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2022年10月16日 (日)

音楽備忘録1157 楽器Amp同士の組合せの話し⑩

この辺りでAmp出力とスピーカ組合せに依る音圧の纏め目安を記そうと思うが、劣化近年本邦では一段とこの件が希薄なのへオッサンは驚嘆と吠えとこう。
なんてかつて初心者の頃はちっとも分かって無かったんだから偉そうに言えないが、何時迄経っても平均認識がスキルアップせずそのままってのは一寸情け無さ過ぎじゃありませんか。

今殆どの人はスピーカだけじゃ絶対音は出ないと思ってる風で、確かに実用レベルではご名答だ。(当然乍らAmp内蔵のパワードタイプは除く)
だが本当にどう頑張っても絶対に出せないのは、増幅回路よりスピーカが無い場合なのだ。

恐らくとっくに伝説化してるであろう鉱石ラジオ、これは電池も電源も無くて機能してるんだ。
但し出力がおびただしく小さいんで、超高能率電音変換器たるクリスタルイヤホンってのでしか聞けない。

しかし考え方の優先順位としては大いに意義ありで、大昔だったらスピーカから先に選んで行かないと求めるだけの音圧は実現出来なかったんだ。
何せ低能率・低耐入力だったんで、でもそれが今では違うったって車ならタイヤに値する存在なんすよ。

にも拘らず後回しがちになるのは宅を筆頭に狭さの制約が厳しく、スピーカユニットは必要最低数が出発点だったりするからだろう。
だがそれにも考慮点があり耐入力の方は飛躍的に向上したが、能率の方はもうかなり長い間頭打ちに到達している。

それが現行スピーカの構造上の限界でもあるんで、必要な箇所には双発位迄は選択肢に入れといた方が良いだろう。
但し私的基準だとユニット口径がGuitar用で10inch以下、Bass用で12inch以下時限定とするのがお勧めだ。

これには必要再生帯域確保に纏わる能率の低下が関係してて、夫々上記より小さいとどう頑張っても能率100dBを超える物を中々作れないからだ。
仮に上記より大きいのが能率102dB・小さいのが99dBだったとすると、差が3dBあるので同一入力時に小さい方は実際出て来る音圧がなんと半分に減ってまう。

ので意図的に音圧を抑えたい等以外では、能率に3dB以上の差があったら数を増やす方が大抵はマシになる。
尤も悩ましいのは音色の都合で能率や耐入力を上げられない場合と、MarshallやAmpeg SVTみたいに「ユニット物量作戦で低音を稼いでる」タイプのだ。(当初は能率稼ぎが主だったかは今となっては鶏卵話し)

又俺みたいに並の音量で構わないが双発を単発にして同音圧を欲すると、現状では200W級の球のBass Headの選択肢が著しく僅少なのが難点だ。
本来は300Wも必要な場面は遥かに少なく、200であればスピーカユニット単発で並・双発にすれば倍増の方が遥かに使い手があるんだけどねえ。

単発にした時「双発の100W級」と同音量になって違いが分かり難くなるから、それを嫌がってこうなっちゃってんだろうか?。
何れにしても球Bassistには受難な時代になりやがって、全く困ったもんであるわいのワイと。

わ兎も角「世界基準で平均的な生Drumとバランスする音圧」は、スピーカユニットのトータル能率(単体含む)が100dB以上の場合その駆動出力はGuitarで50W・Bassは100Wが目安で御座居。
珍しく本格派さん向けにその計算式も挙げとくと出力音圧は、前者10log50/1≒117dB・後者10log100/1=120dBとなる。

↑で÷1って一見無駄そうな記述をしてるのは、能率測定の基準が稀に1W入力では無い事もあるからだ。
普通のスピーカとヘッドホンの境界域みたいな存在のトランスデューサだと実用時、ヘッドホン用の基準入力では小さ過ぎ・スピーカ用では大き過ぎて計算が大変になったりするから。

でⅡでDrumsetの平均音圧が大昔述の如くRock系では120dB程度で、尚且つ低い音程の程物理音量が大抵は大きくなる様に組まれている。(※人耳にはそれで丁度どんな音程のも同音量に聴こえる様になる)
と前回迄述の如く「音波の原理に従う」と、オクターヴ低い分Bassのは3dBつまり倍要る訳だ。

因みに又々面倒でスマンが(っても全く俺のせいじゃ無いからね)電圧では6dBで倍・半分なのが、電力では3dBになってるのでプチご注意。
但し下級国民(Bassist・我が国では…・嫌味自虐???)用のはローエンド忖度しなきゃなんないんで、Guitar用の高能率のと比べると凡そ3dB位ユニット自体で負けてんだ。😢

<つづく>

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