音楽備忘録1297 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑩
Twinreverb以外に汎用なのもそこそこあった筈なので、それを探ってみよう…と思ったっけ厳しい現実に直面しちまった。
何でも値上がりしてるけど楽器のも深刻で、国産が頼りない為に為替レートと2重苦になってる様だ。
弱体化し疲弊してる国産ブランドに物申すのも若干酷だが、過去に比べるとお値段高目のオモチャばかりのラインナップじゃしゃーねーぞ。
わもう放って置いてこれだけ「普通の」が入手難になると、いよいよPA依存前提の方法も考えなくちゃならなくなったね。
ここでのそれは足りるだけの出力は放棄して、なるべく音色には妥協しないって作戦だ。
それでもまだまだ厳しさは軽減する程度でしかないんだが、どうせ苦しいならやはり球の一択は是非誰にでも考えて頂きたいのだ。
色んなメーカが甘い言葉で囁くし、近年のシミュレーションはかなりレベルが上がっては来たよ。
けれど球の数多の過渡特性全部がしっかり網羅されたのはまだ無く、それが録音よりLiveでの方が問題になり易いのよ。
ってのもPAを通せば硬さ案件等を筆頭に必ずそれ相当の劣化を伴うんで、その分音源に要求される音色がシビアになるんすわ。
なのであんまり好ましくない2極化思考なんだけど、石ならPAの必要の無いの・必要なら球のって位にしないと苦しいんじゃないかな。
この考えの源はどうしても硬くなる石のを「On Micになるのを回避」して、「空気のクッション」をなるべく利用し緩和させる戦法だ。
と言っても極力「まるで球みたい」なのでなくては駄目で、出力さえ足りてれば何でも良い訳じゃ無いよ。
機材費が限られてる様なLiveは十中八九小規模で、PAレスでもせいぜい取れて10m位の距離なんだからねえ。
つまり緩和量が少ないんだから「まるで」位じゃないと、スマホの画像みたいにゃ盛れないからねえ。😓
ほんでそうなると石の最大の利点のコスパがかなり失われるんで、オッサンは「録音にも堪えられそうな球」の方がお勧めなんだ。
Liveでは音量変動が大きいのでAmp歪ませは使い辛いが、低出力であれば録音時フルアップに出来る機会が増えるっしょ。
実際こんなヲタでもLiveでAmp歪ませを使えたのは今迄2回きりで、どっちも自前主催・持参ので後は全部魔改ストンプ。
でも録音では一部一発録りする都合でストンプを使っただけで、頑なに!?Amp歪ませだ。
そんで現況でお手頃価格のはVOX AC4C1-12っての一択で、VOXっつうブランドが嫌いな人には苦しいんだけどね。
その次に安いのったらBUGERA V5 INFINIUMだが、約¥3.3万から若干機能は増えるものの一気に¥4万弱に跳ね上がる。
上にこれはスピーカが12inchで無く、それをクリアさせると最安候補はVHT LEAD 20になりもう¥5万弱に…。
<つづく>
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