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2022年7月22日 (金)

音楽備忘録1071 お気楽に電気楽器を楽しむ方法➏

幾ら最安を狙ってもモノホンとなればそう甘くないが、今の日本で最も問題になるのはやはり音の大きさだろう。
約3割は独断偏見残りの7割は原典尊守で、電気楽器≒真空管増幅と敢えてここでは定義しますで。

真空管隆盛期迄のスピーカって音響性能が同等なので比較すると、汎用のではやっぱ近年のより低能率のが多かった。
のもあって今自室で昼間なら許される程度になってくれる、この件に都合の良い小出力管がそもそも作られた事が無いんだ。

なので常識的な電気楽器増幅回路を組もうとすれば、十中八九余分な音量のが出来上がっちまう。
尤もスピーカの能率に関し電気楽器用のはかなり特殊で、現代汎用のみたいな広帯域再生が不要な為どんな廉価版でも結構能率が良い。

のでオラぁ石でも構わんと言った処で、普通の音質と反応のとなると結局音量オーバーになるのが殆どだ。
歴の長さ&奏者・技師兼業の体験から苦言めいて念押ししとくが、Guitarで25cm・Bassで30cm以下のスピーカは前回迄に記したみたいな大妥協の大昔版とお考え頂きたく候。

一般電気性能面からならもっと小音量用の小さい楽器用も作れなか無いが、反応差が埋められないのとBassみたいに低音が欲しいとまだまだ厳しい。
となると結構になる開発費の回収が見込めないんで、私的にゃ微かな期待はしてるが難しいでせうな。

そこでミニマム超簡易遮音箱なんてのを作るのがお勧めではあるが、大工仕事が得意じゃないとそりゃ無理だわね。
そこでⅡで足りない口径のスピーカで誤魔化す方法としては、やたらに耳の近くで鳴らせる様にするってのが可能性としては最上だ。

杜撰大王ですから楽器用で試した事ぁ御座居ませんが、大昔自前計算や測定が不可だった頃スピーカユニット自体が出せる低域を調べるのにそんな風に試した経験はあるんだ。
昔の一般用スピーカの多くはユニットの性能限界より小さい箱に入れてるのが多くて、そうしないと実用に支障する巨大な箱になっちゃったからでさ。

ので敢えて非効率場所喰いを容認するなら、元のより数倍の箱に入れてやると低域が伸びたんだ。
と言っても元が出せて無きゃ無駄なんで、頑張ればどれ位になりそうかを「On耳」にして簡易調査してたん。

当時既にMicのも含め所謂「近接効果」を偶然気付いてたんで、今からしたら99%はアホだけどそんなんしとったん。
尤もⅡでかなり非力なスピーカだったから可能だったもので、立派なPAのなんかだったら耳即死ですから。

のでⅡでこの魔が使えるのは歪ませない音色限定で、しかし全く歪ませないのって実は電気楽器にはアブノーマルで不自然に近い状態でもある。
ならばとパワーアッテネータ等をAmpとスピーカ間に挟めばってのも、やはり反応の仕方にどうしても差が出るんで△になっちまう。

けれど将来的に音の出せる環境獲得を追及し続けるなら、それ迄の臨時対策としてならアリだと思うんだ。
理想は本番音量での耳音色的には無歪みでも各部全部で電気的には飽和(歪み)し始めてる位のが良いが、「Ampの動作状態が↑と同等」であるのがポイントとしては欠かせない処。

のでⅢで上記ポイント部分に特化させると、最大出力は10Wに満たなくても近似な反応は得られる。
でその際の最大音圧ならDrumsetの様な爆音にはならないんで、生PianoやVocal用程度の遮音性能で足りるんだ。

因みにメタル等爆音系ジャンルの人は少し可哀想になるが、本番音量って元々は今標準の100Wクラスのばっかじゃないんでっせ。
Rock系でもその原始時代にはMic(PA)があったのはLead Vocalだけで、Chorusすらも完全背景で良きゃNo Micだったんだから。

体験その他からDrumとの合奏可能基準に最適なのがVOX AC30で、これ自体は複数スピーカと特に高能率の青いのとかだと正規遮音が必要になっちゃうけどね。
Amp出力としてはGuitar・鍵盤系なら、30W程度もあればマトモな音色と反応が得られる証にはなっとるぞ。

<つづく>

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