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2022年10月 2日 (日)

音楽備忘録1143 石のAmpディスり大会!?➋

例に依って逆説論法まっしぐらだが、体験した苦闘の内容へ話しを進めよう。
球信者ったって予算は無きに等しいし、関連部品の入手も厳しいのがある。

それでオールチューブの方が良さそうなのは分かってても、全部石よりマシだからってんでハイブリッドのでかなり長く実験を重ねててね。
実際回路の何処か1段だけでも球が入るとご機嫌なんで頑張ったんだが、楽器自体の音色や歪みへ石を関係させちゃうとどうも効果が半分以下になる様で。

その原因がハイインピーダンスを下げるのが不味いらしいのが最近分かったが、安価でコンパクトに自由に機能を追加するには石系の一択じゃないすか。
それで過去述手持ちの球の歪み系ストンプを、都合30年の長きに渡って弄り倒す事になっちゃって。

練りに練って各時点で今度こそこれで打ち止めと思っても、半年から数年経つと我慢出来ない部分が出て来たん。
俺の最も気にしてた部分のせいでそうなってたのはあるだろうが、やはり特徴の徹底度が足りないと誰にでも起こり得ると思うんだ。

個人的には電気楽器に石は合ってないとは思うがもしそれが好きだったとして、石の良さ「非曖昧」を尊守するには球は邪魔者でしかおまへん。
↑体験でも実感したが例えば周波数帯域やダイナミックレンジ等、球の方が石より狭い。

ので球主役・石脇役なら主役が変わらない分目立たないが、石主役だとより癖の強い球を脇役にすると石主観では悪影響を受け易くなるん。
又「リッチクリーンサウンド」(物理的にはとっくに歪み始めてるが音楽的聴感では歪みを感知しない)に於いて、歪みに依って生成された高調波をカットしてしまえばより感知し難くなる性質がある。

ので石のPoly ToneでもOld Style Jazz Toneだと欠点は目立ち難く済むが、高域は全く出せなくてもOK・歪ませる気なんて毛頭無いみたいな覚悟が必要だ。
この辺りの条件からもBassの方で一般的には容認が進んだ様だが、無響室並低残響の演奏会場なんて先ず無いのを失念してる人が多い様だ。

本当に演奏が上手な人のLine録りには一種独特の美しさがあり、それを最も気に入る人が居ても何も変じゃ無い。
だが大人数が同席可能な場所でそれを求めるとしたら、かつて稀に催されてた観客全員個別ヘッドホン鑑賞とかにしないと厳しい。

一方オーディオ的リニアさでは石に一歩譲る球のPreampでも、入念に設計された物を上手に使えると石と大差無いサウンドは得られる。
と斯様に音楽的にあらゆる使い方を想定すると、石の方が実用範囲が案外狭いのだ。

更に私的にもう1つとても気になるのは、道具の制限が表現の無意味な制限に繋がらないかって懸念でね。
何しろ人間様ってな中々気紛れに出来てるんで、先々どう心変わりするかしないか全く分からない。

他人と合奏する分はそうは行かないがプライベートの音楽観だったら、何時どう変わっても誰にも迷惑が掛からないのが特権みたいなもんだからね。
ので石で間に合うと分かってから活用するなら良いが、全く未定(つまり足りるか分からない
)の時に石しか使えない状況にするのは危険だと思うのよ。

私的困窮一例を提示しとくと、歪み以上に気を使わされるのが「高域の出し具合」。
特にGuitarでシャリシャリにしたい時、瞬間的にはこれ位欲しいにしといていざ演奏継続してくと耳が辛くなって来て耐えられなくなって来る。

仕方無く本来の望みより抑えて過刺激から開放されたは良いが、今度は太鼓にフルCrushとかされると完全に影に埋もれるとか…。
この点だけならコンプ等を適宣掛けてやればどうにか出来るが、そうすると今度は強弱が不足したりその反応の遅れが問題になったり…。

<つづく>

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