音楽備忘録1311 ビックらこいたこれは許せん➊
怒りっぽいのは生まれつき、けど最近は加齢もあって随分穏やかになって来たんだけどね。
執筆都合でAmpの事を色々調べてたら、信じられない文言に遭遇したんだ。
それは「真空管神話」なるもので、結局は石のバーチャルのを売りたくてそんな事ほざいてんじゃありませんの。
これにはかなり代謝が落ちてても、ほぼ瞬時に「何おぉ」となっただよ。
嘘つくんじゃねえ、間違いを世間に広めるんじゃねよって。
こんなのを掲載するのにロクに心配にもならん処を見ると、今劣化本邦のマスゴミ・ライターばかりか大手ブランドも完全に死んどるがな。
結局は背景に悪政が絡んでてて、締める処と緩める処をあべこべにしてるのがいけないんだろうけどね。
しかし直接政権に関係無いの迄平気で嘘を言い触らすのは、幾ら何でもどうかと思うんだ。
古くはオーディオ界でもまことしやかに語られてたが、真空管は神話並みの処があっても結果には現実しかないんだ。
ただ比べる対象や箇所と正しい体験の仕方に一寸コツがあるんで、それを外したりしてると分からなかったり勘違いしちゃうのよ。
取敢えず今決定的に違うのはコストを始め利便性で、音よりそっちを優先すれば石の圧勝。
なのにしぶとく残存してるのは絶対的な音色の差があるからで、けれどどれもがそれが前面に出てるとは限らない。
寧ろ高性能な球で秀逸な回路を組む程差が表れ難くなるもんで、手前味噌だとRODE K2の実力等がそうだった。
現況明確に誰にも分かったのはClassic系Grand Pianoの収音時だけで、他ではコンデンサタイプならそんな差は出なかった。
宅みたいに狭くてデッドなハコは最も向いては居ないんだが、それでも何とかしてってニーズが生じてね。
一番柔らかく録れたのがK2で、他のは全て硬さを退治し切れなかったんだ。
そんな風に近年は球も石もその回路等もかなり進化が著しいんで、極限に近くならないと中々差がハッキリとは出ないんだ。
なので素人だったらそうは思わんって人が居ても仕方無いが、業者はそれじゃあ専門家の名が泣くってもんだ。
けど素人にも直ちに分かる方法があるにはあって、かなり古い真空管が主役だった頃のオーディオを聴けたらねえ。
その際諸々の性能差は唯1つを除いて全部無視するのがコツで、硬さ加減がどうかだけに全集中するん。
さすれば誰にでも手前味噌の様な状況が訪れて、いとも簡単に分かるのよ。
何を隠そう(って全然隠しちゃいねえが💦)俺の原体験もソレで、今はスピーカとレシーバの部分は別用途に使ってるけどさ。
レシーバ部を現代型小型スピーカに繋ぎ変えて聴いても全く印象変化が無かったから、独特の柔らかさは古典スピーカのせいじゃないのがハッキリしまつた。
寧ろスピーカは低耐入力・高能率・狭帯域等が古典的なだけで(結構一杯あるが😓)、音色自体はそれ程大きくは違わなかったよ。
因みに昔少しオーディオマニアだったんで石の柔らかチャンピオン級のも触れる機会があったが、球とは深みの点で段違いだったねえ。
良く言や明るくて全部見える感じなんだけど、球と比べると見えない方が良い処!?迄露出する感じだったなあ。
>つづく<
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