音楽備忘録1139 石のAmpディスり大会!?➊
是迄も事ある毎はおろか何も無くても石を卑下して来たが、今回は「勘違いからの容認疑惑」を追及したるでぇ。
過去比では爆音環境が折角随分改善したってのに、今度は蚊の鳴く声歌手が大量発生しやがった。
と攻撃的になるのは自分の主義と違うからじゃ無く、無自覚でそうなってる人がやたらに多いからだ。
人耳耐入力に余裕がある程俺言い「過刺激音」への耐性が上がって難聴にはならないし、それ以上に精神的な負荷が軽減する。(※無論生態的限度は越せないが)
のを何処かのオッサンみたいに日常的にギリギリになるのが多かったら、果たして普段そうじゃない皆が耐えられるのかが第1の疑問だ。
過去述だが特に単体では無くアンサンブル全体でそうなってる場合が重要で、自分が担当してない他パートの全ての音色迄100%満足出来るとしたらナルシスワンマンBandのリーダー位じゃないのかな。
等と云ったしがらみみたいなのだってあるんで、望みより誰かが刺激的な調整をしてても耳と精神の安全が保障されてるに越した事ぁ無いと思うのよ。
人次第で耐性限界に差もあるからどれ位痛感して貰えるか不明だけど、限界域未体験のまま石平気なんて表明すると将来訂正しなきゃなんなくなるかもよっと。
第2の疑惑はサンプルソースがかなり古いのほぼ限定となるが、電気楽器から完成音源に至る途中にホントに球が一切関与して無かったかどうかだ。
世間で石が主流化し出しても伝統ある録音スタジオ等では完全移行はかなり遅く、入念な作り込みの必要な機器は実用に供せる迄にはより時間が掛かるからねえ。
現代であれば球を避けるのは確実に行ける様になったが、是又過去述FM東京の管球式送信機みたいに特殊用途になると昔程選択肢がかなり限られてたんだ。
なのでお世話になった記憶が無くても良く調べ直したら、ありゃこんな処でってのが頻繁にあり得るのだ。
又近年実態しか知らない人にも最も分かり易いのっつうと、骨董Neumannを筆頭に球コンデンサMicの存在がある。
これ等は球ヲタだからでは無く唯性能が良い・音が良い・扱い易い等、別の理由で選択してるケースも多い。(ここでの扱い易さとは収音対象を選ばんとか音源との距離が自在って意味)
ほんならある程度以降のなら安心かってぇと、今度はEffector(特にストンプ)常用でそれの中に球が入ってたりする。
となると球アレルギーの人でも無い限り「排除し切って無い」場合も少なくなく、純粋な石の音にありつける率は案外低かったりしてるんだ。
第3はメジャー系音楽誌の釣り記事を盲信しなきゃ昔より調べ易くなった感もあるが、製造中止・販売僅少化した機材は表に出て来難い点だ。
再三の過去述重複でスマンが人前と裏ではプロだと違う機材を常用する人の方が多く、↑の様な事情から持ち出しリスクが高過ぎてそう出来ないなんてのも。
そんなだと記事にしても先ず誰も買えないから、唯の意地悪になるから掲載しなかった。
とか、人に依っちゃポジション死守の為に機密扱いにしてるかも。
尚且つその憧れ対象が前群に記した球アレルギーでも無かったら、入らないのも平気だか混じっても全く気にしなければ一々触れてないかも知れない。
と云う訳で毎度の殴ってから撫でる式みたいになってるが、現行の認識に現実との隔たりのある方が多いと思うのよ。
自称球絶対教教祖の俺でもここ迄拘る様になったのは比較的近年になってからで、石にだってそれなりの期待を抱いて散々自作も含め苦闘して割に合わないのを思い知ってからなんだ。
石の方なら体験機会が豊富なんでそんなに時間は要らないだろうが、ウッカリ玉石混交ならぬ球石混交のを石だけのと信じ込んじゃうと後で修正するのは意外と大変なのよ。
<つづく>
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