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2023年2月11日 (土)

音楽備忘録1275 音を柔らかくする方法➍

今回はDrum以外の天然では不自然に硬過ぎる音色のについてだが、本来は使用弦や皮の種類等で先に少しでも和らげるべきものだ。
だが近年の打込みやOn Micに無理に対抗させたヤツは、その位じゃ焼け石に水で全然効きやしない。

と言ってもDrum程硬くしたのは先ず無いが、Classic用では近くで録ると無策ではいられない。
これは宅のGrand Pianoで経験済みで、普段はセレクト品なので気にならなかったが何分硬過ぎでは悪名高き某Y社のだから無事では居られなかった。

最近はClassic系でも現代一般人への親和性を考慮して、敢えてポピュラー系みたいな音質で録るのもプチ流行してる。
これに限っちゃネットピアニストの流行の弊害で、彼等は当初デジピで演ってる人も多かったからその頃のは致し方無い。

まあClassicでも末期(それが最新だった)の曲なら許容範囲かもだが、古典作品をそんな音質にしてはポピュラーの人が古典をたまたま弾いただけ様になる。
俺も最初の内は現代的明瞭さに魅了されてたんだけど、昔の名人のをいざ聴いちまったら音質だけでも聴き劣りをハッキリ感じまった。

確かにオーディオ的には今のの方が断然良いんだけど、まるで脱いではいけない場で裸になった様でどうもね。
処が日本は当時のあちらより大抵は何処でもかなり狭隘なんで、特に宅なんか残響も極小だから幾らMicを遠ざけてもちっとも変りゃしねえでやんの。

それで苦肉の策として「あっち向けホイ録り」を魔発明!?したんだが、大きかったり遠鳴りさせる楽器タイプになるとOff Micの距離が足らなくなり易い様だ。
通常生ガキもとい生楽器ってな空間残響込みで設計されてるんで、それが無くなればルーだけのカレーライスみたいになる。

尚且つ一定以上の聴取距離をメインターゲットにしてるので、「ある程度離れないと良く聴こえない要素」っつうのがあるんす。
その典型がDrumの胴鳴りとかで、それを少しでも拾わせるのにSnareの真横なんかにMicを追加したりがある。

普通Micは近い程明瞭度が上がるが、奏者の腕次第で実は度合いがかなり異なってんだ。
綺麗に鳴らす事に関して従兄は神レベルなので、OnとOffの差は過去俺とは正反対で僅少だった。

この件俺は「下手な期間」が長かったにも拘らず比較的早期から録ってたんで良く分かるんだが、その頃のは俺の超Onと従兄のOffがイーヴンな位だったよ。
なのでそこ迄酷い奴ぁ滅多に居ないだろうが、Offの音がボヤけるとしたら8割方は奏力のせいよん。

まあ生楽器を最普通はどう聴くかを考えりゃ至極当然なんだが、つまる処どうしようもない腕を硬過ぎ音色で誤魔化しとる訳ですよ。
これはPianoやGuitarでも同様で、硬過ぎ君は一見初心者に優しい仕様ってなもんだ。

だが何時迄もそんなので練習してると、奏力に依る明瞭度が全然上達しねえから美味しいのは極初期だけなんだ。
その点に限っちゃ従兄は太鼓のグレードアップを図るのが遅かったののお陰とも言え、只元々その方面に適性があったから遅くまでそれで持ったとも看做せるがね。

何れにしても硬過ぎ君達を俺が強硬に嫌うのは、上達の障害になり兼ねない副作用もあるからなんだ。
ちゃんと奏でられないとマトモな音が出ない楽器で頑張ったって、死ぬ迄に成就するかは分からないけどさ。

今盛り画像で人気を博すより、俺はまだ行ける可能性があるとしたらそっちに賭けたい。
もしかしたら一定時期になると進化が止まる人って、楽器のせいも大いにあるんじゃない?。

<つづく>

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