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2023年1月16日 (月)

音楽備忘録1249 過音圧ミュージックはもう沢山➍

さて楽曲を再現するのに「足りてれば」良いと言ったが、その足りるが案外難しい。
フルプロセスで保険を掛ければ足りる様なもんじゃなく、全体としてはそんなレベルは必要じゃ無い。

例えばリズムの躍動感が重要な曲なら、他を差し置いてもそこだけは「生きたリズム」が必要だ。
それには多少不安定になってでもClickを使ったら死んじまって、しかしそれがあったならそんなに強い音で無くても構わない。

のを猫も杓子もClickを常用するから、物足りなくなって色々加工したくなるんだわ。
結局は「そこじゃない」から幾ら盛っても不充分なんだが、及第点は取っておきたい心境なのかな。

では思い切って要らない処の盛りを止めたらどうなるか?、確かに部分的には見劣りする作品になるだろう。
内容で判断せずパッケージングだけで聴き比べりゃそうなるが、何と自信の無い事か!!!。

しかし音楽の基本は減点では無く「加点法」で、悪くないなら今掛ってるのを止めはしないがわざわざ買ったりはしないですよ。
電通様を本流とする威力のみで頻繁に流した処で、大してヒットする訳ゃ無いんだよ。

それだって見た目で買うから良いんだって、音楽が出来なくても構わないならもっと良いのが居るんじゃないの?。
案の定若い女子は未だしも男はサッパリで、さしものジャニーズが誰の目にも勢いを無くしてるぞ。

それで困るのはラジオやTVの番組が成り立たない処で、面白いヤツを路頭に散在させたが為に忙しい現場じゃ見つけられなくなってる。
ミュージシャンの方はこれを熟知して「世を忍ぶ仮の姿」でリリースしてると、CDよりもLiveを儲けの主体にしている。

中堅処になれれば海外のエージェントと契約し、酷い音を我慢しなくてよくなる寸法に御座居。
これが何とも憐れなのは’90年代に向うでJazz系の人達があぶれた時、こぞって国内メジャーが契約した事だ。

そういうのを上手く育んで行けたらもっと産業として成長出来るチャンスだったんだが、道半ばでバブルが崩壊すると同時に手間を掛けるのを止めやがった。
今日本には目に見える形でのRockの市場は無くなったが、先々続けたいのであれば本邦メジャーの手法なんか真似する事ぁねえぞ。

ジリ貧メジャーがこのまま持つとは思えないんで多分過渡期なんだろうが、今現在一定以上の収入が得られてないなら将来に掛けた方が良い。
そればかりか今売れてるのが壺パワーに全依存してないなら、何時でもマトモな音にスイッチ出来る準備をしといたがエエがな。

と云う具合に今マトモな音で苦戦してるならご愁傷様だが、それがまだ身に付いて無い人にとってはこのブランクは一大チャンスだ。
今はClick・ループ・修正を常用しなきゃ無理でも、それ等を使わなくても録れる様になれるさ。

因みに現時点でだって全く加工不要な音が出せてたら、あんなにフル盛り加工なんかされないんだぜ。
幾らご時勢とは云え充分テクをマスターし切れて無いのに使おうとするからで、何処かで一度又Beatlesのデビュー当時みたいに「ベーシックオンリー」で売れるのを目指さないと現状打破出来ないかもな。

<つづく>

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