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2022年10月13日 (木)

音楽備忘録1154 楽器Amp同士の組合せの話し⑨

今回は1つのエンクロージャ或はスピーカユニットにどれ位の音圧が求められてるかをテーマに、案外何処にも語られて無いAmpeg SVTのエンクロージャが何時の間にか2つから1つになったのを生贄に進めてこう。
確かに電気理論から考えればユニットの耐入力が上がったのもあろうが、使い方が変ったって方が真相と見て良いだろう。

元は楽器(特に電気武装の)PAレスで広大な舞台をターゲットに開発されたんで、どんなに爆音が出たってそれがたった1箇所じゃちっとも便利じゃなかったんよ。
Drumsetだってそれなりに所謂指向性はあるんだけど、後面密閉型エンクロージャの真裏では高域不在なんて程じゃ無い。

ので大体真ん中ら辺に置いときゃ遠近での音量増減はあるものの、舞台上上手で聴こえて下手で聴こえんなんて現象は怒らないじゃ無かった起こらない。
のが電気楽器Ampでは構造上等の都合で大会場用のは横には幾らも拡がってくれないんで、Bassみたいに全員に安定して聴こえた方が良いヤツはそもそも最低でも左右に1つづあった方が良かったんだ。

で原型SVTはそんな仕様となると、各エンクロージャ単体からの出力音圧は150W分しか出てなかった訳だよね。
私的にはここに最も注目していて1箱の前では、要するに一寸大き目だけどまあまあ普通の音量になってたとな。

それなら隣接した他楽器のAmpの音も「普通の」だと駆逐されたりせず、B聴こえるけど自分の聴こえん・自分の聴こえるけどB聴こえんって困った状態にならずに済む。
ってもAmp自体を同じの2つ用意してカスケード接続してやりゃ、別にどうでも1台で実現出来なくても構わなかったんだけどね。

戻って1箇所から普通以上の音圧が出るヤツって、バランス面からは制約が生じるって事なんだ。
最大の理由はコストや販量だったとしても、Marshall Major(200W Head)を比較的早期に撤退させたのに関係あったんじゃないかな。

私的にはBassの方は残しといて欲しかったんだが、ブランドの趣旨「低域残響大の大舞台」からすると仕方無いかもね。
近年では巨大出力のBass Headも余裕が主目的なのでそんなに頻繁に問題にはならないかも知れないが、興奮してエゴ全開になっても粗相となり難いのは適度な出力の方。

俺の場合常用楽器にステレオ出力が付いてたのもあってChorus効果以外でも並列駆動体験がそこそこあるが、身の周りの自分以外で電気楽器をステレオ駆動した人は未だ高校の同級生唯独りしか居ない。
のが勿体無くて不思議で、ハウリング回避にもかなり有効なんだけどねえ。

特に小編成のグループの場合演奏会場のAmpを借りるなら、大抵は数に余裕があるから色々とお得なんだ。
でBassでは音量より↑活用が主目的だったので一発録音時に、Guitarではトリオの海岸Liveで実施した。

後者時はBass用が双発100WなのにGuitar用は単発50Wだったのが発端だが、Guitarが「返し不要」となったご利益の方がより大きかった。
その時は海岸の駐車場でメインボーカルでもあって、ハモり付きの歌のモニタがより重要でさ。

1つのスピーカで複数のパートを扱うと混変調等で聴き取りが劣化するが、それを避けられるし歌わない時広範に自由に動いても聴こえ変動が少ないから絶好調だったよ。
尤も地方公演で普段は毎日飲んでる牛乳を丸一日以上飲まんで居たら、舞台設営途中でバテたなんて杜撰大王らしいエピソードが付いちゃった。

肉体的に万全じゃないのに↑になったのは、モニタの良好が一役買ってたのは間違いの無い処。
そんな体験もあっての不要PAご法度論で、けどそれには極力必須じゃ無い音源はそれ等だけでバランスさせられないと実現出来ない。

<つづく>

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