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2023年2月13日 (月)

音楽備忘録1277 伴奏の重要性⑦

続いて伴奏固有の奏法について言及してくが、これ等には主に2つの要素がある。
1つは基本パターン自体の独創性でもう1つは小技の付加なんだが、どっちかってば後者の方ばかり考える人が多いから苦しくなるんだよ。

基本パターンなんだから弄れんと思うのは早計で、パターンに大きな影響が無い部分だってあるんだ。
その代表格が太鼓のゴーストノートとかカッティングの空ピックとかで、時には入れると不味いケースもあるけど1つも入れられないのは稀なのだ。

この時点で再考して欲しいのがパターンの複雑度で、実はシンプルなパターン程小細工の出来る余地がある処。
その典型がJazzのベーシックな4Beatパターンなんだが、印象としてはパターンで捉えるのが困難なのが多い。

だがそれは既に色々入ってるのが大多数だからなだけで、極論すればRideとフットHatだけありゃ曲リズムの再現には事足りてるんだ。
加えて今日本じゃJazzってばインスト物が主体に思うから複雑なのであって、歌物だと邪魔になるからインスト物程は入ってないし大抵は入れられない。

ポピュラー系でもし参考にするとしたらこっちがメインであるべきで、実際に黎明期の人はそうしていた。
そこから俺言い「Ringo革命」を経て細工は手より足中心に移行するが、昨今は是又俺言い「太鼓のドンパン節」が悪流行して文字通り手も足も出なくなってる。

と変なのが2つ出た処で解説するが、Ringo以前はアクセントを除きバスドラはずっと今で言うフットHatみたいな使われ方しかしてなかったんだ。
それを最初に意図的に覆したのはRingoだが、実践としてはAl Jackson Jr.の最初のが分り易い。

シンバルレガートの細かくなるヤツをバスドラへ持ってってて、Rideだけ聴くと4分音符だけになってっから一瞬退化したかと聴こえる。
私的にはパターンよりシンプル(に聴こえる)にするののバイブルと思ってるが、それだからバスドラをホントに単純化しちゃうとポピュラー系では駄目だと思うんだけどねえ。

音量こそアンサンブル内で大抵は最大だが、やっぱり上物の方が音程の関係で常時目立つやろ。
これはBassにも当然の如く適用され、Guitarやキーボードで演っちゃうとやっぱり目立ち過ぎる。

それをどうせ目立たないんだから省いたって…そりゃ全体としては動じないが、個性や独自性を損ねる元凶でんがな。
だからってあんまりドカドカボコボコ演られちゃウルサ…そりゃえろうスンマヘンなぁって、入れる場所と頻度に依るんですよ。

Bassの場合は「その音程」もとても重要で、ルートやオクターヴか5度の音を使えば変わるのはリズムだけに限定出来るんだ。
特に最近の日本で気になるのが「4,5度の少なさ」で、Bass特有の「フレーズ迄行かないフレーズ」を作るには必須なんだ。

太鼓からゴーストノートをBassから4,5度を排除しては、長所を喪失するも同然。
それは前者はワイドなダイナミックレンジを後者は単に音程の低いだけのGuitarに、夫々を「成り下げる」事を意味する。

<つづく>

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