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2022年12月 1日 (木)

音楽備忘録1203 Fenderと偽物の差➐

これ迄の論を纏めると「総合力のFender」みたいな像が浮かんでくるが、私的にはその象徴に一時期標準機となったAmpやエレピのRhodesがあると感じてるんだ。
電気楽器黎明期には何処のブランドもAmp等を手掛けてたが、同一ブランド名のままで今も継続して残ってるのはF君位になっちゃったね。

過去にここでF君Bassは低音はAmpに頼る方式みたいなのを述べたが、あれも深読みすると案外合理的な考え方だったんだ。
低音の量を並の状態で想定するとして、例えばリッケンをF君Ampで鳴らす際なら単にBassツマミをプレべとかの時より控えりゃ良い。

のがMarshallでとなるとR君なら何とか足りても、プレべで不足を感じたらBass BoosterかEQでも噛ましてやるしかなくなる。
エレキに最重要な中高域だけに限るとF君は足りなくなる事もあるけれど、↑を併用してもスピーカが対応し切れないのよりゃこっちを盛るのは簡単だ。

エレピについては開発時点で音色の美麗さで群を抜いたのもあるが、スーツケースタイプので他のエレキやDrum等との整合性が当初から配慮されてたのも大きかったと思うんだ。
その頃ってHammond OrganのLeslie等を除けば、そもそもKeyboard Ampってカテゴリーが無かったしね。

この件で今より考慮しとくベきが鍵盤奏者のニーズ無き故の電気的スキルの低さで、今ならClassic PianistでもiPadを常用してても普通だから正に隔世の感だ。
つまりAmpは自分で何とかしてねと迫られたら、当時はかなりの負担だったろう。

寧ろRhodesが鍵盤奏者には露払いとなってClavinet等他の電気鍵盤楽器、その後Syntheへの移行をスムーズにしたんじゃないかな。
因みに私的or一部での過去常識としてFender・Gibson・Rickenbackerを3大源流とする考え方があるが、この中だと単純な完成度の点ではF君は一番低く何となく安っぽい。(オッと失礼)

だがハードルを思い切り下げて比較すると、最も汎用性は高かったり無理とか融通が利く点では秀でている。
ここでの汎用性とは中級者以上として考えてるが、時として初心者忖度をし過ぎると将来性が損われるからだ。

最もシンプルな演奏を確実にするのはやはりシンプルな方法だが、下手にそれだけに慣れ過ぎると非適応な際に奏法を変え難くなってしまったりするからだ。
その細やかな1例として先述のフィンガーレストにもそんな副作用があり、例えスラップの邪魔にならない位置のでも近年は滅多に見掛なくなった裏に含まれてるんじゃないかな。

と今日紹介した部分って歴史的にはとても重要なんだけど、それを積極的に学ぼうとしないと今の環境だと有難味がピンと来ないのも仕方無くなってるよね。
そこへ本家のレギュラーラインナップに個性の地盤沈下が加われば、そもそもFenderってのは…が曖昧化するの自体はどうしようもない。

楽器みたいなのは半端なのに手を出すと続けた際は割高になるんで、俺自身は杜撰大王でありながら偽物はお勧め出来ない。
のを敢えて無視したとして確かに誰もが長く続けるもんでも無いが、あまり買換えるつもりが無いならその時売値が気にならないならどうぞご自由に。

それ以外の皆さんに忠告させて頂くとしたら、腕が上がっていよいよ楽器のポテンシャルを引出せる段階になってXデーが訪れるん。
ので何とか出来る人は最初から本物を、そうでない人は臨時代用のは理想を半殺しにしても極力安いのをお求めあれ。

<つづく>

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