音楽備忘録1054 Rockでのポピュラリティとオリジナリティの問題⑦
遅まき乍ら本件でのプロデューサ・ディレクタ重要性の概念みたいなのから先へ進めて、見つからない・雇えない・自身には適性が無かった場合の方法へ。
その前提として私的には「どうせ居ないんだから知らんわ・いいや」、は取敢えず無しにして頂きたい。
一応現行のは欧米由来のでそれの日本語称では、夫々製作者とか監督みたいなのになっている。
がこれがポピュラー系小規模の現代のにはマッチして無く、最も大袈裟にならお目付け役だが小袈裟にだったら留守番役って位に軽く捉えても良いと思ってんだ。
例えば空き巣対策としては屈強なガードマンや警官等がベストだろうが、完全に誰も居ないのと犬猫でも子供でも誰か居るのとではやはり同じじゃない。
強盗には無力でも絶対バレずにコッソリ働きたいのには大いに有効で、プロ中のプロの空き巣は長く安定して稼業を続ける為にはどんな僅かななリスクだって嫌う。
ここらしい屁理屈にはなるが無茶する奴ってな大抵は継続性が無いが、地味に地道にってのはしつこくしぶといからね。
もし日に500円玉1個づつでも、それが毎日何十年も盗られ続けりゃ最終的には大変な額になるさね。
だからこそ小さなコンビニが止まない万引きで潰れたりもしてる訳で、幾ら自己満で結構ったって全く他人に理解出来ない様なのになっちまったらもう表現じゃ無くなるずら。
自己満のみっても自分以外に世界でたった1人でも分かってくれなきゃ、そもそも作者の満足ってのが誰にも分からない。
んで承認要求全盛の今劣化本邦では作品自体を最大公約数にと舵を切ってるが、それだと他に激似類似品がテンコ盛りだから一体誰のかすら分かんなくなってんだ。
せやからもし「売れなさそうなタイプ」(俺か?)だったら残念ではあるが、かと言って↑みたいにして売れても同系統の中で最もイケメンの奴のと勘違いされて一時売れるだけだったりしてな。
ほいじゃ売れなさそうなら唯指を咥えて我慢かったらそうじゃ無く、作品自体では無くその周囲の部分の改良で僅かでも買って頂くってのが正しい道なのでありんす。
その一部がMixingやMasteringであり、非固定の曲中の構成とかで御座居。
作曲者が歌や演奏Soloパートと兼務ならそんなに登場しないが、体験的にもチーム創作の場合他人の担当部へはあまり口出ししたくないのが日本的人情でね。
例えば歌に悪影響が無きゃSoloはご自由にとかってなって、けれどお客さんは最初は飽く迄一塊として全体を聴くっしょ。
それが制作側は一応気に入ってそのメンツで演ってるから平気でも、お客さんが全員を最初から気に入ってくれる事はかなり少ない訳ですよ。
そうして分業率が高い際最終的には全員で可否判定するんだけど、普通にそのままやっちゃうとそれって専門家不在のまま進めちゃってるんだよね。
責任の所在の曖昧さは運が悪きゃ揉め事の種になるし、そうでなくても近年本邦劣化政治みたいにたらい回しの挙句未解決に終始って…。
そうなると最早空中分解をそれこそ唯指咥えて待つ状況に陥り、労力分の成果獲得すら怪しくなっちまう。
手前味噌では中坊の頃が全員中二病全開でそんなだったが、たまたま俺と従兄が録音ヲタだったから辛うじて黒記録が残っただけでも他所様よりゃまだマシだった!?。
もし何も残さなかったらお前ホントに昔Bandで曲作ってたのかよってなもんで…、あっ隠蔽したい人の方がたまたま
多いからあまり問題視されてないのかな?。
<つづく>
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