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2022年10月15日 (土)

音楽備忘録1156 バスドラペダルの真実➎

純粋に続きになるが幾ら音の為でも、少なくとも後発のが従前のとどっこいどっこいじゃ売れないもんね。
加えて他楽器でも良くあるのが録音とLiveでの使い分けとかで、ある程度以上のプロになると使用中より移送時とか設置時の破損等が最も恐い。

前回再出の俺言い「支柱開き」では「丁寧なボウヤ」程、本番中に動いてはと念入りに締めちゃいそう。
それがそんなのしか無い時代だったら個人的なコツ習得もし易いが、昔の日本みたいに希少で為替レートのせいで高額になってると手が届きやしない。

更には初心者でもやたら体格の良い人にとっては、ある程度腕が上がる迄は忽ちに変形したり壊れたりされたんじゃ不便で仕方無い。
ので程々の処迄だったら音や速度性能が多少落ちたって、ゾウが踏んでも壊れない的なのもあると良い。

のが恐らく1980年頃だろうと思うんだけど、初心忘れて不毛屈強競争に入っちゃったんだろうな。
それとたまたま歩いて数分の所へあのカノウプスが移転して来てバーチャル体験になったんだが、欧米ではSpeedkingはかつてあんなに売れたからねえ。

親戚・知人で昔演ってた人にお願いしたりすれば、昭和から平成にかけての日本国内でのフォークギターみたいにそこここに眠ってただろうから。
でも↑な事情差を全く無視した結果、日本等一部の地域でだけ足・脚テクニックの習得に難が出ちゃってんじゃないかな。

私感ではウチの従兄辺りが世代的にモロに犠牲になってる気がして、彼の常用ペダルの変遷にそれが現われてんだ。
最安セット付属品からスタートしてステップアップ1でいきなりRogers SWIV-O-MATICってのは仰天ものだったけど、ヒール一体可動タイプの方にしたのが敗因だったか。

その次にYAMAHA FP-702にして…ってお気付きでしたらその通り、ちゃっかり譲って貰ってそれっきり。
わ置いといてそれ以降俺からすると中途半端な国産品を色々渡り歩き、ずっと後になって折角スピキンを入手するも長年で付いた悪い癖(by俺だけ言い!?)のせいか習得が継続しない。

珍しく「by俺だけ言い」なんて遠慮した表現にしといたが、今の日本の状況だと体感するのが少々困難だからそうしただけ。
で俺本人としては大雨と日本晴れって位歴然とした差を喰らったんだが、しかしたまたま杜撰さが功を奏してそれ迄踏むのに殆ど頭を使って無かったからいい齢してクリア出来たんだろうさ。

のが従兄だと極最近迄はSlide奏法以外は彼の方が圧倒的に上手だったから、悪い意味で高度な所持技術の自動補正が働いて差が縮小しちゃってんじゃないかな。
強いて他の原因があるとしたら俺なりに染み着いてたClosed踏みを一旦チャラにした辺りで、これは俺FP常用時代末期に取組んだ。

細かい事を気にしなけりゃゴリ脚のお陰で押付け止めは苦にならなかったが、ずっと止めが強過ぎてローエンドが出せて無かったんだ。
只それも恐らくバネも弱くしてたからで、普通は強引にやろうとし過ぎると却ってバウンドしてアタック音が昔のTVのゴーストみたいに不要分身複数化しやがる。

本来は力任せじゃ無く柔軟性でバウンドを吸収すべき奏法だったんだが、杜撰大王の真骨頂か全然分かって無かって…。
だが怪我の功名かあまりに従前が「無脱力」😅だったお陰で、脱力とのコントラストが極大になって止めるを一旦放棄してみたら違いがとっても分かり易かったんだ。

この点幾ら力んでも足・脚が完全硬直しない体質だと落差が縮小するし、なまじ「固まる事が無い」だけに真の脱力状態の感触が把握し辛いのかも知れないね。
特にゴツイペダルでバネが一定以に上強いと、俺言い「完全Open踏み」を許さん限り真脱力の体感が難しそう。

<つづく>

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