音楽備忘録1115 ネタ元③
前回好みのネタにありつくには(全くその様な表現を使って無いが😓)、こっちの要件をなるべくハッキリさせとくのが大事なんて呟いた。
これって演る人より寧ろ聴き専の人にこそ重要なんだけど、誰だって最初から絞り込みなんて出来ないから何処から手を付けてくかですわねえ。
知人や専門家からの紹介はあると百人力だが、非リアル交流の比率が高まった今は昔よりは期待薄になったと感じてん。
相手の仕草・表情・その他諸々達人になる程そんな部分から、その人の波長みたいなのを察したりする方が高確率になり易いからなんだ。
今だって例えばドルヲタ系とかにだったら頭にうさ耳付けてる方へ興味が強くなったりするけど、当節何しろ変化球全盛で容姿と内容がストレートにリンクしてるのが少数派になっちゃったかんねえ。
いきなり飛躍比喩にはなるが昔より格段に「画付きニュース」が増えたにも拘らず、劣化今本邦の大多数は壺洗脳に引っ掛かっちゃってたじゃん。
けど視点を一寸変えてみれば情報が増えた分、受け手側の取捨選択スキルが昔より要求されてたのは自明の理なんすよ。
実際俺みたいな昭和生まれの大雑把なオッサンにとって、一々wiki通いするのは面倒だけどさ。
心理的には雰囲気伝わりゃ一寸位情報に錯誤があったってって気分になるが、確かめたい際はネットが24時間使えるのって有り難い事なんだよね。
尤もwikiって必ずしも本職や専門家が書いちゃいないから、昔からあった現物メディアに比べると若干粗相が多目だっりゃするがね。
それでも関係者の談話に辿り着くのにも多少の利はあるし、特に古目の洋楽の場合は英語のページへ行くのが有効なケースが多い。
俺自身英語は決して得意じゃ無いけど、録音に参加した人等の面で本家ページの方が大抵は詳しいんだ。
そんでこの差は単に本国の人の方が拘りが強そうだからってんじゃなく、どんな人・目的でWikiを見るのが多いかの違いがある様な気がするんだ。
日本では好きな人だと本人のは割と全て知りたがる傾向がある様だが、あっちじゃ唯のファンはそこ迄スペックに関心は無さそうで。
それが分析目的となると豹変して結果の可否は個人の完全自由な代わり、何時・誰が・何処でどうみたいなのには途端にウルサクなるらしい。
或は昔から近くに本屋やレコード屋・レンタル屋が無いからとかそんな環境差からも来てるのかも知れないが、類例を辿りたくなった時にそれ等の情報量の差は大きいんだ。
体験的にはかつてはレコードの山中で暮らしてた聴き専親友からしか、大体同じメンバーが録音に参加してたとかの情報は得られなかった。
ジャケットにメンバーが印刷されてたから、そりゃ少量なら買わないでも立ち読みで覚えて帰るのも不可能じゃ無かったけどさ。
手元に無いと随時確認は出来ないし、影響が低いと思ってた人が後からキーマンだったと判明したりしても非対応になるじゃん。
っとここ迄のは好みのを深掘りする際のプチ知恵みたいなもんだが、自分らしい個性の醸成にも好きを最優先するのは自然な事だろう。
けれど既にある物を既にある形で使う限り、既存品の劣化版の域を脱するのは困難だ。
そこで次回は普段あまり興味の無い中から好みのを抽出するのへ言及するが、私的にはアイデアより音楽技術面でその効果は絶大と考えている。
つまり好みへの影響率が低い部分でなら、その分こっちの個性への悪影響の心配も少ないからね。
その手のも完全網羅しときたいなら時間と労力を惜しまず専門的に学んだ方が良いけれど、欲しいのだけピックアップするにはあまりに非効率だ。
<つづく>
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