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2023年3月14日 (火)

音楽備忘録1306 楽器Amp同士の組合せの話しⅡ⑬

まあそれにしてもとうとう悪政の影響が来てえらい事になって来ちまったが、まさかここ迄無理が通れば道理が引っ込むになるとは予想だにしなかったわ。
流石に皆がこれに懲りてもっと怒りを示してくれると良いんだが、呉々も相手を間違えないどくれよな。

荒れた世だからって他人を無視したら、音楽なんて演る資格が無くなるんだ。
その時々で一応ターゲットは定めたりするけど、基本的には不特定多数を相手にしようってんだからさ。

だからこそより適切な音量やより良い音色にしなきゃなんないんだが、どうやって実現するかは気持ちだけじゃ無理。
そこは知恵を付け乍ら色々工夫が要るんだが、それにはやっぱ基準が大事なんすよ。

どれ位行けるもんなのかを良く知らなくては、途中で進歩を止めちゃったりするからね。
最終的には今迄の全てを凌駕するのが理想だが、それは夢でも○○位はってのを知らんと。

それで重要なのは生耳で触れる事で、どんなに高音質でも一度位は動画とかメディアだけじゃ足りんのんよ。
例えば実際よりかなり小音量で聴いてると、迫力が今一になったりする。

逆もまた然りで、音量と音色には切る事の出来ない縁みたいなのがあるんだ。
その最も典型的と思われるのが3段積みMarshallの低音で、多くの皆さんは爆音のせいでそこそこ出てると誤認してるんだ。

確かに低域残響の豊富な場所には適切な量になってるんだが、デッドな場所で煩くならない位に離れて聴いた事ある人って一体何人位居るんだろう?。
恐らく日本では100人に1人も居ないんじゃと思うんだが、そうすれば足りてないのが即座に分かるんだ。

又随時久々吠え「人耳の弁別能」のお陰で爆音になるとそうじゃない時より低音の感度が上がるんで、それも誤認に加担してんだ。
では多過ぎは平気なのかったらそんな事は無いが、爆音時でも低域に依って全体が飽和しない範囲迄増やせる。

その実際の加減を掴むのにM君以外で爆音出せるののリアル体験が要り、手前味噌だが歪みの深さに応じてかなり大胆に削ぐ必要はあるのが分かる。
宅のFenderだとBassツマミ最大3程度が限界で、尚且つ中域の豊富なGuitarだとMidも8程度が限界だ。

んが特定意図無くば1(表記が1~10なので実際はゼロ)にしては駄目で、そうしとくとアンサンブル内に入った際5,6弦が聴こえなくなるケースがある。
更には生耳と録音したので少し差が出て、生耳では飽和が始まってもMicを通すとまだセーフってのがある。

これMicで低域が削れてるのもあるが、聴取音量の違いが原因で起こる現象だ。
ので録りの際は録った音から逆算する必要があり、少し調整がシビアになるけど面倒だから全部切っちまえと云う訳には行かない。

今本邦の平均環境下ではこれ等は中々難しくなってるが、小出力でもマトモなAmpを持ってたら上記後者は体感可能になる。
のがEffctor+ヘッドホンでは体験困難で、それだけを取上げてもリアルの存在意義は大きいんだ。

>つづく<

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