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2023年3月17日 (金)

音楽備忘録1309 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑭

こうも環境が厳しくなって来っと、一般人でもDIYを考えてみない訳には行かないんじゃない?。
価格は㊎力で賄うにしてもピッタリフィット商品が無けりゃ、んじゃ特注でもしますかと。

それの依頼先を見つけるのが又一苦労で、国内にはカスタマイズはあっても恐らく1から製作してくれる所は業者レベルでは無いと思う。
とは言えDIYはスキルが要るので尻込みする人も少なく無いだろうが、最低限のハンダ付けさえマスターすれば俄然選択肢は激増するんでやんす。

既にお持ちの方は勿論、まだの方にもそれがどれ位あるのか先ずは知って頂きましょう。
俺みたいにやろうと思ったら膨大な経験値が要るけど、例えばスピーカユニットを交換するだけだったらそのハードルは激低になるんだ。

これは球の小出力の中古Bass Ampで、スピーカサイズだけが問題になった際に使える。
尤も元の箱には大抵そのまま入らないんで、中古のエンクロージャを調達する方が楽で早い。

その時耐入力は先ず心配無いので、インピーダンスだけ同じにするのを気を付ければOKだ。
Ampに外部スピーカ端子があったら、ハンダ付けさえしなくて済む。

なるべくならインピがどういう物か分かった方が良いが、この仮称「魔組合せ」をするには数字を揃えるだけでも問題無く出来ちまう。
次の段階はそれにTone回路の定数(変化の中心周波数をモディファイ)の変更を足して、より玉数潤沢なGuitar用をBass用にする手がある。

こちらは上記に比べると一気にスキルレベルは上がるが、元機がポピュラーなのだったら回路図入手はおろか近頃では実況ビデオが出てたりするから昔よりゃ格段に楽になった。
一々概要の全部を学ばなくても、必要な箇所だけをプチ勉強すれば良いからね。

後者は音出し不可能な環境に居る人にも使え、Guitar用PreampをBass用にするのに最低限必要な魔改だ。
何れにしても機械音痴だったりしたら組合せ変更だけで行ければ、基本的には「インピーダンスの数字を合わせるだけ」だから頭脳的には大した手間じゃないんすよ。

それにしたって石でも良けりゃ中古なら¥1万でも何か手に入るのに、球に拘るのはハッキリ言って「無駄」だからだ。
既にお持ちの方には申し訳無いが、球のマトモなのが手に入ったらお役御免になるのが既定路線だからなんだ。

原因は真空管出力段が無いからで、長年の体験に依ればここがエレキサウンドにとって最重要なんだ。
実はかく言う俺でも未だ貰い物の石のが幾つかダブついて!?るんだが、魔改球ストンプにすら劣るから殆ど使わず仕舞いなん。

ので概所持の分は未だしも限られた予算を無効な物に注ぎ込むのは浪費そのもので、プリだけ球のもリアル体験には足りないからベテラン以外には愚の骨頂なのよ。
プリだけ球で良いと思う人は悪い事ぁ言わねえから、それならEffector止まりにしときなはれ。

つまり逆から言うと石の出力増幅段が鬼門で、それは楽器Ampじゃなくても大抵は既にオーディオとかで持ってるじゃん。
驚くべき事にGuitar用中古だったら上手に探すと、球のが今でも何と¥1.4万位から売ってたりするんだから。

<つづく>

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