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2023年3月 9日 (木)

音楽備忘録1301 伴奏の重要性⑮

お次は劣化近年本邦でも比較的マシなGuitar等のカッティングに言及するが、Guitarの刻ませ方自体は他程の劣化は見られない。
がリズムリフって観点に立つとかなり深刻な状態で、先ずは変なこの俺言いから説明しませう。

普通リフっつうと音程のある短か目なフレーズが思い当たるが、古くはここではお馴染みBo Diddleyみたいに殆ど「音程は無関係」なのもあるでしょ。
彼のは凄く流行して定着したから、今やリズムパターンの方に編入されてるけどさ。

元々はそんなご大層なもんじゃなく、動物的・肉体的産物の1つに過ぎなかったんだ。
一寸機嫌が良くなって何か体を周期的に揺すりたいみたいな、極々原始的な慟哭なんてぇと少々大袈裟け?。

そんなの必ずしも見つけるのは簡単じゃないし、既に誰かが演ってるのも多いけどさ。
だからって頭で考えて作ってもノレるとは限らなく、各自が「その時の体任せ」で作るべきもんなんよ。

その時の気分になるべくフィットするのを探して、それが他人にウケるかは分からなくてもね。
けどそうしないと自分の解釈だの味だのが出せないんで、そうすると「水物」同然だからかなり幾らでも色んなのが出て来る筈なんよ。

にも拘らず「刻むと云う行為」に至らない位か、如何にもやってますみたいなのの2極化してるのは残念無念ね。
現代では既に色々な「雛形」があるんで引用を第1に考えるのか知らんが、特定のスタイルに乗せたい場合等を除き本来はゼロから始めなきゃいけねえよ。

中でも2極化前者の処理が問題で、どんな曲にもそれにピタッリ嵌るパターンみたいのはある筈なんだ。
それをしないと曲の個性等が薄れ、歌詞・メロ・コード進行等「理屈上の相違」があるだけの似たようなのが蔓延しちまう。

その影響はDrumパターンやBassのフレーズにも深く関与してて、尤も誰が猫の首に鈴を付けに行くか案件なんだけどね。
新曲が出来て誰かに聴かせるのに、やはりGuitarやPiano利用するのが多いでしょ。

滅多にBassの弾き語りやましてやDrumの叩き語りはしないし、それじゃあ基本コードからして分り難いから大変だ。
でその際全部白玉で演られる事も、拍が分り難くくなるからあんまりしない。

それで奏力が許せば何某かの「刻みパターン」なんかになるんだが、既に出来上がってればその刻みで・未成でも歌があったら同時に演れる何かに自然となっちゃうよね。
そう言えば過去述だが本番はエレキでもアコギで作ったなんつうのが昔の人には結構多かったが、その場合曲に依っちゃ流石に唯ジャカジャカじゃイメージが伝わんなかったりするじゃん。

そのアコギですらローテクでジャカジャカしか演れないとしたら、出来る事の範囲で主張しなきゃなんないし。
コレ実際過去の相棒に初期はそんなだったのが居て、個人の癖はあったけど曲が違えば完全に同じ刻みは決して出て来なかった。

のでそうじゃない人のより随分曲想が掴み易く、その代わり俺にとっては腕を振るえる場が一寸減るのは惜しかったけどね。😓
っても当時は自覚希薄なだけで編曲家だったからそんな風にも感じただけで、メンバーに編曲の才能を持った者が居ない際にはかなり結果に違いが出てた筈よ。

>つづく<

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