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2023年1月13日 (金)

音楽備忘録1246 過音圧ミュージックはもう沢山➌

是又恒例化しつつある「ついででシリーズ」と銘打って、コンプリミッタのレシオを掘っとこう。
機器の表示に依れば2:1,4:1等とあって、最後は∞:1等とあるが果たしてその真相や如何に。

とっととバラしちゃうと無限大なんて事ぁ、少なくともアナログの世界ではあり得ない。
それ処かデジタルでさえ本当に無限大を作ったら、スレッショルドを下げるとどんな音を入れても無音になるのだ!。

普通スレッショルドを下げるってな「入って来た音全部に掛る」んだが、実際には無限に圧縮する訳では無いから小さくなっても聴こえるんだ。
と云う事は無限ってのは比喩なだけで、その値がキッチリした数字にはなり難いからちょっち盛っちまったんだ。💦

具体的には球やディスクリート(石だが個別部品)の時代で20〜100、集積回路になってそれが1000位迄だ。
但し40:1位を越すと音が露骨に変容して、使えない音になる場合が多い。

真空管の又はそれをシミュレートしたのが最も音楽的であるが、その様な性質を持たせると歪まずに扱えるのは20位迄だ。
ので一般的に耳にする殆どは深くても20〜40で、しかしリミッタでは無く「コンプらしい音」にするだけならそんなに深いレシオにしなくても充分だ。

それが↑のスレッショルドで、小さい処から掛ると圧縮感が目立つんすよ。
その逆に「理想リミッタ」ってのは全く音の印象を変えずに、レベルのピークだけを抑える。

尤も理想とはデジタルでも程遠い現況なんで少しは音が変っちまうが、少なくとも純粋なコンプよりゃ音色は変わらない。
因みにBeatlesの時代には圧縮率も低く、その為リミッタをコンプの代用としてがね。

その頃のコンプじゃRockのパルシブなピークにゃ遅くて追付けず、リミッタを使ってもコンプの動作しか無かった。😓
が今や速度だけならデジタルの威力で間に合う様になたったんで、音色の改変(主にマッチョ化)にはコンプが使われる。

今仮に高性能なリミッタだけを使った場合、原音と比較しなければ分からないだろう。
その場合オーバーする分だけが抑えられ、それ以下の部分はそのまま出て来る。

それは場合に依っては極強の部分だけ取ってしまうんで、プロセス後の音は寧ろ大人しくなるんだ。
なので折角ダイナミックレンジが拡がっても、弱い処を盛るコンプが頻用されてわざわざ狭くしてだんけどね。

確かに貧弱過ぎては印象に残らないし訴求力も欠けるけど、強さは「必要なだけあれば良い」んだ。
リズム隊は弱いより強い方が良い・それならGuitarだって…の挙句、肝心の歌はそれより強く元気に出来るのかよってな。

何なに歌を強化出来ねえからせめて伴奏だけでもってか?、そりゃアンタ歌の弱さを強調するたけでんがな。
要するに音の強さだけに元気さを求めるからアカンので、リズムの躍動感の方が元気さが出せるんだ。

それにはClick常用ってのが又最低で、調子の良い若者に正確さなんか大して求められてねんだ。
ってベテランの凄腕に比べたらの話しだが、若い時のつい興奮し過ぎて浮足立ってしまう感じとか齢取ると中々出せないから結構貴重なんだぜ。

音程感だってもっと欲しいのは山々だが、どれもこれも無理くり修正してボーダーラインを越えたって駄目なんだ。
要は曲次第で重要素は変動するんだから、その曲を再現するのに足りてりゃ良いんだ。

<つづく>

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