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2022年12月10日 (土)

音楽備忘録1212 新興ブランドの正体①

ここ暫く旧来からのブランドを綴ったが、筆者は楽器的保守派か極右翼ではありませぬ。
が証拠を提示しないのは不正直なんで、色んな新興ブランドの生い立ちと共に進めてこう。

に際しこの件の必要思想から始めるが、それは楽器の社会内での特殊性が基礎にあるからなんだ。
なんてぇとどうも堅っ苦しくていけねえからとっとと崩しちまうと、音楽がそうである様に多くの他分野より「作るのに時間が掛かる」のがキーワードでごんす。

ここでの掛るは単に何年越しでなんてのばかりじゃ無く、3分の曲をこしらえるのに何分掛るかみたいなのも含むだす。
楽器自体の方でのその典型ってば、木が材料として使えるだけに育つのとかさ。

そんな世界観な楽器業界なんで、新興ブランドの殆どが実際にはホントの「ポッと出」なんて無いんざます。
その例えとして飽く迄仮定なので自由に吠えさせて貰うと、例えば杜撰大王様がある日突然売れたとして一般世間には青天の霹靂と映るであらう。

でも万一誰かがこのブログとかに気付いたら、何だよ埋没してただけのジジイかよって…。😢
要するにどんな天才技師やビルダーでも、ある日目覚めたら突然完璧にこなせる様になったなんて事ぁ無いだしょ。

つまり全く前触れ無く突如出現した様に見えても、少なくとも内部的には結構な歴史を経てるんすわ。
この事を熟知してたからかMusicmanなんて、Leo Fenderをのっけから盛大にネタばらししてたっけ。

尤もそれが可能だったのも氏が親分だったからで、酷いやらかしでクビになった下っ端が再出発する場合等だとひた隠ししたがるケースもある。
とは言え信用が大切なんで自らは宣伝しなくても、こちらからお伺いを立てれば素直にゲロする方が多いんだ。

或は裏付けの重要性に無知或は無興味な顧客には、人員募集じゃねんだからプロフィールなんて知るかって人も居る。
これが野球選手でイチローの弟子とかだってんならそこそこ広範な世界で理解されるが、そもそも楽器職人の知名度は一般世間じゃ比較にならん程低いしねえ。

したっけ今度は具体実例を挙げてくと、若い頃お世話になった楽器屋の店長(個人経営者)は元ELKの社員だった。
その話しが出たのもスピーカコーン紙の張替えしてるのを目にしたからで、所謂電気とか音響の技師じゃ無いのに一体何処でマスターしたのか訊いた結果だった。

今の俺がこんな風になったのも例の強制弟子入りの社長とか↑の店長から授けられたのの方が、専門学校で学んだのより桁違いに多い。
要するにⅡで専門性の高さと習得に時間の掛かる方の分野では、下積み若しくはそれに相当する一定以上の実体験が無いと実行出来ない訳っすよ。

なので金儲けだけの為に臨時でやってる胡散臭い連中等を除けば、良くも悪くも中堅以上のベテランしか居ないって寸法になってんだ。
加えて上記Musicmanの場合ブランドとしてはFenderより若いが、年長のLeo氏が移動したから発足当時はM君のの方が技師長は年寄りになってたよ。

これからすれば新ブランドは既存のとは異なる新発想・新基準に基づいてるのは確かだが、少なくともアイテム製作の分野では若者の最新の心理を理解出来た年寄りが作る事となる。
ので新規バリエーションの増加には大いに意義があるが、世間の一般的な製品みたいに全てが新しいを期待したりするのはそぐわないんだ。

<つづく>

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