音楽備忘録1084 音質の硬い柔らかいの真実⓭
見方次第では危険領域とも思われるが、臆せず次はDrumのブランドに絞って語っちまおう。
現時点で最も危惧されるのは、かつては柔らかい方の旗手!?だったPearlだ。
未だ現物に一切接せずに論じるのは如何にも杜撰だが、TAMAを許容出来る従兄が絶望してるんだから只事では無い様だ。
俺基準では前出の一般向けYAMAHAと共にTAMAも硬過ぎでアウト判定だが、確かに悪環境下での音の通りは昔のツルツル丸々Pearl等より演者側としてはかなり良い印象だった。
だがそれとて一方向からだけの考察と思われ、何故多くの皆は他楽器の硬過ぎが主犯かどうか考えもしないのには正直呆れてたんだ。
従兄のTAMA好きは個人の自由だが、どうして許せるかにはずっと疑問を持っててね。
彼は俺よりたった8ヶ月でも年寄りだから微妙だが、聴き取れる高域限界周波数が結構俺より低いのと関係アリと踏んでてさ。
杜撰野郎の従兄な位だから!?彼も中々変人な処があって、太鼓叩く時ゃかなりウルサいのにそれ以外は静寂を愛しててね。
だから爆音に対する蓄積疲労は俺より少ない筈で、本人はLivehouse経営時代にかなり疲弊させてしまったとは言ってるがね。
実際概述の如く同じ人でも爆音許容限度ってな随時変動してるもんなんで、辛く感じてるのに下げられなかったりするとダメージはとても大きくなる。
んがぁ正しく!?そんなので懲りてるなら幾ら予算事情等があるにせよ、未だに彼所持の石のエレキAmpの硬過ぎ君達が許せるってのは俺にしてみりゃ妙な了見だ。
私的にはここに捻れ現象!?の原因があったと考えてるが、それは硬過ぎ君の普段使い時の音量だ。
休養君や俺が押し駆けない際は恐らく本番並み爆音迄上げてなく、良心的解釈をすれば再生音量が自由になる電気楽器の特徴を生かして平和と健康を守っていたとも看做せる。
それに対し俺の方と言えば独りBandごっこ時以外でも、GuitarはAmp歪ませだから所望歪みが同程度なら音量は常に全く変えられない。
本人意識では↑に特に準じたつもりは無いが、演奏内容以上に音色も気にする際は極力本番同様でやる癖が自然と付いちまってるらしい。
実行時音量が異なるとしたら防音室外での打込みのみ位で、それすら人力音源無添加で完成させるとしたら中へ入って爆音モニタリングを必ずするだろう。
ってな事って半分は愚痴かも知れないが、本人に悪意無くそれなりに注意を払っててもこう云うのは失念し易いと思うんだ。
俺の周囲じゃあまりにも狭い世界だが、もう少し視野を広げてみるとある共通性があるらしくてさ。
メインが生楽器で電気・電子楽器を時々だけ演る人には同じ傾向があるみたいで、生の時ゃ眼前の俺をからかってるのかこっちがしかめっ面になっててもガンガンフルに演って下さる。
のに電気・電子になった途端に普段の何分の一にも小さ~ぁくしちゃって、俺が幾ら何でもそれじゃ小さ過ぎるんじゃってもアッサリ却下されちゃって…。
どうやら「生楽器の爆音にだけ慣れ過ぎ」てるのが、本件での問題の根底にあるんだろう。
だからこそ俺としては生楽器の硬過ぎ君程危ない奴は居ないと感じてて、当然だが生楽器にはボリウムツマミの目盛やレベルメータみたいな可視化装置も一切非搭載だ。
知る範囲で難聴になった人の原因はインナーイヤーやスピーカが筆頭ではあるが、楽器原因の場合電気・電子のより金管系の人の方が俺周辺では実際多い。
まあ今の時代だとどんな楽器をやってても、その為に普段聴くのにイン君スピ君のお世話になるのが多いから微妙かも知れんがね。
<つづく>
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