの鮮度はかなり低下しちゃってるんよ。

Michaelより程度は軽いがStevie Wonderその他のも同傾向で、流行や録り方の変化で「その人の素のノリ」がそのまま記録されてるのが減ってるんだ。
マルチトラックになっても少なくともベーシックは一発録りとか、そう云うのじゃないと部分修正とか差し替えてる可能性が完全排除は出来ない。(Liveも込みで、同じ会場で複数日演ったのだと差し替えの望みがある)

処で「素のノリ」って俺言いはその人の最もベーシックなノリの事で、普段より興奮してるのとかいやいや演らされたのなんかはベーシック把握後の次の段階にしませうね。
又オッサンの趣味かよなアナタ、そうじゃなく明確な違いがあるからなのよ。

だからもし今日のでも昨日のでも条件に合致してればOKで、只日本以外の状況も含めそんなのを見つけるのは多分至難と思うんだ。
何せ流行と反りが合わんだろうからマイナーで、マイナーだとその分情報が少ないですから。

で初期段階でサンプルに必要な条件はなるべく「ノリがリニアじゃ無い」物で、到底普通の打込み等では不可能な物だ。
これは今基準だと没にされそうだが、そんなんで今迄しぶとく残っちゃってるのがミソなん。

体裁は今の基準に満たないのに残存してるってな、楽曲とか音楽としてはそんなのでも足りてたって事っしょ。
尤も皮肉りゃ曲が脆弱だとせめて体裁だけでも…、それを言ったらお終いかっかっか。

ゲスな不真面目改めしかし大抵は作曲段階ではリズムなんて不完全なのが多く、拙い演奏でも行けそうだったから続きを仕上げたんじゃねえのかいな。
良い意味で曲と演奏を分別判定するにも、こうやって育む感性は必要でっせ。

<つづく>

2023年4月27日 (木)

音楽備忘録1350 リズム表現を手放しちゃうの?➐

良い意味で一定のテンポには安心感があったりするが、退屈で眠くなるとかあまり長く続くとスパイの拷問みたいに辛くなる事もある。
かと言って大袈裟なClassic曲等ではあまりにも乱高下が激しいと、もうそれだけでお腹一杯すぐに疲れてしまう。

となれば稀にドッキリ等も挟みつつ、普段はやり過ぎないのが良いだろう。
但し安定っても人感覚の安定であって、物理や数学的「等分」と音楽は少し違うんですよ。

機械が普及してなかった時代からそれが浸透してくに至って、両方を体感してる世代或は人だったら機械の非万能に幻滅した部分がある筈でね。
例えば人力で小細工をすると勢いを付けたり殺したりとかが可能で、実際のテンポは少なくとも曲単位では変えないでも行けたりする。

のが特に昔の単細胞な機械は微調節が効かないんで、テンポ不変のままではどんどん遅くなってる様に幻聴するのなんかがあったんだ。
人力なら曲の絶対遅れちゃいけない箇所さえ頑張っときゃそれで済むのに、機械だと歌が一番終る毎に1上げないとどうも調子が悪いなんてのがさ。

こんな現象が起きるのは普通の歌部分に対してサビがスピード感に勝るなんてので、直前とサビのスピード感を聴者は比べてるん。
それが機械以上に人には速度限界があるんで、こっそりバレない様に何処かで少し遅らせて戻してるん。

そう云う小細工をしようと思うとテンポに小数点の無いのが命取りで、現状の殆どのは拘ったらわざと倍とか4倍のテンポで打込むしかない。
そうして頑張った処でせいぜいテンポのレゾリューションは2桁にやっと届くかどうかで、人力の無段階変速とは大きな隔たりがある。

処で恰も現代人を古代人(俺)が差別するかの様な言いっぷりだが、それは先に天然を体感してないと難しそうだからなんだ。
打込みだとかClick使用の完全修正したのだけ聴いてると、露骨にズレたりするのが無いからついそれでも良いと感じてしまう。

だが考えて欲しいのは露骨なミスがあっても生き残ってる過去名作の存在で、どんなチープな打込にも正確さでは劣るのに皆平気で今のと並べて聴いてるやんか。
それって実は「昔の」だから許されてる訳じゃなく、今ので俺のみたいな体裁無視したのが一般流通してないんで時系列を揃えての確認が取れない。

強いて挙げればClick使用が馴染まないジャンルのとポピュラーを一緒に聴いてりゃ↑に近いが、共通項が僅少なので比べて分り難くくても仕方無い。
もっと危機感を覚えるのだとリズムはClickに依存し切ったパターンので、楽曲毎の「最適タイミング」を自ら探すのさえ放棄しちゃいまいか?。

それでは唯でさえパターンの少ないポピュラーの伴奏等、どれでも皆殆ど同じになっちゃうよ。
コードとフレーズが同等な場合差を付けられるのは主にリズムだけで、それをオカズとすれば弾き方とか他のは調味料程度の威力しかないからねえ。

>つづく<

2023年4月26日 (水)

音楽備忘録1349 一寸変な歌の練習方法➋

では早速正しい発声方法から参る…その前に、カテゴリーに直接は関係無さそうなのが初回から加えられてる訳を。
これは楽器の正規平均音量ってものさしが無いと、どれ位の声量で足りるかがとても判り難くなるからだ。

音や光って比較対象が無いと中々曖昧なもんで、加えて感覚にはその時の心理状態迄影響する。
例え騒音計等を持ってても正確な計測には場所と距離がとってもセンシティブで、家具の寸法を測るより大雑把で良くても誤差が大きくなり易い。

のでもしその様な比較対象が無い際は、自分勝手にこれ位と思うよりひたすら最大声量アップに励む方が良いんだ。
って辺りで本編に進めるが基本中の基本は、極力「綺麗な声質」で声量を稼ぐ事なんだ。

これに関しちゃ中学時代の音楽教師のお陰で、壮年の彼がたまたま声楽と編曲の元プロだったのに由来する。
当時我々ド素人に彼が求めたのは、なるべく良い声の大人になる事でねえ。

男子の場合中学期に変声のピークが来るのが多いが、その時期を上手に過ごせると幾らかは誰でも良い声になるんだ。
これが運動部系の部活等で喉を無理な使い方して、所謂「声を潰す」人が昔は多くてさ。

人間って切羽詰まると発声が自然と崩れ易く、それを続けてると潰れて元に戻らなくなるん。
この件で授けられた知識としては、潰した声質だと声量の割に「声が通らない」もんだってのでね。

本当にチームメイトに声を届かせたいなら、闇雲に怒鳴るより上手に「響かせる」方が遥かに有効ってさ。
具体的メカニズムとしては軟口蓋が下がる等して、喉が「細まった」状態にしてると拡散性等が低下するん。

声出ししてる人の近くでは結構な声量でも、遠く離れたチームメイトの耳には思った程には声が届いてなかったりするアレだ。
又その場合腹筋の有効活用率も極端に低下し、音を遠く迄飛ばす(息を遠く迄送り出す)のが困難化する。

これに関し想い出して欲しいのがスポーツでの名選手で、思ったより綺麗な声の人が多かないですか?。
加えて私的にだと案外音域の広い人が多く、それって少しPops系歌手の理想とダブルねん。

実は彼等こそが試合中にはMicを使えなかったり、だだっ広い場所でプレイしてる部分ではかなり厳しい状況に置かれてるんだよね。
確かに味って点では珍しい声だとか、珍しいシャウトの方がそれだけで目立つんたがね。

プロ歌手のそれは計算尽くのもので、唯力任せ勢い任せに怒鳴るのとは一味違ってんだ。
例え素人耳にはそうしか聴こえなくてもで、だからシャウトの方を先にマスターしようとすると大抵は失敗しちゃうのよ。

先ずは大声量に堪えられる喉と体力を付けた上で、余裕が出来てからその分を声質に回すって考え方が必要なの。
それが昔打込みやボカロが無かった当時は然程考えなくても自動的にそうなり易かって、もし聴こえなきゃ声質もヘッタクレも無かったからさ。

それが今じゃストリートの人でさえ、ポータブルPAの登場で使える様になったりもしてっから。
それとスタイル事情もあるんだろうが「のっけから作った歌声」を出そうとするのも又不味く、趣味のカラオケと正規の歌唱では全然違うのだ。

>つづく<

2023年4月25日 (火)

音楽備忘録1348 天然REVERBの勧め➒

今回は又新たなプチテストをしたので、その様子をば。
んでやったのはDrumset+階段バーブなんだが、それ既にやってるよねーの慌てるでない。

過去に実施したのは同時録りのみで、先に太鼓を録って後でPA出し→階段バーブを録ったのは初めてだったんだ。
もし後者でも行けるなら例えば俺宅で太鼓を録ったのにも、階段バーブが掛けられる等適応範囲の拡大が図れる。

因みに他楽器のは前述の通り既に試して、一応合格圏に入っている。
それプラス取ったのを色々比較試聴して、前回述迄の確認が取れた他幾つか新たな発見もあったん。

処で今頃になったのは、概述の如く現況では火曜日しか階段バーブをやれない事情に依る。
先に新発見を羅列すると
 ①別録りは同録よりクリアな印象はあったが自然感に劣りデジリバでも代用出来そうだった
 ②ドラムトラック自体に同録と別録りでは相違があった
 ③レッスン室の扉の状態???。

夫々について順に掘ってくと①は階段バーブに「PAスピーカの音色が反映」してたのと、レイテンシの微増・後から気付いたドラムトラック自体の差異等に依る。
一旦中座して②へ進めるとほぼOn Micであっても周囲音を絶縁出来てはいないので、叩いてる広さが変わったのがしっかり記録されてまつた。

いよいよ本命!?③なので御座りまするが、俺言い「リアル階段バーブ」には当り前だがレッスン室の扉は開けとかなきゃなんない。
のがもし閉じといても太鼓だけなら録れるとなると、水曜から月曜迄「太鼓を録れる日」が7倍になるからね。

ってそもそも純粋にEcho Chamberの代役と考えたら別録りになるんだが、従兄に試させるのに1回で済んだ方が良いと思って同録だけを指示しちゃってたんだ。😓
のからすりゃ今回の別録りの方が本命になる筈だったんだが、従兄曰く「最初に思い浮かんだのが60%正解」が見事的中しやしたどす。

で戻ると結局は扉の開閉の状態が一番影響してて、↑の通り「広さが変わる」のが大きかったん。
変わるったって部屋自体が間仕切りを取払うとみたいなのとは全然違うが、音波にとってはㇾッスン室のみと階段が追加されるのは大変化なんすよ。

狭宅と比べりゃ広い従兄のㇾ室ったって学校の教室にすら及ばないんで、少し拡張されるだけでも大違いだったん。
その中で特記すべきと思われるのは、一番遠い壁との距離でありんす。

閉扉だと良くて5mあるかどうかなのが、恐らく倍以上に伸びてまんねん。(計測はしてないので…💦)
でⅡで閉じてても室内残響は混入しちまってるんでそれへ階段バーブを足すと、例の「2つの異なるEchoを掛けた」状態になっちゃったんだよなあ。

それが一聴明瞭に感じたのはShort Delay+Reverb擬きとなってたからで、同録特有のナチュラルさはすっかり失せとりゃあした。
これでは柔らかさには貢献してくれないんで、少なくともTAMAのセットを使う際は没にさせて頂きやした。

付記余談:最初に従兄が試し録りをSoundcloudで公開した際、「柔らかくて良い」って感想を頂いてたそうな。
我々それも視野には入ってたんだが、その頃は独自音場の方に気が行ってたもんで…。

>つづく<

2023年4月24日 (月)

音楽備忘録1347 ノリを育む方法➊

リズム表現の項から派生させて、ノリ自体をどうするかどうやるかについて掘ってみよう。
そもそも劣化近年本邦の状況では存在自体の誤認も増えてる様で、しかしそれもClick常乱用では致し方無い側面もあろう。

そもそもノリって奴は少しは物理解析も可能だが基本感覚の代物だから、個人差の最も大きい部類でより難解にしている。
俺みたいな自称ノリの大家でも勘違いしたままになってるのが暇が無く、音色や組合せに惑わされるからだ。

けれどもこの齢まで追求して来て悟らされたのは、何が原因であっても「実際そう聴こえる」のが最優先だと。
異論・反論も噴出しそうだけど、それ等についてなら杜撰流だが理論解析が一応済んでるんだな。

その1は音のアタックで、打込みなんかだと最も分り易いんだ。
アタック→音の立ち上がり特性には色々あって、それを完璧に逆算して奏でないとジャストにはならない。

んがリアル楽器では物理的誤差が常に付き纏い、バーチャルでも不規則レイテンシが何時でも付いて来やがる。
つっても実用上は問題の無い範囲に大抵は収められてんだが、厳密にはピンポイントで同じタイミングでは鳴ってくれんのよ。

これから学べるのはリズムでノリなのに、リズム要素のみで完全支配するのは不可能って事。
その2は組合せの問題でアンサンブル内での比較になるので、例えばグループAのDrummerは重いと思ってたのがグループBで叩いたら軽かったなんて現象が平気で起きる処。

それを客観視するには今ならClickに合せて叩いて貰えば分るが、では過去達人で印象は重いが実はタイミング的には軽かったのはどう評価すりゃ良いのか。
私的にはリズムタイミング以外の印象が重いのは「重い群」に加えてて、タイミングだけ重いのは軽い若しくはニュートラル群に一応私分別している。

最終的には自分達との兼合いでリアル合奏してから判定すべきも、たまたま重い人とばかり演って来た人は自身を実際より軽く思ってるかも知れない。
そんな具合だから求めるアンサンブル内でそもそも自身はどんなタイミングが良いのかも含め、自分の事すらそんなには把握出来てないのが普通なんだ。

俺はたまたま複数楽器を録る機会が多いんで、比較的気付かされてしまったけどね。
勢いを大事にしつつも最重を目指してたんで、意外な処で突っ込み気味な箇所が判明した当初はショックだったよ。

けど深慮すればひたすら重いだけだと全体牽引出来ない訳で、今度は周囲の協力不足を嘆いてた。
自分ではここは俺が先頭に立って周りは追い越さないでとか、逆に俺より後に鳴らすななんてのを計算してても中々思い通りにならなくてさ。(当然ちゃ当然ですが…)

それが割と楽且つ操縦し易くなったのは、複数パートを自身で担う様になってからかねえ。
但しパートに依って相応の我慢が必要で、例えばBassの重さを前面に出したかったら意図的にGuitarとかを軽くしなきゃなんない。

とは言えそうする事で、少しは自身のノリを変化させられる糸口が1つ見つかったんだ。
尤も小細工は必要が生じた時のみで、普段は俺天然のノリを逸失したくないから無添加純正で演ってるよ。

単独楽器しか弾けない人にはこの方法は使えないけど、何れにしても何かと比べないと分り難いんだ。
それすら自身のノリがニュートラルに近かったりすると捉え難いが、聴き比べてる内にその人なりの傾向とかがあって徐々に氷解してくんだよ

>つづく<

2023年4月23日 (日)

音楽備忘録1346 リズム表現を手放しちゃうの?➏

前回の経緯から今は極力リアル合奏するのを考えてるが、長らく本気!?で演らないで居ると諸問題が噴出した。
我々の場合は機材面がネックになってて、それは休養君が欠席のままなのも関係している。

それに加え従兄が昔よりDrum以外に触れなくなってるのと、俺の電子鍵盤楽器の更新が遅々として進んでないの等幾らでもある。😓
本気!?等と書いたのは本録の有無と関係してて、大昔を除きこれ迄は従兄宅で全てを録る必要が無かったからだ。

俺みたいに可能なら何でも手掛ければ、予算が苦しくても最低限の一通りを自宅で録れる様に揃えてく。
と言いつつキーボードがおざなりになってる様に、中々個人力で全部を揃えるのは困難だ。

ならば持ち寄れば良いっても、量が膨大になるから年寄には無理がある。
ので現時点では従兄に宅へ来て貰うのが有力なんだが、それでは折角の階段バーブが非リアルになるのが痛い。

我々でもいざとなると↑の如く高いハードルに遮られるから、リアル合奏を諦める方が多くなるんだろうけどさ。
けど最近の俺の信条「大体普通の生活をしつつ活動するのがプロ」からも、あまりその場ですぐに演れないのを演ろうとするのは好ましくない。

例えば何か作品が出来て世に放ったらウケちゃって、急遽Liveを所望されて普通だと何ヶ月も待たせる訳には行かないじゃん。
その延長線上に録音での演奏も含まれてて、録ったり人前で聴かせるのと個人の力量アップは分けて考えるべきってね。

それがリズムともかなり濃厚な関係の可能性があって、何か高難度のフレーズを「自分のリズム」で奏でられて初めて身に付いたと思うべしってな。
仮にそのフレーズだけグルーヴから除外しても、前後の繋がりが誰かさんのみたく!?おかしくなる。

から少なくとも曲にとって重要箇所の近所ではアウト、強いて他に影響が少ないのったらフェードアウトしてく後奏部分で遊ぶ程度じゃないかな。
万全の準備をして本番に臨むのも大事だがそれ以上に特にプロ奏者だったら、何時でも何処でも大体同等に演れる事の方が遥かにホントは必要なんよ。

今劣化本邦じゃ「素人に分かるミス」の無い打込みに影響されて、人力でも体裁の整ってるのを第一義と誤認してるがね。
機械に出せないリズムを出せてない・それでも良いなら、人力なんか廃業した方がエエねん。

ミス数では無修正だと、到底機械にゃ太刀打ち出来ねえのを皆忘れてんのさ。
高難度フレーズだって機械の圧勝で、敢えてそれへ人が挑戦するのも悪かないけどな。

けど負けないは可能でも勝つのは無理だから、他の箇所で勝負を挑まんと特攻とは名ばかりで無駄死にしに行く様なもんなんざます。
と吠えといて頭数が足りないとClick使うしか無くなるなんてしれっと言っちゃうが、だからこそ使わずに済む方法が選べる時位は選ばんと。

<つづく>

2023年4月22日 (土)

音楽備忘録1345 一寸変な歌の練習方法➊

生粋Rock・Blues系では未だしも、最近の日本の歌手の非力さは一寸深刻な感じがする。
兎にも角にも声量不足が根底にある様で、しかし該当者より真因は教育にある様なのでそれをチクリとねっと。

以前にも記したが喉の健康保全目的なのは分かるが、幼少時から女性に高音部を地声でなく裏声で歌わせるのが愚の1。
やんちゃな男子にも必要以上に綺麗な声で歌わせるのが愚の2で、1人1人声量は不問にし乍ら合唱の声量不足にだけ叱咤激励するのが愚の3…とかなり延々続くから一旦止めとこう。

更に罪なのが過剰な同調圧力で、声量に個人差があるのはごく自然なんだけどさ。
イジメを恐れて出せるのに出さない奴が出る始末で、尤もこれは過去から一部には存在したんだけどね。

その理由は今とは違ってて、音痴で迷惑掛けたくないとか狡してサボるとかもっと個人的だった。
確かに喉を傷めては始まらないんだけど、誰だってビックリしたり悲鳴は今でも何時だって最大声量をオーバーしたりする。

それを考慮に入れとくと「喉の耐性」を上げとくのだって大事なのに、音楽の授業中にさえ壊さなきゃって事なかれ主義なのが見え見えだ。
元来どんな風にすると喉を傷めるかの知識は必須だし、可能なら予めプチ体験をさせといた方が却って安全率は上がるんだけどな。

確かに近年の環境下では呑んで酔った時等以外(これが大問題なんだが💦)、大声を出す機会はとても限られてるがね。
けどだからこそ急遽そんな時を迎えたら壊す者も少なくなく、普段全く歌わない人にだって大いに関係あるんすよ。

にも拘らず今は単細胞な慎重になり過ぎてて、どちらも極端な偏りは何等かの致命的な欠点を残すんですわ。
一生の内で滅多に大声を張り上げずに済むなら今式で良いし、常に怒鳴ってばかりなら昔式がフィットしてる。

だが人次第で頻度やシチュエーションは千差万別だし、将来どうなるかは誰も確約出来ない。
のでその時期の各自に合った方法を伝授するのがベストだが、取敢えず今本人はニーズを感じてなくても一通りは教えとかんと。

歌唱力ってな適性(才能)がありゃかなりすぐに上達したりもするが、天性以外の部分を向上させるにはとても長い時間が掛かる。
ならば現時点でニーズの無い無さそうなのは先送り…一寸待った、そう云うのもあるが成長途上に知らせとかないといけないのもあるんだよ。

それがその時点での各自の肉体が持つ最大声量で、喉を壊しちゃ困るが息が上がって過呼吸になったり動悸が暫く収まらなくなったりするのも困る。
そのバランスは下手な教育等施さず天然環境下に置かれてれば自然と掴める様になるが、昼間の公園や自宅前の道路で常に大人しくするのを要求すればありつけないシチュエーションとなる。

成長期終了後だって正しいトレーニングに励めばどうにもならなくはないが、基礎体力的な部分だと向上巾は限定されるし更に長期を要して効率が悪い。
結果喉とか呼吸系のみ極度に弱い人を増産しちまって、大きな弱点のせいでそれ以外はもっと大声を出せる体のポテンシャルがあるのにってな事を招いてるじゃないかな。

<つづく>

2023年4月21日 (金)

音楽備忘録1344 天然REVERBの勧め➑

階段バーブは我々発案者ですらまだまだ初級レベルだろうが、こないだ全パートに掛けてみて思わぬ事態が起きたのでそれおば。
元々従兄の意向で最近のは太鼓バランスがMaxなのを許容してたんだが、階段バーブの有無でそれに聴感上の大きな変化が起きたんだ。

従兄の気紛れでデジリバ掛けるとどうなるかの途中で、たまたまバランスはそのままで他トラックの「バーブ掛け」をする事になってさ。
音源再生が非リニアなPA出し(おっとスンズレイ)だったんで、一部はLow Cut Filter等とても粗い微調整(なんじゃそりゃ)をして鳴らした。

やり直したのは主に再生音量不足の2つ程で、大凡実施前の俺の読みが当たって唯順番に残響を録るだけで作業は終了。
そんで全体混ぜたらどうなんので安易な仮々Mixをしてみますれば、いやこりゃ幾ら何でも太鼓がデカいよっとな。

最大にしときたい従兄の方から先に下げるのを告げて来る程、残響量自体は大体どれも同じ位にしたのに太鼓がデカい。
ので従兄最忖度でもこの位は下げても良いだろう迄下げて、どうにか使用前と似た感じなったとです。

これにはさしもの杜撰大王も想定外っつうか一寸新鮮で、改めてパルシブ・ピーキーな楽器は残響の影響を受け易いんだなって。
コレ原音だけ若しくは残響微量の時は、その音は殆ど「膨らまない」から瞬時で減衰する。

のがある程度以上残響が加わると、見かけ上の「鳴ってる時間」が長くなんねんな。
実際は元々余韻とかの長いのが、「残響の頭の方」が余韻にマスクされて半ば無効化してるんだけなんだけどね。

平均音圧としては後者は変動が少なく、前者は盛大に変化したからこんなんなったんでせう。
これは聴き易さ面でコンプで平準化したりするのと似てるが、不要なのには全く掛からないのがコンプとは違う。

ってコンプだって掛分けりゃ同じになりそうだが、パルシブ・ピーキーで不都合な部分だけに利かせるのは困難だ。
そこでこの際コンプの歴史を顧みとくと、かのBeatlesだって最初はホントに必要なだけ「リミッティング」してたんだ。

同じ機器でコンプみたいな掛け方をしたから後にはああなってて、それ故初期作品には「如何にもコンプ」な感じは全くしない。
処か俺なんかてっきり何も掛けてないと思ってた位で、本当にカッティングマシンで歪まないだけマスタリング処理で使ってたんだね。

それに近い効果を天然残響ならもたらしてくれる可能性大で、コンプの作為感を嫌うなら今だとほぼこれ一択だろう。
デジリバでもLexiconみたいなのを使ったら少しはこの効果が得られるかもだが、無限に近い反響の全部をシミュレートするのは流石に厳しかろう。

それ等1つ1つの影響は微々たるもんでも、全数っつう事になるとどれかが欠けるとかなり差の出る事がある。
響き次第で音量感を司る反響はランダムに変化するので、デジタルで要領良く要点だけ抑えようにもそれは叶わない。

なので残響という視点では階段バーブは大したもんじゃ無いかも知れないが、整音とか整合って角度から眺めると想像してたより遥かに重責を担ってる様だ。
そうなると一部では利用しててもClassic系等で、デジリバを避け気味にしてる訳が一寸分かった気がするわ。

<つづく>

2023年4月20日 (木)

音楽備忘録1343 なのに色味の話し④

続いては昔の京王が臙脂帯にした訳を行くが、恐らく安っぽさ回避と炎天下対応でそうしたんだろう。
昔だと前述京急の赤とか京阪特急車の赤黄とか類例が他にも多数で、一般認識される赤は赤より濃くしといた方がそう思って貰えたらしい。

今日陰状態の写真で見るとこんなに暗かったっけって程で、是又前述の如くフィルム感度の都合でどうせかなり明るい時じゃないとちゃんとは撮れなかったし。
ので恐らく当時は没になって死蔵してたのを、敢えて違ってた証拠も兼ねて後出ししたんだろう。

車内も照明は何時頃からか常時点灯になったけど、かつて昼間は地下鉄以外当たり前の様に消灯してたんだ。
それでは晴れの日でも手元が状況次第じゃ少し暗くなるが、今と違って日陰の方が貴重な存在だったのよ。

樹木とかは今より沿線にあったものの、何しろ高い建物が林立してないから完全な日陰は短いトンネル位しかない。
そんな環境だから窓さえ多くしとけば日中はかなり明るく、今でも陽当りの良い部屋だと電灯点けても殆ど明るさが変わらない事ってあるでしょ。

駅のホームだって今より屋根無し部が断然多くて車内ですらそんな調子だから、車体外部は圧倒的に日なた時が多かった訳よ。
強烈な日差しを浴びると発色が良くなって、まるで暗くて肝心な所が良く見えないエロビデオを意図的に明るくして見る様な状態で…ゴホンおっと失礼。

だから元が臙脂色位にしといて快晴下では赤になるんだが、アイボリーの方はそれより多分退色が原因でせう。
これが音楽界なら私的には明瞭度に値すると思ってるが、流行はあるにせよ明るい方に必ずシフトするってな考えものなんでごわす。(最近これを打破したのが相鉄の横浜ネイビーブルーか)

現実世界と違って環境を自由設定出来るのが強みなのに、標準値を上げ過ぎるのは損失の方が少なくないんすよ。
その典型は主役を目立たせ難くなってるってので、特に必要以上の刺激が癌。

それで特に愚なのがコントラストを弱めてるだけのヤツで、相対的には混んでない車内で次駅の階段付近だけ激混みになってる様な状態ね。
分散してれば誰が何処に居るか、少し暗くったって判別出来るのにさ。

幾重にも重なった影になると一瞬の隙間チャンスを逃せば、ド派手な金ピカラメスーツを着てたって見えやしない。
最初は安易に先頭を目指すのもアリだけど、それが無理と分かったら敢えてしんがりに下がるのもちゃっかり目立つ手なんだな。

Bandみたいな小編成ではバラけるだけで被りは殆ど解消するし、どっかの隅っこに寄ってたら他がお淋し空白地帯の出来上がりになっちゃうよ。
視覚に比べるとステレオでは2次元の音になっちゃうけど、左右と中心のその間つまり最低でも5ポジション位はハッキリ分離してくれっからね。

特にインナーイヤータイプで聴かれる頻度が高くなると、意図的に拡げとく位しないと余計閉塞感が酷くなるしさ。
纏まり感も捨て難いけど意図的にモノラルにするとか以外、やはり普段は小編成ならハードルも低いんだから分散配置がお勧めだす。

>サッサと閉店<

2023年4月19日 (水)

音楽備忘録1342 リズム表現を手放しちゃうの?➎

今日のお題は大胆にも自分を差し置いて従兄のノリの私感を語っちゃうが、相手はプロの指導歴もあるからまあなんと下剋上な…。
のも厭わず敢えて吠えるのは、こっちからしたら勿体無い事になってるからなんだ。

俺のノリは相当威勢は良いかも知れないがスマートとは程遠いんで、何か癖が残っちゃうんだよね。
対して従兄のノリの真髄は聴感上はとても滑らかな処で、けど化学分析すると意外にも俺の方がマシだったりして。

じゃあ太鼓の先生っても大した事ぁねえんだ…ったら大間違いのこんこんちきで、聴感上最も「まっすぐ」にするのが「人力ドラム」では最高峰なんすよ。
音楽って色んな状況から譜面等数学的要素だけでは不足があり、譜面にちゃんと音符や強弱記号とか全部載ってるのに更に書込みとかするやんけ。

素の打込み(タイミング微調整無し)とかって「駄目じゃない」だけで、音楽的には理想とは程遠いタイミングなのよ。
只「絶対にミスしてズレたりしない」ので、どんなテストでも必ず及第点ギリギリは取れるある意味スーパー生徒!?なんざます。

で従兄に関して最近感じたのが、Clickを使うとどうもその滑らかさが出切らなくなるなと。
対してⅡで俺はってば↑は無いものの単独で聴くと酷くぎこちなくて、前後の繋がりもおかしい…。

でもClickを聴き乍ら最大限にノリを出そうとすると、どうしてもそうなっちゃって。
この現象っておこがましいがClaptonのアルバムでDuck DunnのBassで周りと少しズレてるのがあって、けど楽曲にはDuck Dunnのタイミングの方がドンピシャっつうのが。

彼自身は何も変わってなく、そのままでMG’sや清志郎のではズレてない。
一寸言い過ぎ感が無くも無いが程度差こそあったとしても、時には「相容れない」部分が出て来るのは確かなんざます。

んで2人で合奏しててまあまあ合ってるのが、どうして逆方向にしかも隔絶する程行っちまうかなあと。
どうも性格がそこで出る様で、こっちはそこのけあちらは気を使い過ぎちゃうらしいんだよね。

その結果従兄がClickに合せようとし過ぎて、どこかにらしくない繋がりの今一なぎこちなさが。
同じズレるなら人か機械かどっちかに寄せりゃそう云うもんとしてまだ聴かせられるんだが、従兄だとどっちの観点でも半端になっちゃっててねえ。

今では周囲全忖度な従兄も、昔若く彼なりにイケイケな頃は勢いを最後迄押し通しちゃってたんだけどさ。
過去の各種暴走体験!?からより慎重にならざるを得なかった様で、少なくとも「Clickが不似合いな曲」では使わない方が良いんじゃないかって。

その他Click自体のグレードアップを彼は画策中で、シーケンスみたいなのだったら大部気分が違ってくるそうな。
それで思い当たったのが俺は録る際まだほんの一部しか入ってなかったりしても、比較的全部が鳴ってるつもりで演っている。

のが従兄はそれが真逆に近いらしく、だからClick比重は重くなるし自分で演らないパートは白紙状態で臨んでるらしいんだ。
何か聴こえてそれに対しどれ位勝手に想像が膨らむかが違うらしく、そういう人はなるべくClickを楽曲録音では避けた方が好結果が得られるのかも知れないよ。

>つづく<

2023年4月18日 (火)

音楽備忘録1341 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ㉒

さて今更の本題回帰だが、組合せに配慮が要るのは夫々の能力を有効化する為なんす。
残念だが単純思考でA+B=最高なんてのが成立するのはかなり稀で、トータルで考えると今一なのの集合体の方が遥かにマシだったとかが始終起こるからなんだ。

実際苦汁を飲まされる事数多で、幾度も落胆させられたりして来まつたよ。
ベテランでそんななんだからそれ以外には厄介で仕方無いが、全く傾向と対策が無いでもないんだ。

その内これ迄は電気・音響的観点を中心に述べて来たが、中にはそういうのがどうにも苦手な人も居るでしょう。
そこでほぼその手のスキルレスの方向けに、要点を少々纏めてみませう。

と言っても何ワットかだけは省けないが、それ以外の数字は思い切って。
但し数字とも密接な関係が多い物なので、かなり大雑把になっちまうのは容赦しとくれやす。

そんななんで絶対安全圏となると大袈裟なマージンが必要で、ここでは過半数が安全圏なのを中心に綴りま。
だば基本から行くが第1はBassのを最大にしとくのがコツで、Guitarや鍵盤用のの倍にするだす。

再三クド吠えになるがこれは音波の原理に基づくもので、俺がBassメインなのとはゼロとは申さぬがたった数%位しか関係無いからね。
それはBassなんかGuitarの半分で良いと思ってる人でもで、低音は波高は倍・密度は半分で同音量になるからだ。

その倍の波高を出せないとそれだけで半減するが、大径不要のGuitar・鍵盤用の方がスピーカ数が多い場合が多い。
からワット数を同じにしちゃうと、実際は¼になってたりするんだよ。

そうすっと杜撰大王様がLead GuitarのソロバンドでGuitarが倍音量で良いと思ってても、Bassが全然聴こえないのを嫌うとGuitarを好きなだけ大きく出来なかったりして。
なのでBassが99%不要でも1%は必要だったら、音量バランスはイーヴンを目指して最悪でも½位は確保しないと困窮するでぇ。

それと今迄は省略して来たがPAも同様で、楽器Ampの最低2倍ワットは無きゃどうにもならんですから。
楽器同様Vocal Micもフルコンプ出来りゃあ未だしも、ハウリングマージンの都合で大抵はやっても録音みたいにフルには掛けられない。

ので肉声や生楽器等は密度の低いままになるんで、倍ワットにしてもそれで実音圧はやっと同等になる程度なんだ。
それもスピーカ能率や発数を抜きでだから、本当は4倍ワットは欲しい処なんだ。

又鍵盤のは用途次第じゃBass同然にする必要があり、Bassレスのアンサンブルは勿論の事伴奏頻度が低くない時ゃGuitarの倍ワットにしなきゃ危うい。
こんな事になるのは裏を返しゃそれだけGuitar Ampだと高音圧を出せるのが多いって事で、Bassみたいな低音や鍵盤に必要なワイドレンジを出せなくても平気だからなのよ。

コレ極例を挙げれば電池駆動のメガホンとかが、電球式懐中電灯と同じ位の電池でかなり爆音が出せたりするじゃん。
それだけ中域だけで良けりゃ出すのが簡単ってこった。

<おわり>

2023年4月17日 (月)

音楽備忘録1340 天然REVERBの勧め➐

ってな事って私的にはニーズ無くば我々環境固有の階段バーブで当分は行くつもりだが、それ迄はそこそこReverbをどうするかで迷走があったん。
従前は従兄の希望でデジタルバーチャル領域のみで処理してたんだが、俺としてはやはり独立機のLexicon等程プログラムが洗練されて無い為イメージへの絞り込みが出来なくて不便だったんだ。

宅では最近常用してないLexiconだがってかMixをアナログでやってないからご無沙汰気味だが、少なくともかつては名器と呼ばれた理由に触れとこう。
単純な美しさなら寧ろ正規化12bitなんて怪しげな方式のYAMAHA REV-7でも、殆ど遜色が感じられなかった。

んが密度ってぇか響きの非単調さでは段違いで、その面で最も「デジタルらしからぬ」のが最大の特徴なんだ。
因みに宅にあるのはPCM 90ってのだが、それが来て以降Y君はサブに回してメインでは一切使わなくなったよ。

ソースが無残響若しくは極少残響で録れてる場合、Reverbの仕事は単なる残響付加だけじゃなくなるん。
その部分がY君には無く尤も設計思想が異なってるのか知らんが、大袈裟に言や2次元のを3次元化するみたいなのが望ましいん。

特にそれとは中々気付かれない位のRoom Reverb等が該当し、Y君のでは上手いShort Delayでも代用出来る。
つまり同等な広さシミュレートのでもShort Delay とは一線を画してるのがReverbならではで、On Micで録っちゃったのを後でOffっぽくするのなんかに使えるかどうかの差があんねん。

デジタルバーチャルのだって有料のだったらそれこそ優良なのもあるかも知れないが、恐らく「戦う相手が違う」だけにあまり期待は出来ない。
何せ高額なLexiconともなれば、今でもリアル残響室やリアル鉄板Reverbとガチで勝負しなきゃなんないんだからさ。

それからすれば階段バーブの様な天然物を一般的なデジリバと比較するの自体が愚ってもんで、属性が違うみたいな処があるんじゃないかな。
従兄はどうか知らんが(オイオイそんなで大丈夫なのか!?)、俺の方は比較的「Echoを掛けたい願望」が小さくてね。

現代の録音環境では何も施さぬのは厳しくなったが、少なくとも「広くなくても平気」なんだな。
だってClassicのオケとかと比べたら、Rock系やPops系はそんなのよりは狭い感じの方が自然じゃん。

多分負けじと対抗する方にばかり夢中になってるのが多数派だろうが、あちらは狭いデッドな処で演るのは不可能だからねえ。
かつてデッドなのがそこそこ流行ってた時期ってJazzのビッグバンドとかイージーリスニングも健在で、意図的差別化の意味もあったんだと思うのよ。

「狭い広さ」っつうのも妙だが、典型的デジリバはRoom Echoに特化させてる訳じゃ無いからね。
その領域だと我等「階段バーブ如き」でも、勝負になりそうな予感があるんだ。

>つづく<

2023年4月16日 (日)

音楽備忘録1339 なのに色味の話し③

小田急の車体帯の独特な青のロイヤルブルー、可能なら実見するのが一番だったがもう少し掘っとこう。
個人の好みに合うかは別としてその独自性は、BONZOの太鼓みたいに類例がとても少なかったなあ。

それと併せてかつてのくすんだ色各種にも言及しときたいんだが、汚れ対策もあっただろうが悪目立ち→落着きが無いを防ぐのには結構有効だった。
っても踏切事故対策上はあまり地味なのは向かないが、最近みたいに単純化させると柄がデカいだけに安っぽさ全開でいけねえよ。

さて青の方から行かせてもらうと、部外者には人次第じゃ水色のバリエーションと認識する可能性もあるものだった。
これは幼少時にお絵描きするのに色鉛筆の選択時なんかにそうで、濃い水色の方がイメージに近かった。

要するに青の癖にLED液晶ディスプレイで言えば青の発色がかなり弱く、それに依って青系にありがちな冷たさ等が最弱になってたのが特徴だ。(現行汎用型白色LEDは青が強く出てる)
それが今みたいにLEDバックライト全盛になると要注意で、変な表現だが青に最低限の依存で青を表現してるから赤や緑の発光が弱いと変色しちまう。

だが他の青はもっと青っぽくなるんで、他の青との距離感は大凡保ったままだ。
こう云うのが音色であれば周囲を選ばない口で、私的にはBONZO以外だとRingoやCharlie Watts等が次点かねえ。

おっといけない肝心なPaul McCartneyを忘れる処だった、彼は元々結構音色バリエーションがあったから全部じゃないけどさ。
Karl Höfnerで普通に弾いたヤツは、楽器がそのものズバリなのと相まって不変だ。

それ位個性が強きゃ音質や周囲の影響を受け難いから、押し通すのも可能化するだろう。
只どの音色にも欠点が少なからずあるので、それが絶対に演奏の障害にならない保証が無いとならない。

それには決定する迄に膨大な実験の質・量共々必要で、今のコロナ禍と衰退国家では中々に厳しい。
だいいち自らの個性がそんな濃い口とは限らないんで、無理に求めてピッタンコなのが手に入るもんじゃない。

そこで浮上してくるのがくすんだ色(地味な色)で、割は悪くなるが今時殆ど誰も求めてはいないのもあって案外「音色被り」を避け易いんだ。
そもそも地味だけに研究が浅目遅目になってて、先述の阪急マルーンみたいに解明は比較的最近になってやっとなんてのが。(本家側から塗装工程が紹介された:驚く程微妙に違う色が重ね塗りされていた)

んな事言われても地味は勘弁、な気持ちは俺だって人一倍あるし分かるがね。
目立つ色ってかなり有限で、信号機の赤や黄色を凌駕するのはちょっくら無理ざます。

ので単純思考の第1候補っつうのは被りOKの時のみ有効で、本命は第2以降に潜んでるのでありんす。
単体地味色も組合せ次第ではかなり目立たせるのも可能で、音楽の場合単色(独奏)の方が少ないから電車よりずっと有効なんざます。

<つづく>

2023年4月15日 (土)

音楽備忘録1338 リズム表現を手放しちゃうの?➍

そもそも音楽を演ろうってんならリズムと音程位取れなきゃ仕方ねえんだが、今劣化本邦のメジャー系を眺めると映えだけの人達も居るみたいだな。
それで容姿が足りてデビューが決まるとリズムでも、自分で取れるより先にガイドに合せられないと困ったりする。

その後もずっと録音でClickを使えばボロは出ないが、それって個人の「能力資産」は何時迄も貧しいままなんすよ。
に対しお雇い側の劣メジャーにとっちゃ、こんなに好都合な事ぁねえんでやんす。

富と名声は一応あるものの、ミュージシャンとしての実力はちっとも伸びてない。
お前ら宣伝のお陰で売れただけの駆け出しなんだから、これ位ギャラ出りゃ上等だぞってケチれるん。

それでも容姿さえ長持ちされられれば無事かっつうと、流行の変遷等があれば実にアッサリと路頭に投げ出しますよ。
なんだけど下野されられた連中が騒いでも唯の僻みなんて耳打ちするから、現所属組にはピンと来ず彼等の言い分なんか俄かに信じ難い。

仮に五万歩!!譲ってそんな黒い意志が無かったとしても、その様な環境でスケジュールに忙殺されてては自分で育むのもままならないでっしゃろ。
なのでホントに「一時金」を手にしたくて将来に無益でも構わん奴を除けば、音楽家としてはもうそれを迫られた時点で死活問題なんよ。

それとどうでも後からリズムを改善出来なか無いが、音程と共に基礎的な部分なんでね。
折角何かのフレーズが弾ける様になって、後でリズムが要修正だったと気付いたとしよう。

その時もし難易度最高の箇所でリズムが間延びしてたら、ズレてる所だけ修正では済まなくなるよ。
これはガイドやClickレスで弾けたのが↑があると不可になるのも暗示してるから、どの道そんなままでは不便極まりないんすわ。

強いて自らリズムが取れる取れないの関係性が弱いとしたら、打込み専門の人かなあ。
しかしそれだって打込む以前にリズムパターンとかを創作するには難儀しそうだから、更に下請け専門(つまり殆ど作らず打込むのみ)限定になりそうだ。

この様に大手企業側には便利でもアーティストにとっちゃ最悪に近く、悪意が無くても真逆の立場に居れば相容れない部分があって然るべし。
けど困った事に金をくれる人の言う事なら訊く傾向には中々抗えず、しかし廃業後を追ってみてはどうだろう。

プロ野球を若くして途中でクビになった人とか、目も当てられぬ転落の一途を辿ったのが結構居るよね。
今の処元スポーツ選手だと気付かれても音楽家だとバレ難いからか後日談はかなり僅少だが、寧ろ転職成功例がほぼ皆無なのに注目すべしだ。

これは音楽の方が転職して成功するのが厳しいのを示唆してて、それは部活で活躍してたからスカウトされたなんてのが殆どこっちに居ないからだ。
過去比だとポピュラー音楽系では6大学や音大出身者が減り続けてて、基幹局アナウンサーや唯のタレントなら寧ろ昔より高学歴が増えてんのにさ。

この差は使い捨てにするか、奴隷扱いでもある程度長期働いて貰うつもりがある
かの差に他ならない。
けれども選択を誤らなきゃ小規模編成の特権みたいなのがあって、野球とかと違って最低3人揃えば活動出来るんだから。(野球は試合成立には最低19人必要、サッカーなんかもっと…)

<つづく>

2023年4月14日 (金)

音楽備忘録1337 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ㉑

前回の煩雑さに辟易した人も居るだろうが、それもこれも庶民が最低限マトモな楽器Ampにありつこうとした結果なんだ。
特定宗教と政治の癒着が明るみになっても、誰1人それが理由でクビなった奴が居ない様な絶望的現況なんだから。

時流としては政治家が搾取してんだから俺等だって、騙したり盗んだりしたって…って訳には行かねえ。
せめて国内ブランドの何処か1つでも適したのを作って売ってくれりゃ良いんだが、それが出来てたら今程の不景気にはなってないだろうさ。

勿論人に依って苦労の耐性箇所が異なるから、誰にでも向いてはいないんだけどね。
けど少しでも個性的な音を出そうとして、全て買い揃えるだけで済まそうってのは元々虫が良過ぎる話しなんよ。

何も誰もがTom ScholzみたいにRockman発明しろとか、Seymour DuncanやFloyd Roseみたいになれって言ってんじゃねえんだ。
只彼等にしたって当時ニーズを満たすのが全然無かったから、仕方無く自らこしらえた成れの果ての姿なんだ。

そこで今日は市販や量産化の有無について少し触れるが、今ん処俺がそれをしないのは次の理由だ。
それを成すには先ず同じ部品等が一定量要るが、社会的ニーズが僅少なのはこの段階で酷く苦労させられる。

だがワンオフで顧客が1人だったら…それがもし自身だったら、納得行くジャンクが一揃えになったらもう挑戦出来ちまう。
他所のサイトとかより販売中の部品等の提示が少なく、一見不親切そうなのはそれがあるからなん。

例えば球で12AX7AがFETで2SK30GRがなんつうと、それと一寸でも違ったら駄目なのかなんてなって欲しくないんだ。
どうしても慣れ親しんだのが良きゃそれもアリなんだが、そんな部品がデフォになった経緯を知ってると少々下らん呪縛なんですわ。

ニーズに足りる性能が最低条件ではあるものの、かつては入手性やコスト面で最も有利だったからに過ぎなくてさ。
それが別面でメンテのし易さにも繋がってたから普及したんだが、無茶な使い方しなきゃ球でもこの用途ではかなり「長寿命」なんだ。

楽器やそのAmpは言うなれば煮込み料理の口で、確かに新品固有の鮮度にも大いに魅力はあるがの。
それよりも個体差の方が大問題で、しかもそれがその人に合うか合わないかが一番重要。

すると誰も今迄使ってなかった球が最良なんて事も出て来るんで、なるべく縛りを持たない方が良いん。
他の典型過去例ではFender Bassmanを名に反してGuitar用にするとか、まあでも逆は困難だからこんな記事になるんだけどね。

色々やって来てみるとどうも球であるのがエレキには必須の様で、今ならGuitar用の多くで付いてるモアゲイン回路だって外付け球boosterで同等化が図れる。
ってか従前は別々だったのが頻繁に使うから内蔵させて、それが球Ampだったんで球でブーストさせてみたらその方が良くて一般化したっつう。(両方自作して使用実績あり)

実際には何処迄やれるか色々夫々に難関があって全制覇は厳しいが、知らないが為にトライする前から諦めてたら勿体無いよ。
俺の呟きなんて飽く迄参考で構わない、自分なりの手段で求める物を手繰り寄せてね。

>つづく<

2023年4月13日 (木)

音楽備忘録1336 天然REVERBの勧め➏

この件興味が湧いたとしても凡そ7割は運に左右されるが、もし見つけられれば各自のオリジナリティへの貢献はかなり大きい。
今時は誰それサウンド・誰それレーベルのサウンドっても組合せ等が主体で、かつての様なたった1音からそれと分かる様なのはスッカリご無沙汰だ。

デジリバにだって数多の機種があるし使い方だって千差万別だが、まなじ万能であるが故に現実では俺言い「最大公約数サウンド」に集約しちゃうんすよ。
天然のしか無理な当時でも駄目だったら止すのは一緒だが、不満足だか許容出来る程度の時今みたいにはならなかったんだ。

自前ではボァンボァンEcho Chamberしか無かったとして、他所へ出向く程のニーズが無きゃ行かんよね。
そんなの理想とは大部違ったりするんだけど、予算事情なんかもあるからそれで何とか纏めようとする。

そんなのが当り前だとどうしても気に食わん奴等は移籍したりするんで、結果的にある程度趣味の近い者だけが残る。
とそんなのもその集団の色となり、経営者側で恣意的選別なんかするより遥かに自動的に揃っちゃうんだ。

又ここで皆に再考して欲しいのがデジリバでの色んな調整に要してる時間で、最楽コースではテッパンプログラムから選ぶだけで済むが入れ込んでったら幾らでも無限に時間が掛かってるんじゃないのってね。
なので理論的には高効率なデジタル領域オンリー処理も、現実では大して楽になんかなって無いんだよ。

現在の体制・環境では最良に見えても、ホントはそうとは限らないんすわ。
簡単には行かないだろうが例えばAんちの風呂場が良い・Bんちの玄関のが行けるかもなんて、探しもしなかったら思い当たらなくて当然なんだから。

だから変な話しだが俺みたいに自宅では探しても遂に見つかりませんでしたな人が、その場所ではデジタルが最適解と初めて言えるんすよ。😿
自慢じゃねえが宅はかなり底辺な方なんで、それからすると皆の処じゃ意外な掘り出し物が結構あるかも知れねんだ。

因みに万一バッティングするとしたら完全同一設計の団地や建売り同士の場合で、それだって近似ジャンルのミュージシャンが住んでたらだかんね。
のでどう見積もってもデジリバと比べたら、被る可能性が格段に下がるのがミソなのだ。

では見つかってその後はってぇと時間だけはアナログオンリーの頃みたいに実働時間だけは減らせんが、一旦位置さえ固定出来れば後は殆ど掛けたいトラック数の分で収まる。
我々の様なロートルでさえ再生と録音はデジタルでやってて、ホントはアナログ録音機も欲しいけどこの用途になら寧ろデジタルの方が劣化が少ないから適してる。

強いて難点を挙げるとすれば位置決めで、スピーカ・Micの設置が自由になる程迷う余地が増えて手間に。
現時点で従兄宅ではスピーカの位置は無視してて、こないだのは全部レッスン室に常設してるPAから出して響かせた。

そんなので特に問題も出ないのがアバウトな手法の強みで、元々そんなに綺麗じゃない!?から多少の不具合があっても何のどれのせいかが釈然としない。💦
階段の下迄スピーカを持ってった方が良い気もするが、距離が減ると残響時間も短くなるんでまだやってない。

<つづく>

2023年4月12日 (水)

音楽備忘録1335 なのに色味の話し②

筆者はこの件先ずは元の色味を知るのが基本と考えてるが、周囲との比較だって決して無視は出来ない。
周りは全替えしてるのにポツンと残しても、記憶にある印象とは程遠いもんね。

けれど何でも現代に合せりゃ良いってもんじゃなく、実はターゲットの色味より背景の色味の方が大事だったとしてもそれに気づけ難くなったりするからだ。
例えば昭和の今よりくすんだ背景に白はコントラストが大きいが、カラフルな令和にクリーム色では遥かに小さくなる。

だから私的には京急の暗かった赤が明るくなったのはセーフで、小田急の濃くなったケープアイボリーはアウトなんだ。
京王のアイボリーは多分殆ど変わってないけど、昭和の頃みたいに色白美人にハッとするみたいなの随分薄れた。

まあそんでも各社の意向とかあるから勝手に可否判定してもしゃーないが、イメージを保つのならハッキリ成否が分かれてるんじゃないかな。
しかも生贄にするつもりは無いが小田急はもう1つ失敗してて、専門家に言われたからって独特の青線を比較的ありきたりな色に変えちまいやがった。

この白系に青系帯って後から真似した(かどうかは知らんが)のが主に2つあって、東武とJRでもやってたけど本家より安っぽかった。
のは地色の白だって影響はあったが、帯の色味に絶妙かどうかの違いがあったからなんだ。

かつての小田急のロイヤルブルーってかなり珍しい色味だったのに対し、後発2社のは割と何処にでもある青だったん。
単体で見比べると今じゃ大して鮮やかじゃないんで専門家はケチ付けたんだが、周りにどんな色が来ようと印象変化は独特なだけに僅少だったのよ。

ので例えばトイザらスのチープなプラ製オモチャと被ったりせず(後発2社のはある!)、阪急マルーン同様似ている様で差別化が図れてたんよ。
因みに唯のマルーンは紫がもっと弱く茶色はもっと暗く、昔の人は殆ど焦げ茶色と思ってた人も居ただろう。

ついででディスっちゃえば近鉄のレッドマルーンってな、名前は格好良いしそんなに悪い色でもないけどさ。
長年自分で自宅鉄部なんかのペンキ塗りをして来た身からすると、どうしても唯のサビ止め塗料に見えちゃって。

かつて電車は鉄製だったから多少サビが出ても汚くならないのは良いんだけど、合理的な様でいて早期発見・修理には向いてないからねえ。
尤も最近は俺もコロナ以降すっかり塗り替え無精してるんで、他人の事ばっか言ってらんないんだけど…。

わ兎も角音の記憶でも象徴的なのは主役が多いけど、世界観を重視すると脇役全体が醸し出す音色の方が本当は重要だったりするんすよ。
主役の音色が真に独特だったら↑例の色味みたいに周りがどうあろうと無事で済むが、それ以外の場合は印象に薄かろうと所詮は多勢に無勢なんだわ。

例えば’60年代後期を目指すなら、私的に一番のサウンドアイテムは「セミアコ・エレキBass」でんがな。
それとDrumサウンドもかなり重要な位置を占めてて、主に録り方ではあるんだけどさ。

是又私的にはミュートの有無が大きくて、Off Micのほぼノーミュートと直後期のOn Micミュート有は結構紛らわしいんだけどね。
これ等は些細っちゃ夫々についてはそうなんだけど、束になって掛かって来られると世界観は別物になるんだ。

>つづく<

2023年4月11日 (火)

音楽備忘録1334 リズム表現を手放しちゃうの?➌

さて前回は機械とコラボのケースを提示させて頂いたが、マシンオンリーの場合を考えてみようじゃない。
現時点迄は極々一部のその方面ヲタしかあまり演ってないが、打込みで理屈より実音を重視してる人も居なくはない。

その主は何も実楽器は弾けないんだそうで、打込みが楽器若しくは同格な存在として扱わなきゃならないらしい。
これこそが打込みで音楽が可能化した真髄で、半端に弾ける奴が半端に打込んだのが最低かもと思わされる原因だ。

要するに手段はどうあれ同等の音楽をこしらえるには、大体同等の苦労を要すってだけなんすがね。
何を勘違いしたか多分「体裁に気を取られ」、他の大切な諸要素を忘れてるんだと思うんだけどさ。

日本では割かし癖強ノリが好まれないんで鈍ってんだろうが、唯の8分音符連打がメインになるのなんてリズムの支配率が半分を超えてんだぜ。
それで思い出したのが過去ソフトシンセとかのサンプルデモで、後で振り返ってみれば単純連打系のがやたら少なかったん。

当時はそれ位なら実演が楽だったからもあるやも、単純連打系のが該当ソフトでは苦手だったからなんだ。
でも露骨に弱点・欠点を晒したく無かったからか、なるべく↑がバレないようにたまたまそんな曲ラインナップになったフリしてたけどな。😃

その程度のソフトじゃ今の↑ヲタ氏程には迫れないかも知れないけど、機械的には全くそっちに寄せられなかった訳じゃ無いらしいんだ。
予算の都合か時間が足りなかったか、或はヲタ氏みたいな人を見つけられなかった知らんが。

開発者側に注文付けるのは酷かも知れないが、そんなのの影響で打込みでノリを創作するのは無理との誤解が広まってやしないかいな。
現況では慣れの事情等もあって明らかに人力優位だが、弾けない人には選べん手段ですからねえ。

とは言え技術的関門としてレイテンシ案件は、特にこの件では致命傷なのは確かだ。
これがとても惜しいのは楽器を弾けなくても、リズムを刻むだけなら出来そうな人が多い処。

もしレイテンシのストレスが無けりゃとっくに挑戦してる人が居そうで、現況のままでは数学とかが得意な人にしか試せない。
その対策としてはドラムマシン等を入力デバイスとして用いてみる等で、こっちだってデジタル機器だからレイテンシが無い訳じゃ無いけどね。

只PC等と比べるとレイテンシが比較的安定してるんで、慣れられれば戦力になるんじゃないかな。
等と打込みでも細部に拘ったり注意をしてくと、一般的な方法が必ずしもベストじゃないんすよ。

それって例えばエレキの人がストンプ等を追加購入するのとかと同じで、そもそもそう云う発想が希薄な処がリズムに対する脆弱性を生んでる可能性が高い。
と考えると多少の機材追加はあるやも人の方の問題で、試しもしないで諦めるってのが何より不味いのかな。

脳内のみイメージを入力するのに現況テレパシーでは打込めないんで、僅かでも指先なり何なりは動かさなきゃなんない。
であれば「生きたリズム」は体を動かすのが近道で、例え顎先でパッドを突くんでも良いから何処かを動かして生成しましょうや。

機器の方もインターフェイスに「鼻歌入力」のなんかが出来ると、もっと楽になるしこの分野では必須なんだけどな。
今や過去の遺物化したブレスコントローラとか、各自フィットするのを探すと何か意外なのがめっかるかもな。

<つづく>

2023年4月10日 (月)

音楽備忘録1333 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑳

今回の魔改に限らないが、球は石等に無い高電圧部があるから注意喚起しとこう。
球でもオーディオ用や超大型のに比べれば電源を切っちまえばへっちゃらだが、感電に気を付けるのは当然として部品耐圧こそが他のとは最も違う処なんだ。

今の石でも大出力のだとそこそこ電源が高くなったりするが、それ以外のはPCを始めとしたIT機器との兼合いから世間はより低圧化が進んでいる。
そんなのだと小容量電解コンデンサで最もポピュラーな、耐圧50Vのはどんなのにでも気にせず使えてしまう。

他のコンデンサの多くは標準耐圧は凡そ50Vになってるので、現代的回路に使うならほぼ不問になるから耐圧に殆ど触れてないんだ。
それが球回路では覆されるから、コンデンサはどれでも一々耐圧の確認が必要になるんだよね。

だが高耐圧の程お値段が張るんで、人情としてはギリギリだったら何とかならないか…なんて昔一度は思ったんだけどさ。
がものの数V超えたら電解タイプでは最悪爆発するし、それ以外のでも直流高圧電流が漏れたりする。

ので耐圧オーバーは禁則事項で、それには各部の電圧も分からないと対応出来ない。
うわぁそれじゃあ大変だと焦るなかれ、魔改の場合は元々付いてた部品の耐圧を頼りにすれば良いから少しは楽なんす。

又エレキAmpでは比較的大柄な部品が用いられてるんで、PCマザボに載ってるのなんかより表記も読み取り易い。
但し単位は省略されてるのが少なくなく、それを特定するには「耐圧のデフォ値」を知ってると手っ取り早い。

んでその実情はっつうと割と種類の多い電解タイプではほぼ明確に表記があり、それ以外のは少し判り難くはなるものの耐圧の種類がグンと減るんざます。
尚且つ朗報なのがブラウン管式テレビが撤退した事で、昔は1000Vなんてのもあったが今では極一部のオーディオ用等以外には不要となったから種類が減ってんだ。(必ずしも有難くは無いけどこの件では)

思いついた範囲を羅列してくと高い方から先ず630V、間のも多少あるが500,400,250と来て200,160,100Vのが一般的だ。
その中で最高の630Vってのは大多数の球機器に対応、最低の100Vは所謂「弱電」の現行機器の殆どのに使える。

では250や160はってえと前者は欧州に電灯線電圧240Vの地域があるのと、後者は日本の電灯線100V規格のピーク電圧約141Vをカバーする為。
それならキリ良く150Vでも足りそうだが、電灯線電圧は諸事情からアバウトなんで余裕を持たせたとね。

今回用途では確実性を考慮するなら630V一択で、状況に依っては少しオーバースペックにもなったりするかも知れない。
けれどそれだけあれば他箇所の殆どへ転用も可能なので、コンデンサの容量値を実実験から決定したりするなら却って有利だ。

これに関し勘違いし易いのが電圧測定で、この回路箇所では高電圧でも電流が微量だから誤差が出易い。
加えて球は暖まる迄電流が流れないんで 、電圧の変動が大胆に大きい。

具体的にはSW ONから暫くはB電源電圧は高く、温まってからは降下して落ち着く。
故に厳密にはその高い時のに耐圧を合わせとかんと、電流が僅かに流れ始めた時の高圧に対応出来ないんだ。

>つづく<

2023年4月 9日 (日)

音楽備忘録1332 天然REVERBの勧め➎

前回の続きで今や絶滅危惧種のEcho Chamberについて、理解促進も兼ねて説明しときま。
日本語だと残響室ってもんで、最も身近で似てるのは良く響く風呂場だ。(全面タイル張りがよろし)

Echoの進化は天然→意図的天然利用→アナログ機械→デジタル機械と今ここ迄来てるが、ノイズや劣化の面では今のが最高峰も響きのナチュラルさだけだと退化し続けてる。
年々ナチュラルさは飼い慣らされたか気にする人が減ってるが、そのお陰でEchoの深みやコクはかつてより失われつつある。

のにこうなってるのはやはり手間と劣化を嫌ったからで、実際拙宅みたいにそんなハコが何処にも無いのも大きな原因だ。
そこで敢えて弱点から挙げとくとハコ以外にも色々機材が要って、極力リニアなスピーカとMic・録音機を要す。

その方法は残響室内のスピーカから音源を鳴らしそれをMicで拾って録るんだが、この点に限ると今の方が断然有利になってるよのね。
とは言えデジタル領域だけで処理した方が劣化では明らかに優勢なんで、今更そんな古いのを持出すとしたらナチュラルさを重視した場合のみだろう。

わ兎も角劣化の他に調整がシビア且つその範囲が限られてるのがあって、ハコ内の何処で鳴らして何処で拾うか以外の選択肢が殆ど無いんだ。
そんな不便なのを試そうとしたのはたまたまもしか使えるかもな響きを先に見つけたからで、さしもの奇特な我々だってキッカケが無きゃ実行してみようとは思わなかったさ。

これとは一寸別面でもう1つキッカケになったのが、Drumsetの非On Mic収録だ。
当初はモア柔らかを目論んでOff Micのを散々捏ねくり回したが、ダイナミックタイプの限界!?を迎えてね。

処が当時あったコンデンサはOn Mic不可のばかりだったんで、購入資金の貯まり待ちとなった。
その後貯まりはしてOn Micも平気にはなったものの、コスト面から初期本数が絞られて結局一般的なOnで全体を録るのはまだ無理になっちゃったんだ。😓

無論もしOffが全然駄目だったら時間を掛けてMicを増量してっただろうが、位置を工夫してる内に本人が満足出来るのが見つかってねえ。
只その音が室内残響多目のだったんで、後掛けデジリバとの相性が今一だったん。

そこでどうせ響きが混入するならもっと入れちゃえばってんで、階段バーブも同時に録ってみる事にしたんだ。
しかも従兄宅なら扉1つ開けっ放しにしとけば、それで一度に全部録れちゃうんだから。(現況トラックは独立させてるけど)

だから他所での実例だとChamber使用でも原音とEchoは別録りのが多く、その点では手間としてはアンビエントMicの方に近くその位置が変態的なだけなんだ。
っと従兄宅のは複数の幸運が重なってなんで誰にでも勧められたもんじゃないが、「別録りの方がデフォ」に着目すれば俄然皆にチャンスがあるんすよ。

雑音さえ抑えられたら、生演奏時より遥かに小音量で鳴らせるからね。
寧ろ現状従兄宅で階段バーブは「火曜限定」で、なしてったら隣のカラオケパブの音が漏れて来るからそこの定休日しか実施出来ねんだ。😃

それとスピーカ・Micは高域性能は良く無きゃ苦しいが、低域はこの用途では響き過ぎても困るんでそんなに要らない。
その高域性能すらEchoは暖か味の為にはナローレンジの方が良い位なので、従兄宅でも現況はDrum録りに耐音圧もレンジも足りなかって死蔵してたエレクトレットコンデンサのワンポイントが復活しとん。

<つづく>

2023年4月 8日 (土)

音楽備忘録1331 なのに色味の話し①

人の感覚は鋭い様でいて曖昧だったりするが、今日はその中から趣味の電車の色を取上げよう。
こんなの非ヲタにはどうでも良さげっぽいけど、景色の中の電車の色は印象に大きな影響があるですよ。

ほぼ無限にある建物や服の色を特定するのに、例えば阪急みたいにほぼ不変なのと比べると一発で想像が付くから便利だったりするざます。
古株さんならご存知なかつてメーカ次第でカラーフィルムでも色傾向っつうのがあって、フジカラーなら青が強くサクラカラーなら赤が強いなんてのがさ。(超ベタまんまだけどホントの話し)

半分は都市伝説だったろうが、実際際どい色味のを撮るとそれが露呈してたんだ。
↑の阪急は阪急マルーンってのを採用してて、少し独特だけど古い表現ではえび茶色だとかの一種だ。

こいつがフィルム写真には曲者で、全く唯の茶色っぽく映ったり濃紫になったりしやがってね。
肉眼で実見すれば紫と茶色を濃い目にしたブレンドなんだけど、光の加減や↑なんかで片方が飛んじゃってさあ。

そこで鉄っちゃんは雑誌の過去カラー写真を真逆の方法で想像してたんだが、最近それが通用しないのがあったのに気付いたん。
その1群はコッソリ色の変更されてたので、杜撰大王な俺は京急の赤はずっと同じと思い込んでた。😓

尤も大勢に無影響だったんで大々的に宣伝しなかったって言い訳も一応あり、世の中全体の色がくすんでた昔と鮮やかになった今の景色比では距離感は変わらないってか印象を維持する為もあって「時代に合せた」のかも。
小田急の青い線等はしっかりインフォメーションがあったから把握してたが、今日問題にするのは無変更な筈の「白」の方なんだ。

アイボリーとか薄い色って紫外線で退色し易いらしいんだけど、兎に角小田急のケープアイボリーも京王のももっと白かった記憶があってね。
この内特に前者の疑惑が深くって、例え名前や規格は不変でもあんなに今みたいに黄色っぽか無かったんだ。

京王のは塗りたてだとかなりピンクっぽくって、それが割とすぐ抜けちゃってたのは知ってたんだけど。
疑惑の真相を自分なりに考察すると、昔はフィルム感度の都合で今より「明るい日」に撮られてたからっつうのがある。

この影響は他でも沢山あって国鉄の特急の赤なんかが典型で、写真だと赤なのが室内で模型に塗装してたりすると死人の血!?かって位暗い。
所詮はオッサンの大昔のアテにならない記憶に過ぎないが、小田急の白だけはどうにも同じとは思えないんだ。

等とゴネたって殆ど無益かも知れないが、散々実物を見てたからこれは譲れない。
のが洋楽の音色となると生聴きしたのが少ないし、その時期の音となると機会皆無だからチト困るであるぞなもし。

けれども敢えて「人間力」を抜きにすると、楽器は大体本物に何処かで触れる機会があるんだ。
種類の少ない原始的な生楽器だとかなり苦しいが、個性豊かな楽器なら幾ら人間力の絶大な達人でも出音の人の分は半分程度には多分なってくれる。

電車の過去写真では舗装道路や屋根瓦が色が安定してるからそれから逆算するが、過去達人の音はほぼそのもの楽器から逆算推定するんだ。
それを抜きに現代的楽器で近似な音を求めるのも悪かないが、限り無く本物に近付いて体験するには一度位やってみた方が良いんじゃないかな。

<つづく>

2023年4月 7日 (金)

音楽備忘録1330 リズム表現を手放しちゃうの?➋

Clickの有無で差が出ると録音とLiveでの別人化懸念があるが、最近は当て振りするからどうでも良いか。
な~んていきなり毒づいてるが、独特なリズムがその人の個性の象徴だったりしたら深刻だよね。

今時ゃ一部の無神経野郎(俺か?)を除きゃ、体裁は悪いより整ってた方が誰だって良いだろう。
けどもしそれが手枷足枷にもになってる様だったら、功罪相半ばなんすよ。

要するに過敏過ぎるエアバックってなもんで、一寸の急停車で膨らんだら困る。
あれって殆どのが一回限りのなんで、事故じゃない時発動したら後で困るのよね。

Click常用にも近似なのが色々あって、それを嫌ってか昔の録音方法にヒントがあったん。
主に日本の’75年~’85年頃に多かったみたいだが、曲のテンポを確実にする為録り始める寸前に少しドンカマを奏者に聴かせるってのがあった。(正式名トンカマチック:リズムボックスの一種)

その意図は人が極度に集中したり緊張・興奮したりしてると平常心では無くなってる可能性があるんで、気持ちのバイアスがテンポに影響するのをキャンセルさせる措置だった。
各楽器・各ジャンルで練習時にメトロノームを利用するのも近似目的で、自分で思ってる真っ直ぐがどの程度どんな時にゆがむのか事前把握させるのに役立つ。

かつて「メトロノームの音を自らの出す音を被せて消す」なんて練習方法がプチ流行したが、どうだい全部消してやったぞなんて悦に入ってたのは誰だい?。
何を隠そう俺もそんなだったんだけど、根がいい加減だからか1つのパフォーマンスと解釈してて副作用からは逃れられてたよ。

本気でマスターしちゃった奴等は不幸にも「今ノリ?」を先取りしちゃって、リズムから一切の個性を喪失しましたとさっとね。
これ等で好参考になると思うのが、かつて時々存在したシーケンサと人力のコラボだ。

黎明期のはシーケンサ出力の他は良くて単調なパルスしか出せなかったし、今の聴き取り易いClickみたいなのは録る際に恐らく無かったろう。
その上今みたいな高遮音性ヘッドホンが無いのに爆音Drumが全盛だったから、普段ふざけてばかりのDrummerの誰かさんだって全く侮れませんぜ。

がヒントになってネタ漏洩してるかもだが、The WhoのBaba O’Riley(Who’s Next)とかが格好のサンプルだす。
これで特筆すべきは全体の雰囲気始め、シーケンサ不使用の曲とそれ以外は一切違いが無い事だ。

こんな芸当を満たすには機械につられないのみならず、相手を「仮擬人化」でもしてないと難しい。
それがリズムに限らないが音楽での自立(自律)性ってもんで、大抵はメンバー全員が普段捕手でも必要とあらば何時でも投手もやれないとね。

なので生涯Clickのあるのしか演らないつもりなら未だしも、アルバムで1曲程度でもClickレスのがあったら「世間に通用する己のリズム」を先に持っとかんとヤバい。
多分その時代の彼等みたいなのにとっては、普通に演れないとSyntheの導入は躊躇ったんじゃないかな。

テクノ誕生前夜だし強烈な我流だが、一応普通のRockを演りたかったんだから。
そのWhoにしても最初から出来たと限らず、裏ではもっと前から暖めてたのかも分からない。

<つづく>

2023年4月 6日 (木)

音楽備忘録1329 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑲

なるべく紐解こうとすると説明量が増えるのはお許し願うとして、漸く魔改の内容に入るぞなもし。
今度の第2の方法は最初のより難度が上がる代わり、求める低域量の増減が可能だ。

先ずはMarshallタイプTone回路の、Guitar用からBass用へのモディファイをご説明。
必要なら前回の図を見ながらにして貰うとして、破線囲みの範囲を左のから右のへそっくり挿げ替えればほぼ正規の回路になる。

年代その他で多少の違いはありそうだし、何より今日本では320μFなんて値の電解コンデンサは入手難だ。
がそもそも元の250μFが本家現行品では220μFが使われてる位で、近似の330μFで全く問題無い。

耐圧についてもここには幾らも電圧が掛からず、球が暖まる迄は電流が流れないのでB電源電圧が高くても恐れることは無い。
私的にはここへ耐圧6.3Vや10V(しかも大抵はジャンク!!)を使ってて、未だ不具合は一切体験していないけど極性(電池とかと同じ)には付けてねっと。

Marshallヲタだったらそれだけで良いんだが、何分元のが大舞台用なんでミニワットだと不足を感じるかも知れない。
そんな時は音声信号出口付近の.022μF(223)を、もっと大きな値にしてやると良い。

尤も直後のボリウムポットが1MΩより小さい時に有効で、そうでない場合効果はかなり弱い。
けれど出力トランスの低域特性が余程悪くでもない限り、電気的には「削ってなければ」充足してる筈だ。

クドいが電気楽器Ampは高域のモアブーストが命なんで、低域を全く削ってない程度で増強しなくても十二分なんだ。
Ampに依っちゃBass Boosterが欲しくなったりする事もたまにあるが、それは元のが削り過ぎてるのを補填してるだけ。

って何だか2度手間みたいになってるが、高域増強が必須な方が多いからそんなバカな真似しなきゃなんなくなったりするのよ。
実際Marshallでは特に録音時に低域不足を感じたもりするけど、もし逆だったらブーブーモーモーで和声や音程が分んなくなったりするよりゃ全然マシなんでっせ。

Guitarに比べたらBassや鍵盤ではフラットに近い方が適してるが、本当にフラットにしちゃったら十中八九高域不足に悩まされるんやでぇ。
フラットな特性ってばオーディオ用は大抵そうだがそんなのに試しに繋げば、ストンプレス等だとMid Highの致命的不足を解消出来ないから。

ビルトインタイプの小型Ampで低域不足を感じるのは1にスピーカ、2にその出力の小ささが犯人なん。
後者は人耳の感度が小さい低音程鈍感だからで、その3としてはエンクロージャタイプが考えられる。

私感では40W程度にその境界があって、Micで拾ったら同等なのがそれ以下では少なく感じるよ。
ので理想的には50W程度以上は欲しい処だが、低音でそのワット数になるとドラム防音しなきゃとてもじゃないが弾いてる本人以外には公害だ。

因みにHammondの足鍵のだと中々だが、それでもエレキBassの深いの程じゃない。
のでⅡでピアノ防音で40W位が現実的な線で、そう云やLeslieスピーカの球のが丁度40Wだね。(多分偶然じゃないと思う)

<つづく>

2023年4月 5日 (水)

音楽備忘録1328 天然REVERBの勧め➍

今回は敢えて昔のデッドな録音について言及するが、デジリバが大流行して以来かなり影を潜めちまった。
がもしかすると低劣化Echoより、ルームEchoの問題が複雑化したからかも知れないんだ。

俺みたいに自分が色々楽器を操る者だと、かつてのデッドな録音には親近感が沸いたりもする。
何せ自宅で弾いてる時の、稀に上手く演れた音に限りなく近いから。

けれど自分は弾かない・弾けない人の耳には、そんなのが一体どう聴こえてるんだろう?。
今となっては弾けなかった頃の感覚は、とうの昔に忘れちゃって思い出せない。

忘れちまったもんはしゃーないから想像してみるが、恐らく部屋残響も込みのをその楽器の音として捉えてたんじゃないだろうか。
一方奏でてる本人は出音に集中してたりするから、一定以下の残響は付加されてても眼中から無くなってんじゃね。

演奏可能な人でも自分が演ったらとか○○って楽器はとかを完全封印出来たら、僅かでも付加されてたなら残響の存在に気付けるんじゃないのかな。
ってな処で暖機運転を終了して走り出すと、デッドな過去名作のは殆どに部屋残響が残存してたのよね。

Micの性能が低かったりで今よか平均近接距離は遠目だったろうし、真にデッドな部屋が少なかったろうし。
それでオッサン又々変なの思い付いたんだけど、完璧にデッドな「2次元サウンド」ってのを作ったらどんな風に聴こえるんだべか?。

これを実施するには太鼓なら太鼓同士の共鳴迄排除しときたいから、1つづつ全部バラ録りした方が良いのかね。
ピアノも常軌を逸した超On Mic感を出すのに、本数を10本位に増やした方が良いのかな。

その内暇があって気が向いたらやってみるかも知れないけど、普通に考えると大柄な楽器から部屋残響を完全に排除するのは至難の業。
ならばどれにも同じ位混入してる方が整合が取り易そうで、Line録りの方が邪魔になる。

今だとデッドなのがやり難くなったのは、残響が全く入らないのとかなり入っちゃうのの両方があるからか。
過去のだって既にLine録りは導入後のもあるが、やはり近年と比べたら圧倒的に同時録りとかMic収音のが多い。

それプラス録音媒体のクロストークに大差があって、別トラックにしといても今みたいに完全分離になってなかったんだ。
ので今比だと一応バラ録りは可能になってたものの、どうせ混ざるなら可能な限り纏めて録ってたん。

それが作業効率とコストを優先するあまり、半ばデッドに録るのを放棄せざるを得なくなったん。
処か当節何しろ配信の肉声にでも取敢えずEcho位掛けとけのご時世だから、何でもかんでもビヨォーンのボワァーンでも皆慣れて平気かも知れんがね。

何れにしても後掛けEchoの為にどれでも部屋残響を排除しとくのはまだ困難なんで、一番沢山入っちゃうのを基準にしとかないと仕方無い。
との考えから始めたんだけど、従兄がどれだけ飽きずに堪えられるかは分からない。

そもそも現時点では「響きを統一しとく」概念を伝えきれてないんで、そこから言っとかないとね。
こないだ漸く他パートにも階段バーブを試用してみたばっかりで、既に録っちゃった物だから昔のEcho Chamberの手法をそのまま使った。

>つづく<

2023年4月 4日 (火)

音楽備忘録1327 ビックらこいたこれは許せん➎

俺如きに無謀な気がしなくもないが、企業経営に物申しちまおう。
昨今は経営効率一辺倒で内容を精査せずに決定するのが横行してるが、その為あちこちで怪現象が頻発している。

①国内で生産してる車を売らない
法令や安全基準その他で色々違いもあるだろうが、白昼堂々と運んでるのを見られても頑として売らないって…。
俺が販売員から訊いたのはとあるオフロード4WDだったが、マニアの人に割高でも良いから売ってくれと懇願されて困窮してるんだって。

②末期症状かMicrosoft
綺麗な商売をしてたのは随分昔で最近は日に日に酷くなってってるが、Win11でのユーザー切捨てぶりが多分売り上げ減少を招いたのだろう。
無理矢理新製機器への買換えを強要した上、自前アプリ迄強制したのはやり過ぎだ。

③関西私鉄より断然寒さに弱いJR西日本
今年初頭は異例の寒波に襲われたとは言え、天候ってのは半日位は遅れたり早まったりするのが通常運転。
備えが致命的に足りなかったばかりか、他の終電・終バスが終わってから乗客を車外へ開放する愚。

他にも悪政を筆頭に異常なのが枚挙に暇が無いが、逝かれた世相に流されては元も子もない。
ぶっちゃけた話し下請けだったら上の意向に抗えなかったりするが、ある程度以上の規模があれば決定権は自らにある。

にも拘わらず大手が率先して愚行を繰り返すとは、この不景気に全くもってしてお目出たい。
根幹では現場軽視・無視が事の発端なんだろうが、夫々が本来「何屋なのか」を忘れた結果だろう。

①の場合どうしても事情が許さないなら、せめてシートで覆ってバレない様にコッソリ運ばんかい。
②の場合利アプリ開発に充分なリソースを与えられないにら、上手く行けば儲けもんと発想を転換せいや。

③の場合色々やらかしがあってビビっちまったんなら、ビックリする程早期に計画運休すりゃ良い。(真冬の深夜に路頭へ放り出されるよりゃマシ)
本当は昔の様に頑張って走らせて欲しいが、実務を大勢足切りしたんだから大々的に妥協をするしかない。

これ等が「上層部の倫理」では「格好悪い」から嫌だったか、完全にユーザーと乖離しちまってる。
規模拡大すればある程度の末端ユーザー切捨てもやむを得ない側面があるが、それも安定の大量販売商品があったらの話し。

纏めて儲けるのが無理になったら薄利多売にシフトするしかなく、理想とは違っても末端ユーザーに再度擦り寄るしかないんだ。
一般的利益効率からすればそんなの真向から反してるが、前提条件が大巾に変われば一番効率の良い方法だって変わるのだ。

ベストセラーがあっての集約で、この不景気に廉価な商品が出せないなら売れる絶対数が過去より飛躍的に少なくなるのは明白。
景気の良い時に軽で¥50万・ファミリーカーで¥100万からのだったら売れたんだから、夫々¥150万・¥200万超では売れる訳ゃねえんだ。

安全性が上がってるし電動になって静かになったから…等と御託を並べた処で、不景気に価格の前には全て無力なのだ。
ファミリーカーに乗ってたけど仕方無いから次は軽でと我慢し様にも、それすら厳しい値上げしたんじゃね。

もっと問題なのが若者の車離れを確定する様なもんで、今乗ってる爺さんが免許返納したら庶民は誰1人買えやしない。
結局最も酷なのは売れっこないのを売れと強要される、現場の販売員かも知れない。

<つづく>

2023年4月 3日 (月)

音楽備忘録1326 リズム表現を手放しちゃうの?➊

伴奏の項から派生させて独立展開させたのは、猫も杓子もClick常用へのアンチテーゼで御座居。
確かにClickあると楽だし安心だし、その範囲内で達人は味付けも出来るけどね。

けど1箇所だけ聴感にはジャストでClickにはアウトなのがあったりした時、邪魔になるんだよなあ。
私的にはテンポの早目安定!?等もClick常用の副作用と見てて、それが又人力リズムキープの出来ない人を増やしてんじゃないのかな。

どんな達人でも1拍も僅かでも外さないなんてな夢の神で、それはClickを常用しても不変だわよ。
昨今はそれを打込みに対抗して修正したりしてるが、んなのは音楽や曲を軽視して体裁だけに忖度する行為であるぞなもし。

MIDIの精度が実は結構いい加減だったのは過去述だが、それに気付くキッカケは聴感と時間軸の不一致だった。
理論上は絶対正確な筈なのに、何故か一寸タイミングがおかしくなる事がある。

作曲の時点から打込んでればそんなに出ないけど、人力で作ったのを打込むとどうにも変になるのがさ。
私分析に依れば吹鳴・鳴動タイミングに原因がある様で、鳴らす動作をしてから実際に音が出る時間がマチマチなのだろう。

こいつが実にランダムなんで定量的補正では手に負えず、現況では人の感覚に依存した方がまだマシでね。
だから打込みでも一部ヲタ氏は「感覚修正」を優先してて、ピアノロールを見せて貰うと奇々怪々な図柄になっとるん。

例えばレゾリューション(1拍の分解能)が960だったとして、4分音符なら240になるべきが243とか238とかになりやがる。
そんなの違和感ありありなんだが、でもそうしないと聴くとズレてんねん。

かく言う俺は全くヲタでは無いけれどあんまりおかしい時にはそうしてて、けど拘ると他の計算通りの部分に従前は許容範囲だったのが引っ掛かって来たりして…。
現状オール打込みでは作品発表をしてないから放置してるが、もしニーズが出て来たら対処しなきゃならなさそうだ。

しかしそんなのはリズム表現を放棄してるも同然で、人力だったら元気とかたるい雰囲気とか誰でも少しは簡単に出せるのにさ。
でオッサンが心配してるのは何かに寄り添うのは出来ても、自分のリズムを失いやしないかなんだ。

単にちゃんとリズム取れてないのを自己主張にすり替えちゃ不味いが、リズムを「主導出来ない」のも悪い傾向よ。
Drummerや単独パートから始まるので困る筈で、特に全く前兆無しにスタートさせたい時困窮するよ。

そりゃ裏でずう~っとClick鳴らしっぱにしとく手も無かないが、なんとなく「来た波に乗ろうとする」感じが漏洩するかも知れんよ。
それが自分主導だと始まりの何拍かは多少不安定になるかもだが、それさえ気にしなきゃ唐突に始めるのはそんなに苦にならないんだ。

これって気紛れで鼻歌を歌い出す際なんかに誰でもやってて、それが人にちゃんと聴かせようとしたら一種のイップスみたいに…は大袈裟かも知れんけど。
Clickの有無で「感じ」がガラッと変わったりしたら、そらやっぱ変やろ。

>つづく<

2023年4月 2日 (日)

音楽備忘録1325 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑱

Tone回路の小細工が無効なケースその1として、別の箇所で選別してるのを行ってみよう。
只原理的にエレキってな高域モアブーストの基本は不動で、だからTone回路だけ違うのなんかがあるんだよねえ。

わ兎も角FenderでもOld Bassmanを筆頭に古典タイプはMarshallのとほぼ同じだが、Marshallのネタ元が↑なんだから当然だ。
古典タイプの回路では入力段で選別!?してるのが他でも多いが、それは廉価版でTone回路を簡潔にしたり省いたりしても共通のが使えたからだ。

何しろ大昔は電気楽器Amp自体がが貴重品で、例えそんなに高額じゃなかったとしても珍品並だったから。
各楽器専用Ampも出てはいたが、ゴージャスな現場以外じゃそんなの守ってらんない。

その名残かかなり後々迄業務用Bass Ampには、宅のみたいにNormal Inputなる怪しげなのが付けられていた。(設計想定ではBassはBass Inputに繋ぐ仕様なんだとさ)
Fender Old Bassmanが汎用になったのにもそんな裏があって、ベストでは無くともあらゆるベターの方を優先してた訳。

が歪ませや大会場のニーズが生じて来ると低音過多が問題になり出し、以前より削るのを考え出す。
でその時期に典型Marshallの回路が完成して、その際Tone回路は弄りたくなかったのか或はもっと高域を欲しがって入力初段で削るのが普及し出したん。

Amp-tone_20230203214501
上図がそれで分化!?したMarshallの1959と1992の、思いっきり端折った回路図だ。
点線で囲まれた部分が相違点で、厳密にはドライブ段のカソードバイパスコンデンサも一寸違う。

って説明が後出しでスマンが真空管は図では球の上にあるプレート負荷抵抗が増幅率を、下にあるカソード抵抗やバイパスコンデンサが主に性質を制御しとん。
っても電気的には理想とはかなり遠い存在なんで、Op Amp ICみたいに机上計算ほぼ通りにゃなってくれないけどな。😃

戻ってホームベース型の中にアルファベットのあるのが音声信号の出入り口で、BはブライトChのNはノーマルChの夫々略だす。
御覧の通りGuitar用(図では左側)ブライトChが最も小細工が多く、球とその出口で都合2回低域を削ってん。

左上破線囲み内のコンデンサの値が他のより小さい≒低音が通り抜けられなくなってて、両下側の電解コンデンサ(もし分かんなかったら拙ブログのバックナンバーを参照)もそれ故Bの方だけ小値になってるよ。
因みにその隣の抵抗だけ少し大きくなってるのは、周波数特性を弄って全帯域レベルが小さくなったのを補填する為。

図では複雑化するんで割愛してるがこの他ブライトChにだけどっちのにも、この回路の直後に付くボリウムポットに高域補填コンデンサが付けてある。
そのお陰でBass用は低域は減らずとも、ボリウムが一定以下では相対的にハイエンドが強調されるのだ。

>つづく<

2023年4月 1日 (土)

音楽備忘録1324 天然REVERBの勧め➌

今回はメリットとデメリットを中心にお送りするが、敢えて最初はどっちにも転ぶのから行こう。
多分その筆頭に挙がるのが原音・残響同時録りで、従兄宅の階段バーブでは現況別トラックになっている。

その理由は地理的事情からで、文章化しようとしたら俺には難し過ぎだったんで図説にするわっと。
兎に角それでEchoの深さが自由になるってよりゃ、1箇所で拾い切れ無さそうって原因でトラック分けしたん。

1_20230205183401
だば略概念図の説明だが左が従兄宅で絶賛!?実施中の我々言い「階段バーブ」で、右が拙狭宅での無理くりアンビエントのケースだ。
青・緑が遮音扉でピンクの□がDrumsetで、ピンクの小さい○が残響用Mic・グレーの塗潰しは音的にデッドスペース。

左の青描画扉が従兄宅で階段バーブ時のみレッスン室と階段間のみ開けていて、それ以外演奏中は解放厳禁だ。
従兄宅では太鼓左右に余裕があるんでホントのOff Micも可能なんだが、そうすると片chだけ残響が深くなるんで今ん処未実施だ。

太鼓の向きを変えりゃ少しは改善出来そうなものの、残響の距離が上図の半分程度になってまうのが難点。
一方拙狭宅では初期コンセプトが超低残響なんで、アンビエントとは名ばかりで実態はせいぜい狭小ルームEchoといった風情。(響く様にした処で狭いからあんまり意味が無い)

んで両方に共通なのが太鼓の向きを変えても、向い合った壁の反射率がかなり違う処。
なので複雑な響きには一応なってくれるが、左右の響きが異なり過ぎて残響をステレオ収音するには不向きなんだ。

けれど拙狭宅でも非直接音も得られる点ではご利益が少々あり、概述の柔らかPianoの収録等には効果が認められた。
わ本題からは逸れるので階段バーブの方へ戻ると、色々試した結果距離稼ぎ重視ってなった。

あまり残響時間が短くては唯のOff Micと差別化が不足するんで、なるべく遠距離で「鳴き竜現象」が最小になるポイントを従兄が散々苦労して決定したものだ。(鳴き竜現象:特定の周波数でだけ長く響く、実際にはスプリングをビヨンとやった時の音に近い)
簡単に総評をすれば第1にナチュラル・第2にデジリバかどうか殆ど分からずってなもんで、そりゃあ超On Mic+デジリバのとはかなり趣が異なるがね。

セミOn Mic以降音源から遠ざけて拾うと「純粋な直接音」は無くなるが、明瞭度では少し不利も後掛けReverbが無きゃ問題にならない。
On Micにも独特な美しさに魅力を感じないでもないが、悪く言えばアンドロイドの世界の音ってな感じだ。

私的にはあまりにも原音と残響が分離し過ぎてるので、主役とそれ以外の脇役が仲が悪いみたいな淋しさが…。
一定以上に大所帯のだったらそんなに気にならんが、小規模アンサンブルや「隙間を活かした音創り」にはこの淋しさはかなり痛いよ。

この「中抜け現象」単にEffectが効き出す迄の時間短縮じゃ改善されず、結局は曖昧・気紛れな原音と精緻なバーチャル残響音がかけ離れ過ぎてるからなんじゃないな。
もしかしたらそのせいでデジリバデフォになってから、それでトリオとかの録音ではやたらと重ねとく様になったのかも知れない。

本当にそれだけの音を散りばめておきたかったんなら良いが、淋しさ対策の為だけに曲に不要なのをテンコ盛りにしてたんなら考えものですよ。
余計なのを加える程、やっぱり主役が引っ込むからねえ。

>つづく<

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