音楽備忘録1197 Fenderと偽物の差➎
ではモデルタイプより…の理由を述べてくが、コスト削減と量産化の為に共通部が多いのが鍵なんだ。
見た目を重視したらそうとばかりは行かないが、例えば人前では綺麗な偽物で録音では汚い本物なんて手もあるでよ。
これキャリア次第の部分はあるが、ある程度以上の歴のあるプロだったら↑が皆無な人を探し出す方が難しいんだよ。
俺の場合はセコイ理由だがLiveではGuitarは、初期を除きMustangばかりだけどさ。
録音ではGibson SGの方が使用頻度が高く、中古販売する前に楽器屋でしたのと後に自前修理したネック折れの再発を忌避しての事。
って音色よりそっちかいの声がする様だが、偽物より違っても本物を聴いて頂こうって善意!?はあるのよ。
強いて禁を破ったのったら過去述従兄主導共作曲で、彼の意向に沿わせてMustangじゃ無く偽貰い物Stratoをこないだ使った程度だ。
それすらかなりギリギリ迄迷った位で、なるべく甘い音色が欲しいってんで踏み切ったん。
と前振りはいい加減でとっとと行くが、例えばDuo SonicとMustangは概略的にはアームの有無の差だ。
これはかつての仲間にDuo君を常用してた奴が居て、私感だが宅のと弾き比べたり各自の宅録のを聴き比べての話しだから信頼性保障付きだ。
リアPUに拘ればジャズベとなるものの勇敢なら追設もアリだし、フロントPUの音は是又概略的にはプレべでもほぼ一緒。
こっちは例の預かり物のMoon JJ-5(ジャズベ形)で処遇判定とネック調整も兼ねて、現在も色々格闘してるんだ。
そいつでもし従兄を満足させられそうな音が出せりゃ手元に残そうかと思ってんだが、現時点迄ではタッチ感等でどうしても埋められない差が残ってて逡巡させられてる。
その一番の元凶は恐らくアクティブ仕様なのが不味そうなんだが、それを換装費用を掛けて迄試す気にはなれなくてねえ。
宅MustangはPUが非オリジナルで曲者Bill Lawrenceなんで、電気的にはかなりF君じゃ無くなってるんだけどさ。
それでもStrato限定を解除しちゃうと、偽物より色々都合が良いんですよ。
そう云う実体験もあると木部の方が問題みたいで、実際達人達のもPUはSeymour Duncanに換装されてるのとかが少なくないずら。
好みにも依ろうが宅のでも壊したペグの修理で名門KLUSONへ換装となったが、名に恥じぬ性能は持つもギア比が低いのが実演上は少し障害になるかもと感じた。
大昔Nokie Edwardsがアーム非搭載のテレキャスで、ペグを捻って代用した技みたいなのにね。
F君ペグはそんなのへ配慮してたとは到底思えないけど、弦交換時の時短にはギア比は低過ぎない方が回転数が減って助かる。
ペグ屋にしてみりゃ調節や安定の精度に力を入れるのは自然で、けれど実使用状況下ではズレない狂わないだけが必ずしも正解では無くなる。
この辺りはお好み次第で物の真偽に直接影響するとは限らず、木部だってF君はボルトオンのデタッチャブルだから交換可能だけどさ。
話しが前後するがプレべとジャズベの最大の相違ってば、俺は電気部よりネックグリップが気になるな。
是又Ⅱで過去に交通事故で割損したネックを交換する際細い程好ましかったんで、プレべタイプのへ敢えてMoonのジャズベのネックを付けた事があったよ。(元のがプレべとしては限り無くジャズベに近い細さだったのもあって)
<つづく>
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